妻への手紙(皇紀弐千六百七十七年十二月二十五日 七)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 考へたことを書き留めておかないと忘れる性質(たち)なので。來年最も困難なルーティンだと思ひます。「私は毎日、妻へ手紙を書きます」。續かないかもしれません。續いても實施率がものすごく低いかも(笑)。

 繰り返し書きますが、今囘の事故で私は、今後二十年の仕事人生と三十年の人生をすべて見直す必要性を痛感しました。そのためには仕事習慣と生活習慣を、今の年齢に合つたものに變へてゐく必要があります。ルーティンをきちんとこなす必要があります。

 退院後、家とIKさんの會社を中心に仕事と生活を切り替へてゐる最中です。

 その時、とても重要なのがかみさんの存在です。若い時のやうに惚れた腫れたではありません。今後、どちらかが相手を看取る時が來て、そのために相手をどれだけ尊重できるかが強く求められます。そのために、手紙を毎日書こうと決めたのですが、私は、これまでかみさんを大切にしてきませんでした。もし、私が死んで、彼女が喪主になり、私のことを話したら、このままなら、何を話されるか・・・・・・・・(涙)と(笑)。ぞっとします。三十年以上も一緒にいて、そんなことしか私は出來てゐません。

 だから、いざ、書こうとすると何を書いてよいか全くわかりません。だから、日々、かみさんが、私にしてくれたことを書き留める、メモS(と名付けました)を創つて、手帳と一緒に常に持ち歩くことにしました。

 昨日、紹介した「妻に捧げた1778話」と云ふ本で、著者の眉村さんが、話を書くときに決めたルールがあります。

①長いものを書かない
②エッセイにはしない。必ずお話にする
③内輪のお話にしない。一遍一遍、商業誌に載つてもおかしくないレベルを保持する。

 私は、作家ではないからそのまま眞似はできません。私のルールです。

①長いものは書かない。ハガキ一枚だけにする。そして複寫ハガキの控えに書き跡に遺す。
②愚痴や文句は云はない。どんなにひどい喧嘩をしても感謝の言葉とする。
③抽象的なことは書かない。日々、私のためにやつてくれたことを具体的に表現する。

 よし、これで行こう。さあ、來年の今頃は、ブログでなんて書いてゐるでせう(笑)。みなさんにお詫びしてゐるのか・・・・・。でも、實施率は別として、出來てゐるイメージがあるんですよね(笑)。

うっへ~ 全世界にスゴイ約束をしてしまつた

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/7319

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2017年12月25日 04:47に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「友情(皇紀弐千六百七十七年十二月二十五日 六)」です。

次のブログ記事は「すごい熱刺激(皇紀弐千六百七十七年十二月二十五日 八)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。