入院中でも懲りない男 心臓篇 再2(皇紀弐千六百七十八年八月十二日 八)

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(皇紀弐千六百七十六年九月六日)

 無事生還しました。まだ肩が痛いや。このブログを畫くのがやつとです。さて、九月三日から振り返つてみます。

 九月三日は檢査は何もないと云はれてゐました。手術の日から六日までは集中治療室に居るので、本當に必要最低限のものしか持ち込めません。ああ、肩が痛い。

 なので、この日も何も持つてゐません。本もパソコンも。一般病棟へ移った後に使ふものは、ある人に賴んで、移つた日に持つて來てもらてふ手筈になつてゐます。ああ、肩が痛い。ブログを書くのもよいリハビリになります。

 なので、後で棄ててもいい、ナンプレの本を賈つて一日中やつてゐました。大分上達しました。

 ナンプレをやつてゐると、若い職員が「手術前リハビリをしませう」とやつてきました。とてもよい人なんですが、言葉の使ひ方がへたくそです。「全然大丈夫です」「ちゃんと見れます?」や時々ため口にはります。ああ~、勿体なあいなあ。常々考へてゐたのですが、醫療機關は、「優秀な技術」が必要な故に「優秀な人材」を求める傾向が強すぎます。もし醫療機關が「德のある人物」を求めたなら(技術は當たり前)、醫療の在り方は大きく變はるでせう。一部にはさういふ方もいらっしゃいますが、お醫者さんにそれを求めるには、少ししんどいかな。この言葉の使ひ方は、リハビリの人だけではありません。全體的にさうです。

 斷つておきますが、私は、岐阜ハートセンターと云ふ今囘の病院は、大いに絶賛します。素晴らしい醫療機關です。だから、「ああ、もったいないなあ」と思ふだけです。

 リハビリの説明が終はつて、再び病室へ。ナンプレをやつてゐると、16時半ガミさんが來る。いつもの通り喧嘩。

 喧嘩をしてゐると、手術看護婦さんが説明に來られました。「いよいよ、明日は手術ですね。緊張しますか?」。この質問は、病棟看護婦さんからも受けました。「????(緊張しなければいけないの?) いいえ、特に・・・」。ここまで來てジタバタしても仕方がありません。
 
 それにしても説明がうまい。

 説明が終わり、ガミさんもホテルに行きました。

 さあ、明日(九月四日)は、いよいよ手術です。つづく

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このページは、宝徳 健が2018年8月12日 08:53に書いたブログ記事です。

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