どの本よりわかりやすい南総里見八犬伝 再63(皇紀弐千六百七十七年十月二十九日 弐)

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 額蔵が刑場に引きずり出され磔台にかけられたところまででした。

仁:犬江親兵衛(いぬえしんべえ) 犬田小文吾の妹ぬいの子供
義:犬川荘助(いぬかわそうすけ) 大塚村で蟇六・亀篠夫婦に雇われていた額蔵


忠:犬山道節(いぬやまどうせつ) 浜路の兄。不思議な行者。
信:犬飼現八(いぬかいげんぱち) 大塚村の信乃の隣に住んでいた糠助の子供。古河で、信乃と対決して一緒に行徳に流れていった。
孝:犬塚信乃(いぬづかしの) 大塚村の番作の子供 浜路の許婚
悌:犬田小文吾(いぬたのこぶんご) 行徳の旅籠屋の息子
 役人が今まさに額蔵を突き刺そうとしたそのときです、右左から飛び出る犬士。犬塚信乃と犬飼現八。この二人の強さは、読者の皆様がご存知の通りです。兵隊達をばっさばっさとなぎ倒しています。

 そこにまた、「犬田小文吾ここにあり」と、今度は小文吾が突入してきます。三人は額蔵を救い出し、額蔵に兵隊から奪った刀を渡します。よかったよかった。

 と思うのもつかの間。三十人ほどの兵隊が新たに襲ってきます。どうにかそこを脱け出すと、今度は百人以上の一隊が襲ってきます。

 あ~、もうだめだ~。ここで三人は死ぬのか。って、死ぬはずはありませんよね。主人公は死なない。では、どうなるのか。次回のお楽しみ。つづく。

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このページは、宝徳 健が2017年10月29日 08:52に書いたブログ記事です。

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