士魂商才第百三号巻頭言(皇紀弐千六百八十一年 令和三年十二月三十一日 大晦日 四)

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 次に百三号(令和三年十二月号)巻頭言です。

【第百三号:フリーダム(不易流行)の大きな流れの創造】

弊社月刊誌「士魂商才(しこんしょうさい)」第百四号です。タイトルは「フリーダム(不易流行)の大きな流れの創造(経営と事業の融合)」です。

新しい読者の方々のために「フリーダム」というこの本のコンセプトをもう一度、ご説

誰からも何からも侵されない経営

 政府の愚策に「犯される」こともあるでしょう。でも、侵されてはいけません。新型コロナウィルスパンデミックなどパンデミックに「冒される」こともあるでしょう。でも、侵されてはいけません。天下の悪法労働法規に「犯される」こともあるでしょう。でも、侵されてはいけません。現場のリアリズムに「犯される」こともあるでしょう。でも、侵されてはいけません。

 

 堂々と「誰が正しいかではなく、何が正しいか」という理念を持つのが経営のフリーダムです。でも、何が正しいかははなかなか見つけることが出来ない。だからすぐに人間は声が大きな「誰が正しいか」に寄ってしまいがちです。

 

 世界で唯一歴史が連続した人間社会の奇跡の國 我が國 日本には、その「フリーダムの事実と真実と真理」があります。老舗と呼ばれる経営には必ず、我が國の歴史が宿っています(これまで紹介してきました)。

 

 経営は、事業を護るためにあります。ところが多くの中小零細企業は、事業と経営を一緒のものと思いがちです。それどころか現場に経営目的なしに必要以上に入ることを経営と思っていることもあります。これでは、経営のフリーダムはいつまでたっても実現せずに終わってしまします。素晴らしい事業であっても、いつのまにか惜しまれて廃業するケースも多々あります。また、一時期、素晴らしい事業であったのが、何かの環境変化で激変してしまう事業もあります。

 

 今月から「フリーダムの流れの創造(経営と事業の融合)」をシリーズで考えていきます。事業にのみにフリーダムはあり得ません。我が社もそうです。20年で失ったものは20年で取り返します。

 先月号はたくさんのコメントをいただきました。書く励みになります。今月号もお楽しみください。

感謝合掌

皇紀弐千六百八十一年  令和三年十二月吉日

株式会社 経営戦略室

代表取締役 寳德 健

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このページは、宝徳 健が2021年12月31日 16:55に書いたブログ記事です。

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