悪貨は良貨を駆逐しない(皇紀弐千六百八十年 令和弐年十月二十六日 參)

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 学校の歴史の教科書に書いてあることは、まずすべて嘘だと思ってください。特に「近世」「近代」「現代」は。場合によっては「中世」も。

 今の学校教育は、勉強を嫌いにするところです。本当のことを教えないから、祖国が嫌いになります。祖国を嫌いになる勉強など、好きになるわけがありません。

 私は、教育改革には、まず、国公立大学をすべて廃止し、そこにかかっているコストを給付型の奨学金にすればいいと考えています。特に東大は不要です。

 次に国公立高校も不要です。最終的には義務教育も国公立は不要です。もちろん、あのでたらめな文部科学省なんて本当に不要です。

 「教育は国家百年の大計」と考える方もいると思いますが、この敗戦後のでたらめ教育が75年以上続いた結果はどうですか?江戸時代の庶民教育が明治維新を実現しました。

 WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーションプログラム)で、敗戦前の日本はすべて悪だったと占領軍(GHQ)がしました。それに日本人が乗せられてしまいました。

 例えば、世界四大文明。あれうそです。黄河文明なんて、3千年前だったのが4千年前、5千年前とどんどん変わってきます。

 朝鮮半島には任那日本府がありました。朝鮮半島の先端は日本人でした。私たちの若いころの教科書には載っていました。

 私たちの若いころは「支那事変」でした。それがいつのまにか「日中戦争」となっています。「戦争にしなければ、支那共産党が日本に戦争責任を問えないからです。

 江戸時代の三大改革。
 すべて失敗しているのに、吉宗も、定信も、忠邦も英雄扱い。とにかく、教科書に「改革」という字が書かれていたらほとんどが「失敗を失敗にしないプロパガンダ」です。

 田沼意次がわいろ政治? あれほど、国際感覚とマクロ経済感覚を持った政治家は我が國史上なかなかいません。

 悪貨が良貨を駆逐する? ばかいいなさんな。

 江戸時代は、米本位制なんです。それも、徳川幕府が国内のその米を何分の一しか生産できない。つまり、米を貨幣のベースにしているので、貨幣を込め以上に供給できないんです。徳川幕府が成立した当初は良かったんです。新田などもどんどん開発され、米の供給量が貨幣供給量を大幅に上回っていましたから。しかし、町人文化が花開き需要が飛躍的に拡大しました。

 米の生産量が頭打ちになり、米をベースにしているので貨幣供給ができなくなります。するとなにがおきるか。恐怖の

デフレ

です。人々は、お金の価値が上回るので、人々はお金を使いません。消費が低迷します。経済が低迷します。

 〇〇本位制というのは「〇〇」が頭打ちになった瞬間に貨幣供給量が頭打ちになり(つまり金融政策がとれない)デフレになります。インフレには良いインフレと悪いインフレがありますが、デフレには悪いインフレしかありません。

 貨幣の金の含有量を減らし貨幣供給量を増やそうとしました。当然の政策です。これを「貨幣価値が落ちる」と専門家が酷評します。デフレの時は貨幣価値を落とすんです。米本位制の下では、これしかできないんです。悪貨と良貨を取り違えていない?

 現代でもそうです。我が國に「国の借金ががくさんあれば財政再建をする必要があるでしょう」。でも、我が國は世界最大の債権国家です。つまり、世界一の金持ち。

 あるのは国の借金ではなく「政府の借金」です。「国民一人当たりの負債」ではなく「国民一人当たりの資産」です。

 借金がないのに「財政均衡政策???????」

 正しい勉強をしましょうね。池上彰なんかに騙されてはいけません。

 新しい内閣で、デフレ政策がとられたら・・・・。恐ろしくてたまりません。

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このページは、宝徳 健が2020年10月26日 12:15に書いたブログ記事です。

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