鶏始乳(皇紀弐千六百七十八年一月三十日)

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 今日から、七十二候 大寒 末候 鶏始乳です。「にわとりはじめてとわにつく」と讀みます。

 この候の最後の日が節分となります(今年は)。

 鶏が春の氣を感じ、たまごを産み始める頃です。自然な状態の鶏は、日照時間が長くなるにつれ、産卵率が上がっていくため、春から夏にかけてたくさん卵を産みます。

 サラリーマン時代ある縣の經濟連(縣經濟農業協同組合連合會)を担當したことがありました。
 いろいろと視察に行きました。

 ブロイラーの「工場」にも行きました。びっくりしました。まさに工場。ひろーーーーい、倉庫のような建物に鶏がびっしりと詰め込まれてゐます。そこに天井から抗生物質入りの餌がまかれます。

 氣持ち惡くてしばらく鶏肉が食べられませんでした。

 さういへば、學生時代に「博多名物 水炊きばつくっちゃろう」と、友達の下宿で作り始めました。母がやっているのを思ひ出して。何分手羽先を煮ても出汁がでません。友達から馬鹿にされました。

 家に歸つて母にそのことを言ったら「ブロイラーだからね~」と云ひました。その時、初めてブロイラーと云ふ名前を知りました。

 白い烏賊。ブロイラーと云ふ名の鶏。東京が信じられなくなりました(笑)。

 今は、鶏肉がうまくなりましたね~。

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このページは、宝徳 健が2018年1月30日 10:21に書いたブログ記事です。

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