命の手紙 82(皇紀弐千六百七十八年三月六日)

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 今年、九十一歳になる父が私たちに書き遺してゐる手紙を、私もここで遺しておきます。
□海軍四方山話(よもやまばなし)
 ボクは中学4年のとき海軍甲種飛行豫科練習生(予科練または甲飛)を志願して、身体検査(合格甲の下(げ))・学科試験(英・数・理・国)を受けて合格し、5年生の昭和19年6月1日、愛媛県の松山海軍航空隊に入隊した。豫科練は次のように区分されていた。

◆甲種‐中学4年1学期終了程度の学力がある者が受験した
◆乙種‐高等小学校卒業程度の学力のある者のなかから特に優秀と認められた者を選抜した
◆丙種‐下士官の中から選抜した

に分けられた。  つづく

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このページは、宝徳 健が2018年3月 6日 03:20に書いたブログ記事です。

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