サイコパス 6(皇紀弐千六百七十八年十一月一日 參)

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 これを書いたらブログの年間目標720通まであと23通です。

 さて、「後妻業の女」でしたつけ? 映画がありましたよね。


 これもサイコパスと関係があるんです。人間の腦は齢をとればとるほど、人と疑いにくくなる傾向があるようです。これも中野信子さんの本からの情報です。


 人間にドーパミンの分泌量は、中高年になると減っていきます。それによつて落ち着きが出てくるといふプラスの面があります。一方で、前頭葉を使うことで生じる快樂や、自分で意思決定をすることの喜びが得られにくくなるマイナス面もあります。

 他人を疑うということは、認知負荷、つまり腦にかかる負荷が高い行爲です。腦の多くの場所を同時に活動させなければならないため疲れます。

 ドーパミンの分泌が減ると、「勞多くして益少なし」といふ状態になるので、腦が疲れる行爲を積極的にとらなくなると・・・。つまり、面倒くさいことを考えるよりも長い物には巻かれろといふことか・・・。

 サイコパスの女性は「ジジイ殺し」が多く、或る程度の年齢以上の男性をターゲットにすることが多いさうです。その典型が「後妻業」。最近では和歌山でありましたね。資産かの男性をたぶらかし、生かさず殺さず絞り取り、最終的には遺産をまるまる捕食。おお、怖い。財産がなくてよかった。

 ここからの中野信子さんの書き方がすごい(笑)。

「もともと女性は自分に近寄ってくる男性を警戒するものですが、男性が自分に近寄ってくる女性を警戒するケースは比較的少ないでしょう。これは性行爲によつて得られる帰結が違うからです。いざとなれば男性は逃げれば済みますが、女性は妊娠・出産という大仕事を背負うことになるため、深い関係になってからでは逃げることが難しいのです。その非対称性のせいで、男性は楽観的になつてしまう。    だからこそサイコパス女性が後妻業を企図している場合に、簡單に騙されてしまうのです」

 ですって(笑)。

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このページは、宝徳 健が2018年11月 1日 10:19に書いたブログ記事です。

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