本の紹介(皇紀弐千六百七十七年十月三日 六)

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 寝不足つていいですね。仕事して、合間に本を讀んで。それにしても素晴らしい本が上梓されてゐます。


 塩野七生さんの本はずいぶん讀みました。ローマ人の物語は面白かったなあ。西歐の出発点。ギリシャ人の物語はまだ讀んでゐません。フリードリッヒ二世も面白かった。

 古代ローマ帝國からキリスト教 いえ、カトリック教會主義が蔓延し、歐州は暗黑の時代を迎へます。キリスト教 いえ、カトリック教會主義の教へが、すばらしいものならば、なぜ、歐州は何百年も人々を不幸のどん底に陥れたので背うか。「歴史を經ることで人間は進歩すると思つてゐない。それどころか、しばしば大幅に退歩してしまひ、そのあとで再び前進を再開するのが人間の歴史だと思つてゐる」(塩野七生)。暗黑の歐州の場合、それが「ルネサンス(再生)」でした。

 現代日本人に警鐘を鳴らす この本  必読です。


敗走千里
 眞想箱といふGHQの「日本人に對する敗戰前の日本はすべて惡かつた」を植ゑ付ける政策がありました。そのことが書かれた本は知つてゐましたが、この敗走千里は知りませんでした。ああ、知らないことばかり。歴史を取り戻さないと、國は維持できません。ドキドキしながら讀めます。この本を讀めば、南京大虐殺などの事實など微塵もありませんし、我が國が侵略戰爭をしたなどといふコントも吹き飛びます。


 枝野が立憲民主党・・・・。笑はせますね。

 ほとんどの政治家もメディアも學者も本當の「立憲主義」「憲政の常道」がまつたくわかつてゐません。憲法を「國をしばるもの」といふコントのやうなことを云ひます。せいぜい「政府をしばるもの」でせう。

 それに、彼らが云ふ憲法は「憲法条文」です。憲法条文主義なのです。だから、あんなくだらない憲法改正論議が起きます。憲法とは、國の體室です。文化・文明・傳統です。我が國で云へば「シラス」といふ國體です。条文が書いてある本は、「憲法」ではなく、「憲法典」です。何もわかってゐない。

 みなさん、かしこい國民になりませう。正しいことを學習しませう。もうそろそろ目を覺ましませう。

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このページは、宝徳 健が2017年10月 3日 08:09に書いたブログ記事です。

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