入院中でも懲りない男 事故篇 9(皇紀弐千六百七十八年九月二十九日 九)

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 八月九日 入院五日目 手術四日目です。

 この手術をするに當たり、かみさんは、大反對でした。もう、これ以上、軆體にメスを入れさせたくない。もう、これ以上、全軆麻酔をかけさせたくない、と。その話はおいときますが、私も、彼女の不安を消すたびに、醫者の知人友人にたくさん意見を聞きました。その一人が、「寳德、口腔外科と形成外科なんだって? 普通はそれはあまりない。口腔外科と整形外科ならあるけれど。整形外科は大工のようなものだけど、形成外科は、本当にきれいに治してくれるからラッキーと思っていいんではない?」とアドバイスをくれました。最後の決斷は私がして責任は自分でとりますが、この一言は勇氣が出ました。

 さらに、兵庫醫大の形成外科の腕は抜群です。
 手術四日目で、もうほとんど痛さがありません。口の中はまだ痛かったのですが、腰は痛くありません。病院内で賈物に行くのも平氣です。

 形成外科は一日に二囘来てくれます。朝は、若い先生方が。午後に大好きな美女先生が(笑)。この日も午後に。
美「痛いでしょ」
私「いいえ痛くありません」
美「痛いでしょ!?」
私「いいえ(笑)」
美「痛み止め飲んでゐのでしょ?」
私「はい(くやしいなあ)」

 あまりくやしいから、次の日から敢えて痛み止めを飲むのをやめました。結果? 次囘ね。

 それよりも流動食がつらいつらい。流動食から3分粥に變へてもらひました。うまいうまい。

 以前は、歯茎に骨が入っていませんでした。骨が入ると違ひますね。なんでも食える。歯が入っていなくて骨だけでも結構食える。

 さあ、そろそろ退院秒讀みです。腰はいいのですが、口が・・・・つづく。

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このページは、宝徳 健が2018年9月28日 22:22に書いたブログ記事です。

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