乃東生(皇紀弐千六百七十七年十二月二十四日 參)

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 昨日から、二十四節氣 冬至です。柚子油につかり、南瓜は食されたでせうか? 私? しなかつた(涙)。 七十二候は 冬至 初候 「乃東生」です。「なつかれぐさしょうず」です。なつかれぐさはあまりなじみがありませんね。

乃東生(なつかれくさしょうず)イメージ

 こんなやつです(二十四節氣と七十二候 暦生活より)。別名うつぼ草です。
 子供の頃、この時期になるとワクワクしてゐました。クリスマスイブ? も、そうでしたね。あなたのサンタクロースの夢を壊したのは誰ですか(笑)? 私は、二つ上の姉です。何歳の時だつたか忘れましたが、姉が「健ちゃん、サンタクロースなんかおらんのよ。プレゼントはお父さんとお母さんがおいているの」と教へてくれました。いらんこと教へるなよ~。

 暮れのあわただしさも好きでした。昔は、正月には、店が全部閉まるので、數日間の食物を確保しなければなりません。今と違つて、賈つてくりこともままなりません。自分の家で、御節は作ってゐました。

 私の役割は、黑豆の見張り番と、栗きんとんの裏ごしでした。

 正月は、普段忙しい父も家にゐます。家族全員で祝ふ正月。独楽囘し、凧揚げ(これは私はうまかった)、羽子板、すごろく、福笑ひ・・・・。今の子供がやらないことばかりですね。もちろん、お年玉も樂しみでした。

 エアコンなんかなかったから(もちろん石油ストーブも。石油ストーブが我が家に來たのはかなり後です)、もつと寒かつたんですよね。人の心の温かさが寒さをやわらげていたのかしら。

祖母がいて 父母がいて 姉妹が みんなが揃ふ 暖かい時

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このページは、宝徳 健が2017年12月24日 07:15に書いたブログ記事です。

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