蚕起食桑(皇紀弐千六百七十八年五月廿日 參)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 今日から、二十四節氣は「小満 しょうまん」です。

 あらゆる生命が満ち満ちていく頃です。太陽の光を浴びて生物がすくすく育つ時期です。
 
 そして、七十二候は、小満 初候 蚕起食桑です。「かいこおきてくわをはむ」と讀みます。

 蚕もこの時期にたくさん桑と食べて成長します。

 私たちの子供の頃は、まだ、小學校の理科の時間に蚕から繭をつくるものがありました。桑畑から、桑の葉と蚕をとってきて、家で飼ふのです。
 蛾になるときは氣持ちが惡るかったのですが、蚕はかはいかつたし、繭は美しかつたなあ。
繭 写真 に対する画像結果

 最近、「ヤバイ」と云ふ言葉をよく聞きます。「先生、これヤバイっすよ」と.最初「えっ、どげんしたと?心配や!」と思ったのですが、なんと「ヤバイ」とは、「最高」といふ意味だそうな。まあ、こんな言葉の變化は面白い。

 さう云ふ意味で、もし、昔もかういふことばがあったら、繭が美しくできた時は、「ヤバイ」となるのでせう(笑)。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/7614

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2018年5月20日 07:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「つれづれなるままに(皇紀弐千六百七十八年五月廿日 弐)」です。

次のブログ記事は「どの本よりわかりやすい南総里見八犬伝 再101(皇紀弐千六百七十八年五月廿日 四)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。