成二十一年(2005年)九月二十日に開始したブログ累計記事 現在10019通目です(後で数えなくていいように)
このホームページジをお読みになると私の今の仕事がよくわかります。
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昨日から、ここで実績報告ばするとよ。スケジュール管理は昨日もよかよか。ばってん、満足は失望の始まり、安心は絶望の始まりったい。人間は弱かけん、いつも自分からよか流れを断ち切ろうが。昨日、高校時代の日誌が出てきたけん読み返しよったたい。そしたらくさ、ごげんこつば書いてあるとって「敵は己ただ一人一生かかってこれの打ち勝て」げな。あの頃はくさ、監督もコーチも部長もおらん中で、必死になって仲間とインターハイに行く(行き「たい」とは私たちは一度も言わなかった)ことだけば追い求めとったったい。ほんなごつ(本当に)、純粋な生き方ばしとったとって。あの頃に比べたらくさ、今はまだまだったい。
昨日の歩数は5,218歩/30分ったい。30分歩いたらくさ、雨が酷く降ってきたったい。出かける前にくさ、折り畳み傘ば玄関に準備しとたっちゃったばってん、忘れてきとろうが。情けのなか。だけん俺のミスったい。出かける前とかくさ、外である場所を離れて移動する時にはくさ、一回後ろを振り向いて確認ばせろ(しろ)と自分に言い聞かせとうとにごげんったい。
ばってん174歩/分ったい。家の中で歩いた分とか、少し買い物とかに外出した分も歩数にだけは入れとるばってん、それは許しちゃりやい。ほんちゃんで歩きよったら、信号待ちとか水ば飲む休憩とかあるけんくさ。ばってん、見てわかろう。30分だけやったら、10,000歩/60分は十分可能ったい。問題は、後半30分ったい。スマホのアラームを30分で鳴らすようにしてくさ、鳴ったらくさ気合い入れ直そうとするとばってん、どうも大股の歩幅が落ちたりくさ、スピードが落ちたりするったい。ばってん、これも足が強くなれば早晩解決ばするとって。
今晩から雨やけんくさ、今日は、しっかり10,000歩/60分を達成することとくさ、明日の雨具の用意ば寝る前に忘れんごとせんとね。そういえば、高校時代はくさ、試合の前の日に天気ば見てくさ、次の日の対策ば練っとったねえ。大人になることはくさ、体の中にゴミでもはいってくることかいな。なして(なんで)、あの時のことを忘れるとや。今日は昨日よりしっかり生きやいよ。ふうたんぬるか(情けないことを)ことばしよったら許さんけんね。
また、前置きが長くなろうが。すいまっしえ〜ん(すみません)。
医療の話やったね。昨日は、看護士配置基準やったね。実際くさ、ICUやらHCUの看護師基準がくさ2対1とか3対1とかでくさ、オベ看(手術看護師)も実際はくさ、どうしても低くならざるとえんったい。例えば俺の心臓の時の手術はくさ、手術時間が7時間やったとって。その準備とかカンファレンス(関係者同士の情報共有の打ち合わせ)とか入れたりくさ、器具出しとかなんやらかんやら入れとったら、その場にいる看護師さんが多くて4人ぐらいやったとって)。看護師基準は、それら全部の平均になるけんくさ、実際には病棟看護師、臨床看護師やらの看護師基準7対1というのは至難の業なんよ。
医療現場は、国家資格の人間が多かけん、みんなわがままの多かろうが。一番厄介なとは、医者ったい。プライドが必要以上に高かろうが。医療現場でそのわがままばまとめとるは看護師ばい。そこにわがままな患者が何人かいたら看護師はやおいかんめいや(どうにもならない)。
入院中にくさ、カテーテル検査があるったい。ちゃんと血が流れとるかとかをカテーテルば使って血管を膨らませてみるったい。膨らませるけん、風船とも呼ぶったい。カテーテル検査が終わったらくさ、何時間かわすれたばってん、ほんの少しでも歩いたりしたらいかんとって。ベットで大人しく寝とらないかんと。どうしても食事の時間をとかぶろうが。あるカテーテル検査の時にくさ、仲良くしてもらっとった、看護師さんが、そのご飯ば身動きでけん俺に食べさせにきてくれたとって。俺はそれまで、人にご飯ば食べさせてもろうたこととかくさ、お袋(小さい時)ともう一人しかなかったろうが。誰かは秘密ばい笑。
わがままな俺に飯ば食わしてくれる看護師さんに、俺は「看護師さんよかて、なんとか自分で食べるけん」と言ったと。恥ずかしがろうが。そしたら俺に飯ば食わせる準備ばしとった看護師さんが、笑顔で「ぐずぐず言わないで早く食べて。私忙しいんだからね」と怒られたとって。看護師さんは医療関係者の中で一番重要ばい。手術の時も何に一番安心ばするかと言ったらくさ、麻酔で眠る前の看護婦さんの笑顔です。なにげない会話で。白衣の天使ったい。実際に患者のことば一番知っとるとは看護師やけんね。日本でも優秀な看護師さんには「ナース・プラクティショナー(トラベルナース:TVでドラマばやっとったろ)」の資格を作ったらいいとて。簡単な手術とかの「医療行為」やったらそのナースはでけるとよ。すごかろ。日本やったら大騒ぎになってくさ、教授会も厚生労働省も医師会も大反対ったい。この3つの利権団体が、医療の一番の闇ったい。人間は一度つかんだ利権は離さんけんね。江戸時代にはくさ、こげな利権団体ばなかったけどくさ、華岡青洲とか緒方洪庵とかみたいな立派な医師がたくさん育っとろうが。民間同士の仲間の派閥争いはあったばってん。
あ〜、また前置きが長くなった。閑話休題ったい。今日は、なんの話ばしようかね。断ったとくばってん、「多くの」という枕詞はいちいちつけんばい。たとえば医師はという言葉ば使った時に、「全員」とは言ってないけんね。
ばってん、利権団体とかがはびこった組織が噴出してくるとくさ、優秀な人間ほどオミット(排除)される傾向があろうが。つまり官僚は愚民化政策ば取りたがるけん、それ以外のファースト・ペンギン(リスクを恐れずに新しいことに挑戦する人や企業。前にTVでやったとったろうが。魚市場で俺の大好きな博多出身の奈緒さんが活躍するドラマ)ば弾き飛す力が湧いてくるとって。
医師でも優種な人ほど、出世せんとって。特に大学が独立行政法人化してからくさ、教授のもつジッツ(医療業界で人事権)はますます強くなったろうが。気に入らんやつは優秀でも飛ばせるとって。
今は知らんけどくさ、少し前までは大学医学部にも派閥があったとって。二代閥が東大と慶應義塾ったい。三代閥はその二つに京大医学部がやはいると。五大閥にはその三つに、阪大と九大やったっけ。十大閥まであると。その系列の大学医学部やないと出世ばでけんと。別に出世とかでけんでもよかばってん、医療の最先端技術とか最新情報ば学ぼうとすればくさ、お金がかかるけん、そういう場にいかせてくれんやったらむちゃくちゃ不利になるったい。医療以外の情報も入ってこんしくさ。
大きくいうとくさ、今の医学会の闇はここから始まるったい。異論があるなら教えてくれてもよかよ。俺は素人やけん。ばってん素人の目が正しいこともあるとって。
例えばくさ、地方の医療はくさ、なかなかよか医者ば採用でけんけん、非常勤の医師が常勤の医師より多いったい。その非常勤の医師ば誰に頼むと思う? 大学のお偉いさんよ。もし、大学のお偉いさんに嫌われとったら、非常勤の医師も回してくれとって。それにくさ、大学側も独立行政法人化で優秀な医師は自分の手元に置いておきたかけん、なかなか手放せんめいが。だけん、また派閥ができるとって。俺が仕事で交通事故の時に最初にお世話になったとがくさ、福井県の公立小浜病院ったい。あの田舎で病床数が456床ったい。一般病床296、療養病床50、結核病床8、感染症病床2、精神病床100。そこにプラスして、HCU(ICはない)、救急救命センター、検診センター、血液浄化センターげな、特殊診療機能機器・設備はあるったい。
ここは完全なる京大閥やけんくさ、金ば他の大学にくべてふんだんに政府がくれようが。だけん設備はいいばってん、おそらく若い経験不足の医師が非常勤で来とるけん、設備と医療のミスマッチが起きとると。だけん、地元の患者さんはくさ、重い病気とかくさ、手術とかに罹ったらくさ、小浜病院から紹介状ばもらってすぐ京大病院に行くったい。
それが証拠にくさ、俺が交通事故で運ばれたときにくさ、応急処置ばしてもらった次の日にくさ、「うちではこれ以上処置ができないので転院してください」げな言われたとって。まだ身体がボロボロな時ばい(当たり前ばってん)。「移動はどげんすると?」ば聞いたらくさ、「ご自宅の近くの兵庫県の病院までには救急車では無理です。いくつかの県をまたがるのです。(あとで福岡の消防署長の高校の同級生にきいたらくさ。「でけるったい。なん(ああ)、県がまたがるとくさ、手続きが面倒やけん、そげん言ったとよ」と)介護タクシーを使ってください」「いくらぐらいかかると?」「そうですね、10万円弱ですかね」。身体がボロボロの時で金ば引き出すこともでけんとに。
誤解せんとってね。小浜病院はみんな親切やったとよ。仕組みが悪いとって。
なんやらかんやらスッタモンダばしてくさ、家から歩いて10分の兵庫医科大学病院(963床)に転院先に決まってくさ、そこまで行くとも、友達がマイカーで送ってくれたと。涙が出るほどうれしかったばい。
兵庫医大に着いたらくさ、かみさんが待っとったとって。「今度は、なんばしでかしたとか」げな言う顔で。ばってん、俺の身体の状態を見た瞬間、顔が青くなったと。兵庫医大についたら夜やったと。そしたら、事務の人がくさ、まず検査ばするけん、どこどこに行ってくれと言うとって。それも歩いていけと。かみさんが車椅子はないですかと言ってくさ、渋々出してくれたとって。この病院は医療技術はすごいばってん、コメディカル(国家資格をもった医療従事者をサポートする人間)がイマイチやね。
最初に医師の言葉。「下手な縫い方ですね〜。どこの病院ですか?」 。前もって情報は入っとるはずばいい。小浜病院がくさ四苦八苦して家の近くに探してくれたけん。兵庫医大は阪大医学部閥ったい。ほめるわけがなかろうが。それに今はそんなことを言っといる場合じゃなかばい。答えもせずに睨みつけたらくさ、お勉強はできるばってん、(おそらく)喧嘩をしたことがなかその医師はくさ、黙ってしまったとて。それ以降くさ、その医師はくさ、俺には愛想がよかったばい爆笑。
こげなとが、医療の闇の「マクロの話し」ったい。
次は、医師の「ミクロの話し」ばしようかね。 さあ今、2時。今から5時間勉強のつづきばしようかね。もう一時間目標の超速視聴読は終わっとるばい。
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