入院中でも懲りない男 心臓病篇 再10(皇紀弐千六百七十八年十月一日 六)

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 (皇紀弐千六百七十五年九月十五日)→書いている内容は九月十一日です。三年前の心臓バイパス手術の時の闘病日誌を振り返ってゐます。

今日、退院です。退院準備のこれまたたくさんあること。今日のブログはこれひとつにします。

 昨日は、K医師から退院後指導を受けました。看護婦さんもとても親身に、退院後のアドバイスをくれました。今日は、900から栄養指導。1000から清算です。岐阜羽島から新幹線で大阪へ。大阪事務所へ寄つて、少しだけ仕事をしてから家に戻ります。

 さて、いろいろな人の手によって生かされましした。その方々の予想を凌駕する生き方をします。
 九月十一日(入院九日目、手術七日目)
 SZさんは相變はらず毎日來てゐます。俺は病人だつうの。

 この日は午前中に負荷檢査といふリハビリがありました。心電図や血壓計などを體中につけまくり、口には酸素ボンベみたいなのを付けられて、ひたすら自轉車をこぎます。その自轉車は、どんどん負荷が大きくなります。つまり、ペダルが重くなります。この状態で(負荷をかけまくる状態)、心電図の變化、血壓の變化をみて、心肺機能が戻つてゐるかを確認するのです。

 この負荷檢査に來る前に、部屋でシャワーを浴びて、新しい入院着に着替へました。すると看護婦さんが「あら、寳德さん、着替えたの? 今から負荷檢査でせう? 汗かくよ。戻つてきて汗をかいてゐたら言つてね。新しい着替え持つてくるから」。親切です。でも、そんなにきついの?

 たしかにきつかつたけど、どうしやうもないほどではない。汗もうつすらかいた程度です。リハビリに人から結果を敎へてゐただきました。心肺機能は異常なし。ただし、手術で體力が落ちてゐるので、運動するやうにとのこと。ラジャー!!! なでもやりまつせ。

 リハビリに來る前に、TJさんからメールが入りました。「今日行きます。何か欲しいものはありますか?」

 PHPとVOICEの十月号、ナンプレの本をリクエストしました。しまつた!産經新聞をリクエストするのを忘れた!!!

1300
 IKさんとTJさん來院。とても樂しい時間でした。「久しぶりに元氣さうな寳德さんの顔をみた」とIKさん。ご心配おかけしました。同じ會社のITさんのお見舞いも含め、お見舞いをどっちゃりいただきました。感謝合掌。

1500ぐらいかな?
 IKさんとTJさんが歸つた後、スタッフステーションから「寳德さん、お客様ですよ」と連絡。誰だらう?と思つてゐると、T社のT常務です。T社長のお母様です。これには恐縮しました。

 かういふ状況になると、本當の人情がわかります。また、人間とは生かされている存在であることをつくづく思ひ知らされます。感謝合掌。

 さあ、次の日は目標としていた退院日です。次の日の退院は無理ですが、あと數日をどう過ごすかと云ふ課題が私にのしかかります。つづく

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このページは、宝徳 健が2018年9月30日 21:10に書いたブログ記事です。

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