どの本よりわかりやすい南総里見八犬伝 最終囘(皇紀弐千六百七十八年六月四日 五)

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 いよいよ最終回です。いや~、長かったですね。途中で、わけがわからなくなった人もたくさんいると思います。でも、この膨大な八犬伝を、これだけ短くした功績は認めてください(笑)。

 何はともあれ最終回(20100524)。

仁:犬江親兵衛(いぬえしんべえ) 現八の妹ぬいの子供。一度 大鷲にさらわれた
義:犬川荘助(いぬかわそうすけ) 大塚村で蟇六・亀篠夫婦に雇 われていた額蔵
礼:犬村大角(いぬむらだいかく) 現八と出会った、妖怪に騙され ていた人
智::犬坂毛野(いぬさかけの) 小文吾が軟禁されているときに助けた女に化けていた犬士
忠: 犬山道節(いぬやまどうせつ) 浜路の兄。不思議な行者。
信:犬飼現八(いぬかいげんぱち) 大塚村の信乃の隣に住んでいた糠助の子供。古河で、 信乃と対決して一緒に行徳に流れていった。
孝:犬塚信乃(いぬづかしの) 大塚村の番作の子供 浜路の許婚
悌:犬田小文吾(いぬたのこぶんご) 行徳の旅籠屋の息子
 館山の乱を鎮めた、犬江親兵衛は、その後結城に向かいます。

 というのは、ヽ大法師以下、七犬士が、結城の合戦で亡くなった里見家の関係者の弔いをやっているときに、結城家の一部の悪徳勢力が、その一行を襲ったからでした。大軍に襲われ、ヽ大法師も命を落としそうになりますが、八犬しが勢ぞろいしたところで、威力倍増!一気に片付けてしまいます。

 その日、ヽ大法師と八犬士は、古いお寺に泊まりますが、そこに、結城家の家老が来て、陳謝し、ここに里見家と結城家は旧交を回復しました。

 そして、そして、初めて八犬士が勢ぞろいしたのです。

 その後、八犬士は、安房の滝田というところに行きます。ここは、何にもないところですが、昔の城下町の面影が残って、とってもよいところです。営業で疲れたとき、よく、滝田で休憩したことを思い出します。

 滝田の城で、里見義実(よしざね)に見参してました。伏姫の霊もやっと成仏できました。ところで、浜路はどうしたんだろう??? まあいいや。

 八犬士の勢ぞろいで、南総里見八犬伝は、ほぼ終わります。この後、それぞれの犬士が大活躍する物語はありますが、これは付録として、おいておきましょう。

 みなさん、長い間のご愛読 感謝合掌。

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このページは、宝徳 健が2018年6月 3日 16:22に書いたブログ記事です。

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