温風至(皇紀二千六百八十一年 令和三年七月六日 弐)

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 明日はブログが書けません。

 さて、明日から二十四節気 小暑ですね。七十二候は、小暑 初候 温風至。あつかぜいたる。と読みます。熱をはらんだ南からの風が、夏がきたことを告げる季節です。

 高橋順子さんの著作に「風の名前」があります。この温風至に現れる風の名前に白南風(しろはえ)、l黒南風(くろはえ)があります。

 ちなみに、東日本では南風を「みなみ」と呼びます。西日本が「はえ」だそうです。

 梅雨の初めに黒い雨雲し下を吹く南風を黒南風(くろはえ)、梅雨明けの白い巻雲や巻層雲がそらに見えること、そよそよ吹く南風を「白南風(しろはえ)」と言います。

 日本語は素敵ですね。そろそろ白南風かな。

 小暑のころには、どういう和菓子があるのかな。



錦玉羹 画像 に対する画像結果錦玉羹 画像 に対する画像結果

錦玉羹 画像 に対する画像結果


 きれいですね~。


 夏の季節に和菓子屋さんの店頭に一斉に並びだす錦玉羹(みぞれ羹)。寒天に砂糖や水飴を加えて型に流し込み、冷やし固めたものです。

 出来上がったものは透明の色をしていて、涼し気な雰囲気を出しています。食紅を使って色鮮やかにしたり、様々な食材と組み合わせたりすると色々なデザインが仕上がります。何色もの寒天を流し込めば、グラデーションを作ることも可能です。

 小暑の季節には棚端を連想させるような星や月、天の川をデザインに取り入れたり、青や水色を基調としたりしたデザインが多く登場します。見ているだけで夏の訪れを感じさせてくれます。

 また、金粉などを入れれば夏の夜空に光る星も再現出来ます。寒天のしっかりとした食感を楽しむことができ、しつこい甘さが無いのが特徴です。夏の暑い時期に冷たいお茶とも食べられる和菓子になっています。素敵ですね我が國は。

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このページは、宝徳 健が2021年7月 6日 06:12に書いたブログ記事です。

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