源氏物語148(皇紀弐千六百八十一年 令和三年八月十五日 五)

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 三条西実隆は、子の公条に「古今伝授」を授け、公条も子の実枝にこれをさずけました。公条は、「明星抄」、実枝も「山下水」という、源氏物語鑑賞本があります。

 実枝の段階で、三條西家の源氏物語は成熟し、鑑賞力の頂点に立ちました。そして「源氏物語の家元」として、多くの人から仰ぎ見られるのうになりました。

 そして、それが、次から語る、細川幽斎に手渡されていきます。

 戦国時代も後半に差し掛かります。

 さて、本文。

 内大臣の嫉妬からですね。
 内大臣が去った後、大宮も悩んでしまいます。

大「夕霧は素敵な子だし、そんなに悪い組み合わせではないわ」

 と、応援したい気持ちさえあります。

 そんなところに、かわいいかわいい夕霧がやってきます。いつもは大歓迎なのですが、さすがにいそうもいきません。

大「内大臣に叱られましたわ。あなたのことで。私困っています。とんでもないことを思いつかれて・・・」

 夕霧はぴんと来て顔を赤らめましたが

夕「何のことでしょう。学問所に閉じこもっておりますので、ことさらお叱りを受けることもないと思いますが」

大「まあ、お気を付けください」

 さて、二人の恋はどうなるのでしょうか?

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このページは、宝徳 健が2021年8月15日 15:55に書いたブログ記事です。

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