入院中でも懲りない男 事故篇 4(皇紀弐千六百七十八年八月十三日 五)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 醫療機關(だけではないですが)は、正しい日本語を使ってほしい。一番あるのが
「宝徳さん、〇〇先生がいらしていますので、処置室まで来てください」「〇〇教授がいらっしゃっています。教授囘診です。〇〇室まで来てください」「すみません、〇〇先生が遅れていらっしゃいますので少しお待ちください」

 そのたびに注意をします。「あのね、『患者の前で先生といはないの。医師の〇〇が参っておりますので、ご足労ですが処置室までお出ましいただけますか?(サービス業では相手を動かすときには質問系で尋ねる)』といふのが正しい日本語。いくらお勉強が出来て醫者になつても、こんな基本が出来ていないとだめだよ」「『教授の〇〇が参っております。ご足労ですが〇〇室までお出ましいただけますか?』と、正しい日本語を使ってもらえますか?」「大変申し訳ございません。醫師の〇〇が遅れて到着する模様です。もう少々お待ちいただけますでしょうか?」

 それと、「全然大丈夫」と「ら」抜き言葉。「寳德さんは、大丈夫?(醫者)」「全然大丈夫です(看護婦)」。「全然」の後には否定形がきます。だから聞いていて「全然」と聞くと、「えっ、惡いのかな」と思ひ、つぎに「大丈夫」と聞くと、なんだい一體。となります。「ら」抜き言葉は論外です。「寳德さん、これ、見れます?」 答える氣にもなりません。


 さて、八月五日午前中に入院しました。前の晩、かみさんと一緒に揃へた入院手続の書類をチェックして、担當看護婦さんに渡しました。これも酷なんですね、本當は。普通なら入院手続は別の部署でしますが、この日は日曜日です。書類は入院承諾書、手術承諾書などです。

 これが後で大變な事件につながります。
 さて、八月六日。手術の日です。手術までは何もすることはありません。簡單な檢診ぐらいでした。

 手術は1時15分に點滴の準備をして1時20分に病室から手術室に行く豫定とのころ。まあ、病院ですから前の手術が遅れることは覺悟してゐます。

 1時半。何の連絡もありません。2時半・・・。別にいいのです。遅れたって。人命を救助してゐるのですから。看護師(男:使ひわけてゐます)が、何かの檢査に來ました。「遅れてゐるやうですね」 私「遅れてゐるようなのではなく、遅れているんだ。」 何を第三者の發言をしてゐるのでせう。

 ここで一言「寳德さん、どうも前の手術が長引いてゐるやうです。〇時までにはご案内できると思ひます。また情報が入ったらお傳へします」と一言あればそれで終はり。

 1時頃きたかみさんが「ふ~」「まだ~」を繰り返します。

 私「それでなくても手術で不安なのにお前までそんなことを云ふな!」 か「何よ、來てあげてゐるのに。なら事故になんかに遭ふな」と必要のない夫婦喧嘩(笑)。

 さて、いよいよ手術です。手術5分前の大事件が起きます(笑)。つづく

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/7903

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2018年8月13日 07:27に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Tennis Diary 一つずつ不可能を可能に 9(皇紀弐千六百七十八年八月十三日 四)」です。

次のブログ記事は「入院中でも懲りない男 心臓篇 再3(皇紀弐千六百七十八年八月十三日 六)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。