博多の熱い夏(皇紀弐千六百七十九年 令和元年七月一日)

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 さあ、今日から、博多の男たちが命を懸けて熱く熱く燃える、博多祇園山笠です。今日から二週間。


 ちょうど十二日に仕事で博多に行くので、舁き山を観に行きます。親友が出ているのが、四番山笠、大黒流(だいこくながれ)。今年のテーマは 
「陰陽不到の處、一片の光風好(いんようふとうのところ、いっぺんのこうふうこう)」。

 禅の言葉です。陰とか陽とかこだわるからしんどくなる。こだわれなければ、すべて素敵になるよ」。
比較からすべての苦しみが始まるという禅の根本ですね。そして、メインキャラクターが
高杉晋作!!! 鹿児島の人は怒るかもしれませんが、明治維新の英雄というと二人しかいません。大久保利通と高杉晋作です。この二人がいなかったら、明治維新は成功していません。

 英雄とは國の危機を救った人です。北条時宗もそうですね。

 偉人とは、人にはできない功績を遺した人。

 西郷隆盛は、偉人ではありますが、英雄ではありません。



 これが今年の三番山笠 大黒流(だいこくながれ)の扇子。

 手拭(はかたべんでは てのごい)はこれ。

 これらは入手できません。私も今年のは手に入れていません。 

 去年もらった大黒流の扇子と舁き山人形。


 去年のテーマは 吾在俱(われともにあり)。被災地へのメッセージです。博多の男は熱か~。

 さあ、ライバル今年の三番山笠 土居流 




 この扇子の三番め! 陽に透かすと、裏面の牛若丸が透きでて、弁慶との五条大橋の対決の場面になります!!! すごか~。

♪京の五条の橋の上~♪
♪大の男の弁慶が~♪
♪長いなぎなた振り上げて~♪
♪牛若めがけてふりかかる~♪

 今、この歌を知っている人が少なくなりました。(俗にいう)優秀な行政官を作るような教育をしているからこうなります。小学校から英語など愚かなことをするから情緒がなくなります。

 
 そう、土井流の今年のキャラクターは 武蔵坊弁慶です!!!

 さあ、博多の男たち、燃えんしゃい。燃えつきんしゃい! 十二日は楽しみにしとるけんね。

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このページは、宝徳 健が2019年7月 1日 07:39に書いたブログ記事です。

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