新嘗祭(皇紀二千六百八十一年十一月 令和三年十一月十九日 參)

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 22日は、七十二候 小雪 初候 虹蔵不見です。 にじかくれてみえず と読みます。

 小雪は二十四節気で、しょうせつと読みます。わずかな雪が降る頃という意味です。山などに雪が見られる時期です。それほど雪が多くないことから小雪と呼ばれれています。

 そして、虹蔵不見は、日の光が弱まって虹が見られなくなるという意味です。

 さあ、次の日の23日は、我が國最大の祭事 新嘗祭です。新嘗祭と読みます。勤労感謝の日などというGHQが皇室と國民を切り離すためにつけた 勤労感謝の日などとは違います。

 陛下は、この日まで、新米を口にすることはありません。
 三大神勅をもう一度紹介しておきます。敗戦前は小学生でも知っていたことです。

 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、天孫降臨の際に天照大神が、与えた三つの言葉です。我が國の憲法そのものです。(憲法典ではない)

 
天壌無窮の神勅(てんじょうむきゅうのしんちょく:我が子孫が日本の統治者であり、清く正しい統治をする限りそれは永遠に続く)

斎庭の稲穂の神勅(ゆにわのいなほのし である)

宝鏡奉斎の神勅(ほうきょうほうさいのしんちょく:天照大御神は瓊瓊杵尊に鏡を与え、これを私と思っていつも自分を映し出して自己を反省せよと命令した)

 このうち斎庭の稲穂の神勅が新嘗祭と式年遷宮と深いかかわりを持ちます。稲作への祈りです。

 おごそかに、皇弥栄(すめらぎいやさか)を祀りそして、祝いましょう。

 当日は橿原神宮の新嘗祭に行きます。

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このページは、宝徳 健が2021年11月19日 06:09に書いたブログ記事です。

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