住吉っさん 1(皇紀弐千六百七十八年十二月二日 五)

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 この記事を書いたら今年のブログ目標まであと七通です。

 地方に出張に行つたら賈へないときがあるので、毎日は讀んでゐませんが、賈へるときは産經新聞は必ず賈ひます。讀賣は家でとつてゐるので、歸つてから(でもまあ、3分讀めば充分です)。日經は、IKさんのところに行つたときに少しずつ。朝日、毎日は、讀んでゐると吐きさうになるので、重要なテーマがあるとき、このアカたちがどんな表現をしてゐるかを知る取材のように。

 産經新聞は昔は、アカ記事が混じっていたのですが最近は減りました(噂ではかなりアカが未だに入り込んでいると)。それにたまにやるのですが昨日の産經新聞はいつたいなんなんでせう。お前らは廣告屋かい。コンビニで新聞を買おうと、探してゐたら、産經新聞が見つかりません。一面と云ふか、新聞自體が、廣告につつまれてゐました。何の廣告か讀みもしませんでした。

 そんな産經新聞ですが、「地方に息づく 神と王の物語・神話 記紀から風土記へ」はいいですね~。十月が 第10部 海を渡る「住吉っさん(すみよっさん)」です。先ほどの都合からこのシリーズの<3>と<4>しか手に入れてゐませんが、紹介しておきます。

 古代から軍事大國であつた我が國は、どちらかといふと、いざといふときまでは、武装中立でした。我が國が存亡の危機にある時以外は。それと、朝鮮半島の一部は日本でした。私達が子供のころはまだ教科書にこの記述がありましたが、いつの間にか消えてゐます。

 この産經新聞の記事に行く前に、神功皇后のことを知らなけばなりません(以前は天皇にも列せられていた神功皇后なのですが、朝鮮半島を攻めたといふことで敗戰後はずされてしまひました。これこそが歴史修正主義です)。以前、このブログに書いた、「ヤマトを救った琵琶湖の女神」を再掲します。三囘目ですね。
ヤマトを救った琵琶湖の女神 (20120327)

 神功皇后(じんぐうこうごう)の名前さえ知らない日本人ばかりになってしまいました。これも不埒な日教組による戦後の過った教育の弊害です。これについては、おいおい。

 さて、日本一の湖は琵琶湖です。滋賀県は古代には「近江國」と呼ばれていました。琵琶湖は都に近いので、「近淡海(ちかつおうみ)」がなまって「おうみ」となったと言われています。

 この近江出身のある女性が日本書紀、古事記に登場します。御名前は「神功皇后」です。息長足姫(おきながたらしひめ)とも言います。

 十四代仲哀天皇の后で、「八幡神」で有名な十五代応神天皇の母です。

 息長氏は、琵琶湖北東部を勢力とした地方豪族です。神功皇后をはじめ多数の后を天皇家に送り込んでいたことから、古墳時代や飛鳥時代にかけて、息長氏が湖北東部の広い地域を影響下に置いていたことがうかがえます。

 私はこの神功皇后が大好きです。こんなに優しく、強く、意志が強い方は歴代天皇でもそういらっしゃるわけではありません。やはり日本の(かつての)女性というのは世界一優秀ですね。

 日本書紀は、天皇ごとに章立てがあります。なんと神功皇后は、単独の章があり、天皇の一人に認められているのです。

 ところが、戦後一転して、伝説上の人物だとされてしまいました。情けない。なぜか。

 詳細は追々述べますが、神功皇后は朝鮮半島に出兵したからです。戦前のことはすべて悪とされたので、学界の歴史の見直しで、半島を臣従させたことが、日韓併合と同一視され、神功皇后はその業績どころか存在さえも消されてしまいました。

 みなさん、どうですか? これが私たちの受けてきた教育なのです。後日書きますが、NHK(日本破壊協会)が國会中継で都合の悪いところを削除してしまいました。

 学問とは真実を学ぶことです。「誰が正しいかではなく、何が正しいか」を学ぶことです。歪曲された嘘を学ぶことではありません。でも、私たちが受けてきた戦後教育は、ほぼすべてが「歪曲された嘘」でした。

 神功皇后をシリーズで紹介します。ほれぼれとする女性です。歴史上我が國は、世界で一番女性の地位が高い國でした。

先人が 創り守りし この國の 正しき姿 今こそ学ばん

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このページは、宝徳 健が2018年12月 2日 10:05に書いたブログ記事です。

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