士魂商才第百十四号巻頭言(専門編)(皇紀弐千六百八十二年 令和四年十一月一日 四)

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 同じく専門編の巻頭言です。

【第百十四号:「本音」と「建前」】

 今回の専門編のテーマは「本音」と「建前」です。

 先日、TVで性教育の報道がありました。あまり大きな声では言えないけど「性」の問題は、人間が生きる上で避けて通れないことでしょう。でも、それは大っぴらに声高にいう問題ではありません。息子が小学生の時に事業参観に行ったら性教育の授業をやっていました。バカじゃないのかと思いました。私たちの時にも性教育はありましたが、それでも、女子だけひっそりとやっていました。

 TVでは、「子供たちには正しい情報が不足している」と言っていましたが、そんなものは、大っぴらにしなくても自然と覚えていくモノです。学校であんな教育を「大っぴらに」しなくても結構です。

 日本人は、昔から「本音」と「建前」の使い分けがとても上手でした。誤解を恐れずに言いますと売春もそうです。吉原の遊郭の女性は24歳ぐらいで年季が明けるまで将棋・囲碁・和歌・文など、様々なことを教えられていたそうです(当時の支那は、女性が逃げないように目が潰されていた)。医学が満足でなかった頃ですから、当然、不幸な病気になる人も多かったみたいですが、それでも、女性の地位は非常に大切にされていました。

 敗戦後、市川房枝という人が「売春防止法」というものを制定しました。過去だって売春は防止されていました。だから「赤線」と呼ばれるところでだけ女性と自由恋愛をすることが可能だったのです。車の運転が禁止されているから「免許」を持った人しか運転ができないのと同じです。遊郭にはしっかりとしたルールがありました。でも、売春防止法施行後は、売春はルールなしの地下に潜ってしまい、対象の女性にとっては、これまでをはるかに凌ぐ辛さになってしまいました。売春がなくなりましたか?庶民は、「小さな親切大きなお世話」と思っても口には出せません。

 私たちが子供の頃、変な親たちが「漫画は悪だ」と騒ぎ始め漫画の本を取り上げられました。漫画家の皆さまは大変な被害が浴びせられました。漫画がなくなりましたか?手塚治虫のおかげで日本は世界有数のロボット大國になったのではないですか?

 私は「課長 島耕作」のお陰で、優秀なサラリーマン像というものを知りました。

 だ〜れも教えてくれなくても、いや、むしろ声高に叫ばなくても良い事がたくさんあります。そんなもの自然に覚えていきます。変な大人が、あれこれいうことではありません。

 人類においては女性の方が男性よりもはるかに優秀だということは、みんなわかっています。女性は、優秀な種をもらうために優秀な男性と結ばれようとします。

 動物の世界でもそうですよね。ライオンなんて、新しい優秀なオスが、それまでのパートナーをやっつけて去った時に、前の雄の子供を新しい雄が食い殺すそうです。他の動物でも、自分の子供が殺されそうになったら、母親が必死になって助けるのは、優秀な種を残すためだそうです。

 

 元々、人間もそうだったそうです。だからどんどんダメ男は、排除されていったそうです。そんなダメ男たちが集まって作ったのが宗教です。我が國 日本では、宗教はありませんでした。神道は宗教ではありません。教義・経典がありません。仏教が普及していますが、他國で普及している宗教と全く違います。キリスト経も日本で育ったものに限りとても緩やかな教えです。何が違うか。日本の宗教は、女性を蔑視していないのです。

 他國で生まれた宗教は、女性をとても弾圧します。イブはアダムの骨から生まれました。だから逆にウーマンリヴ(古い言葉ですね:笑)などというものが過激になります。逆に神道は、徹底的な男性蔑視です。女性は誰でも皇族になることはできますが、男性は、絶対に皇族になることはできません。女性より劣る男性を徹底的に排除してきました。皇室の存続の議論で女系天皇(女性天皇ではない)の話が出ることがありますが、そんなことをしたらアホな男によって、我が國は滅亡させられるでしょう。

 さあ皆さん、私は、今、本音を言っています。でも、こんなこと私が声高に言わなくても、世界で唯一歴史が連続した人間社会の奇跡の國 我が國日本では、民は平気に生きているのです。しかし、これを邪魔しているのがPCと呼ばれるものです。PCとは政治的妥当性とかいうわけのわからない名前がつけられていますが、これこそが人を騙す最たるものです。私は最初意味が全然わかりませんでした。ポリティカル・コレクトネスの略だそうです。PCに逆らうことは決して許されない

 「真実を報道する。それが民主主義を維持する方法である」と誰かが言っていました。このPCは真実の報道を許しません。少数派を擁護するようなふりをしてそれに絶対に盛らないようにして全体主義に押し上げようとする左翼リベラルの常套手段です。いつの間にかこんなアホな考え方が日本に蔓延しています。メディアの人間よ、メディアの使命は「民主主義を維持するために真実を報道することではないのか」。少なくても嘘ばかり言う朝日新聞や毎日新聞はメディアではないですね。「日本ももっと難民を受けるべきだ」「LGBTをきちんと認めろ」「男の子は喧嘩をしてはいけません」などなど枚挙に暇がありません。日本は太古から難民受け入れNO1です。日本は昔LGBT大國でした。弱い男を女性は「あんたは男でしょ」と育てました。

 皇室は、様々なコトを大陸から受け入れ独自の文化として磨いてきました。でも、支那大陸から来たものでも「科挙」「拷問」「纏足」など多くのものは決して受け入れませんでした(一つだけ科挙を高等文官試験として受け入れたため官僚制度が出来上がってしまった。明治政府のミスです)。つまり、本音と建前が違うものを日本人は受け入れなかったのです。そんな記事をたくさん書きます。今月号もお楽しみください。あっ、ジェンダーフリーは絶対にダメですよ。今月号もお楽しみください。感謝合掌

皇紀弐千六百八十二年 令和四年十月吉日

株式会社 経営戦略室 代表取締役 寳德 健

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このページは、宝徳 健が2022年11月 1日 05:41に書いたブログ記事です。

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