命の手紙 55(皇紀弐千六百七十七年九月二十九日 弐)

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 今年九十歳の親父が、私に必死に手紙を送ってきます。自分の人生をどこかに遺したいのですね。書き綴っていきます。

☐宝徳 卓の思い出 つづき
 治も中卒で試験を受けた。試験の日、総務課長が職場に来て「宝徳さん合格」を言って治の合格を知らせてくださった。宝徳治の入社試験合格をみんなが喜んでくれた。この総務課長も朝鮮からの引揚者だ。

 治は就職後も我が家の一員として残ったが、父親の顔を知らない(0歳で離別)はどうしても精神的に弱い性格がみられる。

 葉や親の背中に負ぶさって北朝鮮を脱出したときの、残留孤児の話になると「よく連れて帰ってきてくれた」と、今でも泣く。

 本稿では卓のについてのはなしを進める。つづく

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このページは、宝徳 健が2017年9月29日 08:20に書いたブログ記事です。

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