乃東生(皇紀弐千六百八十年 令和弐年十二月二十四日)

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 今は、二十四節気の冬至ですね。七十二候は、冬至 初候 乃東生 なつかれくさしょうず です。

 夏枯草が芽をだす頃です。夏至の「乃東枯」に対応し、うつぼ草を表しています。


 「乃東」とはウツボグサの古名です。ウツボグサは冬に芽を出し、5月〜7月頃に紫色の花を咲かせ、夏至のころに花穂(かすい)が黒ずみまるで枯れたように見えます。他の植物が夏の日差しを浴び、青々と繁っていく中ひっそりと枯れていく。昔の人はその様子に注目し、七十二候にその名前を残しました。
 そんなウツボグサは、生薬としても利用されます。花穂が黒ずみはじめたころ、花穂を採り乾燥させると「夏枯草(かごそう)」と呼ばれる生薬になります。煎じて飲むと利尿薬になり、腎炎や膀胱炎などに効果があるそうです。また、煎液には口内炎や扁桃炎などに効果があり、うがい薬にもなります。

 乃東が芽を出す頃。昔の人の観察眼はすごいですね。わが国は本当に素敵です。

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このページは、宝徳 健が2020年12月24日 15:46に書いたブログ記事です。

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