どの本よりわかりやすい南総里見八犬伝 再55(皇紀弐千六百七十七年九月二十九日 參)

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 旅籠屋の主人が怪しまれて村長に呼び出されたところまででした。


義:犬川荘助(いぬかわそうすけ) 大塚村で蟇六・亀篠夫婦に雇われていた額蔵


忠:犬山道節(いぬやまどうせつ) 浜路の兄。不思議な行者。
信:犬飼現八(いぬかいげんぱち) 大塚村の信乃の隣に住んでいた糠助の子供。古河で、信乃と対決して一緒に行徳に流れていった。
孝:犬塚信乃(いぬづかしの) 大塚村の番作の子供 浜路の許婚
悌:犬田小文吾(いぬたのこぶんご) 行徳の旅籠屋の息子
 旅籠屋の主人が村長のところに行くと、古河から派遣された侍に捕えられてしまいました。でも、その侍は、古河城での信乃の豪遊ぶりを見ていますから、自らが旅籠に踏み込んで信乃を捕える気持ちにはなりません。

 侍は旅籠屋の主人を捕まえたまま、旅籠屋にいる小文吾に言いました。

「信乃の首を持参したら、親の身柄を返してやろう。ただし、信乃を殺すには寝首をかくに限るぞ」

 小文吾は途方にくれました。信乃は高熱にうなされています。そこへ宿の常連客である修験者が帰ってきました。

 また、房八という男に嫁いだ、妹ぬいが子供を連れて帰ってきたではありませんか。そればかりか、姑さんも一緒に帰ってきました。

 はてさて、どのような展開になるのでしょうか。つづく。

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このページは、宝徳 健が2017年9月29日 08:26に書いたブログ記事です。

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