BCPとは何か(皇紀弐千六百八十二年 令和四年一月十九日)

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 なんか、新型コロナウィルスパンデミックでつまったら、いきなり、企業などに「BCP」を作れと政府が言い始めました。BCPがそんなに付け焼刃でできるか。企業を馬鹿にするのもいい下限にしろ。

 BCPには通常のBCPとパンデミックBCPがあります。パンデミックBCPなら1ヶ月あればできるかもしれません。手法ならば。だけど、本来なら、両BCPは、早くて半年、遅くて1年半ぐらいかけて作るものです。

 なぜなら

 BCPとは組織開発を目的にするからです。

 もちろん手法にはいろいろあります。RTO(目標復旧時間)を目標にして、BIA(ビジネス・インパクト分析)、RA(リスクアセスメント)などなど、そうですね、手法で言えば8つぐらいの見当をしていく必要があります。その中で、目的は 絶対的に組織開発です。

 目的→目標→手段は、組織を動かす大原則です。

 BCPは緊急時対応計画とBCP発動計画に分かれます。どちらも有事です。その有事のときに、すぐさま組織力が発揮できるように、平時から有事の組織を作っていくのが、BCPです。社長がいなくても、個々、「何が正しいか」によって、個々が組織の目的に沿って動いて、そして、それが合成の誤謬(ごうせいのごびゅう)にならず、全体最適が果たせるのがBCPです。

 どっから出てきたの、BCPをすぐ作れって?馬鹿じゃないの。

 私が正しいBCPを見せてあげよう。

 それに、有事が起きたからつくるのは対症療法です。根治療法はふたんから作るもの。それがBCPです。


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このページは、宝徳 健が2022年1月19日 15:57に書いたブログ記事です。

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