超訳 脳科学(皇紀弐千六百七十九年 令和元年九月五日 弐)

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 源氏物語とかも明日から再開しますからね。

 私はコンサルとして心理学は結構学習しました(独学ですが)。最近、脳科学に凝っています。

 心理学はフロイトとかゲシュタルトとか結構な数の流派があるのですが、脳科学は、「脳はこう動くからしかたがないでしょ!」と攻めてきます(笑)。そう、原理原則なんです。人類史上最大の傑作と言われ、膨大な数の学者が研究している脳は、どうやら、そのシンプルさを解明することが研究となるのでしょう。脳科学を年内に究めます。

 まずはこの本の超訳から。妻のトリセツの著者 黒川伊保子先生です。

☆どうせ私(僕)なんて
 こう感じていたら(考えていたら)、自分自身の脳を100%使いきっていない。私たちに運をもたらせているのは、あふれる好奇心、萎えない意欲、穏やかな感動力、豊かな発想力、センスのいい記憶力、そして素敵な縁をたぐる直感力。これらの力が脳にあれば、何だってできる。どこにだって行ける。容姿なんて多少難があっても、魅力的なオーラで包まれる。

 でも、これらを精神力、つまり、頑張ってやるものだと思っているのが間違い。あるいは、年を取ったからだと考えることも間違い。

 腦の力は頑張って出す精神力ではない。いくつかのホルモンによってもたらされるれっきとした機能!

 それらのホルモンが出て入れば、精神力は強く保たれる。そのホルモンは生活習慣さえ変えれば何歳からだって増やせる。

 逆に生活習慣が悪く、ホルモンが出にくい脳では、とにかく頑張らなくては生きられない。どこへ向いて生きればいいかがわからない。

 そのため、他人の価値観に頼るから、人から見た「優等生」を人生の目標とし(成績がいい、儲けてやる、やせている、若く見える、人に優しくできる などなど)、人の思惑を気にして生きていく。そんな他人の価値観で頑張るから自己完結して生きられない。優等生になれない自分に傷つき、他人に褒められたり、感謝されたり、なぐさめられたりしないと、気持ちが萎えてしまう。

 ホルモンさえ出しておけばうまく回る脳なのに、ホルモンの出し方を知らないでとにかく頑張って回そうとするのはナンセンス。

☆21世紀は普通に生活しているうちに、好奇心が失せ、意慾が萎え、仕事も恋もじり貧になる時代。

・昔は、夜中に多用するとホルモン分泌を邪魔する携帯端末がなかった。
・ホルモンの材料となる栄養素を壊してしまうスィーツも食べる機会が少なかった。

 だから脳に悪い生活が昔は出来なかった。

(黒川先生の提案)
 この本に書いてあること7日×7回=49日がんばってみて。絶対によくなるから。

 楽しみです。つづく

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このページは、宝徳 健が2019年9月 5日 09:59に書いたブログ記事です。

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