源氏物語126(皇紀弐千六百八十年 令和弐年十二月二十日)

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 一条兼良の源氏物語分類です。

 兼良は、四区分すれば五十四帖のすべが必ずどれかに該当するわけではなく、重複しないと考えました。

①その巻の和歌から選ばれた巻名
②その巻の散文(地の文)の言葉から選ばれた巻名
③その巻の和歌にも散文にもある言葉を用いた巻名
④その巻の和歌にも散文にもない言葉を用いた巻名

 たとえば、「桐壺」の巻は、「(更衣の)御局(みつぼね)は、桐壺なり」という地の文から付けられているので②です。
桐壺 画像 に対する画像結果


 「帚木(ははきぎ)」は、光源氏が空蝉(うつせみ)を詠み交わした和歌の言葉を使っています。

帚木の 心を知らで その原の 道にあやなく 惑ひぬるかな(光源氏)

数ならぬ 伏屋に 生(お)ふる 名の憂さに あるにもあらず 消ゆる帚木(空蝉)

なので、①です。
帚木 画像 に対する画像結果


 夕顔の巻では、和歌にも地文にも夕顔という言葉が出てきます。だから③
夕顔 画像 に対する画像結果

 夢の浮橋は、和歌にも地文にも出てこないから④です。
夢の浮橋 画像 に対する画像結果


 なーるほどね。だから今の源氏物語解説本でも、この巻名は、和歌からとられているとか書いてあるんだ~。これってAIでもできませんよね(笑)。

 さて、本文

 さて、光源氏は、明石の君の館から桂の院に行きました。桂の院には、重臣たちやタカ狩りを終えた公達(きんだち)もやってきて、酒を酌み、詩を創り、管弦を響かせ、やがて月まで輝いて華やかな宴になりました。

 殿上人が四、五人、帝からの使徒として現れました(光源氏が宮中に参内しないので帝の機嫌が悪くなった)。この人たちも宴に加わり、やがて土産物をもらって帰っていきました。

 さあ、大変、紫の上の末に上院に帰らなくてはなりません。

光「約束の日に帰れなくて申し訳ない。風流好みの連中が話してくれなくて・・・」

 紫の上の機嫌の悪いことこの上ありません。し~らないっと。つづく

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このページは、宝徳 健が2020年12月20日 04:32に書いたブログ記事です。

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