つれづれなるままに(皇紀弐千六百七十九年 令和元年五月十四日)

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本當のことを言つたらなぜバッシングを受けるのか?大好きなのに變な我が國

 ネットでニュースを観ていたらこんな記事がありました。

"戦争で取り返すしか"丸山議員が謝罪
http://www.news24.jp/articles/2019/05/13/04435770.html

 北方領土は戰爭で取られたから戰爭で取り戻すしかないといふ記事です。世界から見たら常識です。逆にわが国は、戰爭で領土をとられても、隣國に領土を不法占據されても、十四歳の女の子が不埒國家に拉致されても、國民に取り戻す意志もない非常識な國だと世界では見られてゐます。軍事力と云ふのは戰爭をする道具ではありません。國家の意志を示し、他國に傍若無人な振る舞いを許さない力なのです。いつになったら氣づく國になるのかしら。


安倍さんどうしちゃったの?
 トヨタの豊田章男社長がこんな會見をされたことが記事になってゐました。

http://news.livedoor.com/article/detail/16452977/
 それと息子よりライン。「好景気になり切れず、総理大臣自らデフレ逆戻り宣言をしている以上、利益を上げ続けるためには仕方がないかもしれません。ただ優秀な人材というのは会社にとっても諸名の剣。トップが少しでもバカになれば伝統企業において下克上が起こる可能性は留意すべきかと思います」

 確かにその通りですね。好景気にはなり切れませんでしたが、經濟規模は拡大しました。新大阪から特急列車に乘つても、指定席満席が多い。有効求人倍率が2.6%。實質 完全雇用です。このマクロの流れで企業がいろいろな政策を構築し始めていますし、社會主義のやうな働き方改革などと云ふおぞましい政策が出てゐます。雇われる人の甘えは拡大し、眞の人材育成が出来にくくなってゐます。

 先はどうか。消費税増税をして、緊縮財政派、親支派が政權の中枢を担った瞬間にデフレまっしぐらです。消費税増税をやつて一番喜ぶのは支那共産党です。せつかくトランプが支那共産党をやつつけてくれてゐるのに、支那共産党が息を吹き返します。安全保障もがたがたです。

 何よりも、今の、大衆迎合主義による劣化政策に合わせた企業政策をしてゐる企業はたまったものではありません。ハイコスト 低生産性に拍車がかかり、崩壊する恐れさえあります。

 安倍さんは今、終局に迎ひ、政策ではなく、政局で踊ってゐます。政局のみつて怖いですね。

 インフレには良いインフレ(リフレ)と惡いインフレがあります(ハイパー)。でも、デフレには良いデフレはありません。敗戰前の我が國も、高橋是清暗殺のあと、次に大蔵大臣をやった人間が、一気にデフレ突入させました。

 國家運営の基軸はまず經濟です。なんか考へると怖くなります。


役者ごときが何を云ふ
  昔、和歌の通信講座を受講しました。自衛隊がイラクに派遣される頃で、その姿に感動した私は讃歌を詠んで通信講座に送りました。アホな講師が添削で「文化とはまず批判から始まる」と書いて寄こしました。抗議文を送り講座をやめました。

 今回、佐藤浩市とかなんとかいふ、おろかなく役者が、「空母いぶき」といふ映画の総理大臣役をやつて、安倍首相を兪やする演義をしたさうです。この役者ごときは「芸人とは・・・・」と語りました。この本大好きなので映画も觀に行かうかと思つてゐましたがやめます。本田翼がすきなのに・・・。

優秀な人材は組織を破戒する
 前述したように息子も氣づいたやうですが、出光佐三翁も松下幸之助翁も(俗に言ふ)優秀な人間を採用しやうとはしませんでした。(俗に言ふ)優秀な人間が(世間が大好きな點數でみると:まあ、官僚のやうな有能な行政官の能力?)100とすると、40~60が好きでした。その40~60(本意ではありません。お許しください)を60~80の能力に高める環境整備をやるのが經營者の仕事だといつてゐます。經營者自らが優秀な行政官になる事ではありません。宇佐美の親父もいつてゐました。「寳德なあ。凡才をして天才の仕事をさせるのが經營者だ」と。出光興産昭和三十三年入社組といふのは、綺羅星のやうな人材が揃つていました(俗に言ふ)。出光佐三は、その人たちに「お前たちは出光の癌だ。このまま放置すると將來出光は滅びる」と仰ってゐます。

 世の中がかういふ風に劣化してくるとどうしても優秀な行政官が求められてきますね。そのこと自體は否定しませんが、今、見つめておかなければならないことは他にあります。

 さて、今年で創業十八年。決して自分が高まつたわけではありません。むしろ失敗の十八年。八十まで働くとしたらあと十九年。自分次第で取り戻せますね。いちからやります。をはり。

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このページは、宝徳 健が2019年5月14日 05:06に書いたブログ記事です。

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