命の手紙 57(皇紀弐千六百七十七年十月四日 參)

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☐宝徳 卓の思い出 つづき
 会社の行事で伊豆に行ったとき、地引網を引いた。ウマヅラ(馬面)カワハギという魚が多く獲れ、魚は卓が料理を引き受けていた。金銭(経済)的に苦しかった幼いころ、舟を漕ぐ、魚を獲るなど「海」での収穫を身につけていた卓はたいしたものだ。

 後年は三菱原子燃料輸送(株)に転社したが、学歴がないので辛かっただろう。ここで定年を迎えた。

 長男は日本原子力研究開発機構に就職して原子力の先進国フランスに留学。特許を取るまでになった。つづく

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このページは、宝徳 健が2017年10月 3日 20:13に書いたブログ記事です。

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