命の手紙 111(皇紀弐千六百七十八年七月二十八日)

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 ブログ完全復活します。今月はきつかったなあ。

 さて、六十二歳の時の親父の活躍を樂しみます。普通、定年後の再就職でここまでやらないですよね(笑)。

 父が再就職して1年経過の1月、不況のあおりを受けて工事実績が半分になりました。
 大手ゼネコンの下請け的存在の当社は不景気の波をモロに受けます。手形決済だから工事が済んでも現金は入ってきません。ほとんどが3か月か4か月の手形です。

 会社にはそんなに余裕がない。現金が入ってくるまでの3~4か月後が危ないので、「取締役の報酬を締結すること」を主な議題とする臨時取締役会の招集を社長に提案しました。
※取締役会の招集権限は代表取締役(社長)にしかない。

◆社長を含む取締役全員の報酬を凍結する。この案はメインバンクの第一勧業銀行(一勧)が賛成してくれた。

◆生活資金を、一勧から一人200万円を40回払いで貸し付けてもらい、利息は会社が払う。

◆社長を除く、各人の携帯電話の使用を禁止する。※携帯の使用料が高い時代だった。

◆交際費の使用を禁止する。

◆ガソリン車をジーゼル車に切り替える。※ジーゼル車の燃費は安い。

等々をボクが役員会に提案しました。  つづく

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このページは、宝徳 健が2018年7月28日 13:24に書いたブログ記事です。

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