Tennis Diary この本に自己の発掘をせよ 3(皇紀弐千六百七十八年六月七日 弐)

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 えっと、どこからだつけ? そうだ、秦と私の確執ですね。秦は英語の先生でした。だけど、英語はさっぱり。でも、そんなことはどうでもいいのです。

 當時は「スト權スト」と云ふ譯の分からないことを日教組がやつてゐました。教師のサラリーマン(といつてはサラリーマンに失礼ですが)化の始まりです。スト權を持たない公務員にストを認めろといふおよそ國家破壊的なことをやつてゐました。授業をボイコットするのですよ(笑)。お前らはビーバップハイスクールの逆バージョンかい。

 背広に「ストを認めろ」と云ふワッペンを貼ってゐました。襷も書けてゐました。

 なので、私も学生服いっぱいに、クリス・エバート、ジミー・コナーズ、ジョン・ニューカム、ロッド・レーバー、ケン・ローズウォールなどのワッペンを貼って登校しました。すると、秦が、

「寳德、きさん、なんばしよつとか!学生服のワッペンばとれ!」
私「授業をしない先生に云はれたくありません。先生かてワッペンば貼っとるやなかですか。先生がワッペンとつたらとりますばい。先生は生徒の鏡ですばい」
「きさん、なんばいいよつとか。おぼえとけ」

と、およそチンピラが逃げていくときの捨て台詞を吐きました。

さあ、秦との戰ひの始まりです。氣にくはなかつたんでせうね~(笑)。

 私は成績は惡くありませんでした。秦の英語など常に90點以上とつてゐました。

 どんな中學生? 次囘のお樂しみ(笑)。

さてと、おまけのような日誌を書きます。

7/14
 ひさしぶりのテニス。雨、試験などで思うようにできなかった。サービス、ストローク、どれを見てもまだまだ子供だ。みんなとは違う自分のテニスを見つけたいが、基本がまだできていないのでだめだ。ああ、あせる。

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このページは、宝徳 健が2018年6月 6日 22:04に書いたブログ記事です。

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