2024年4月アーカイブ

 健が、中学浪人をした話は昨日書いた。北九州に中学浪人用予備校は2校あった。北九州予備校の小倉校と八幡校である。健は八幡校高校進学コースである。

 当時の北九州は、山口組の北九州侵攻に対して工藤会と草野組が連携して防いでいた。ヤクザが戦闘服を着て闊歩し拳銃の音がパンパンとなっていた。女学生が、カバンの中に天板を忍ばせ、河原でチェーンを振り回して喧嘩をしていた。不良と呼ばれる高校は数多くあった。中でも九州工業高校という、長ランを着て丸坊主で「喧嘩のためなら死んでもいい」という生徒がたくさんいた。電車の中で吊り革広告を引きちぎって床に敷き、そこに座ってタバコをふかすのだ。それをサラリーマンが注意すると、次の駅で引き摺り出してボコボコにするのだ。

 九州工業高校が夕方下校時に乗る電車があった。その時間の電車は、九州工業=九工=急行にひっかけて「九工電車」と言って女子高生は絶対に乗らなかった。

 九州工業高校とは別に八幡西校などの不良高校があった。朝鮮高校である。この北九州市八幡区のど真ん中に、北九州予備校八幡校があった。

 とにかく朝鮮高校の生徒とは目を合わせてはだめだった。

 時々、朝鮮高校をやっつけに、国士舘高校が「朝鮮狩り」にやってくるのだ。その時に歩いていると、国士舘の学生から「お前はどこの高校や!!!」と胸ぐら掴まれる。「ちゅ・ちゅ・中学浪人です」と答えると、「なんやそれは。お前アホか」と言われる。心の中で「なして国士舘にアホって言われないけんとや」と思った。

 そんな環境の中で健の高校受験再挑戦がはじまった。健の一生の中で最高の一年がはじまった。
 今日、ご紹介する明治大帝の和歌です。

ひさかたの 空はへだても なかりけり 地(つち)なる國は 境(さかひ)あれども

 これも秀逸な御製です。

 とにかく世界の平和を大切にお考えです。それが、日本の高祖高宗からの在り方です。

 我が皇室は、何千年も前から「しらす」という國体を大切にしてこられました。支配をするのをウシハクといい、支配者に國民も國土自分が所有することです。

  神話とは祖先の伝言です。古事記には、大国主命が天照大神から国譲りを迫られます。それはなぜか。大国主は所詮、ウシハクだったからなのです。我國以外の國で、シラスはないと言ってもいいでしょう。この考え方の違いが何につながっているかは今後説明してまいります。ただ、我國の國体はシラスであることだけは覚えてください。

【今日の拙首です】
シラスといふ 國の在り方 創るとき 三大進神勅 天孫にあたふ
 次の文です。

有百千萬億衆生にゃくうひゃくせんまんのくしゅじょう為求金銀瑠璃硨磲瑪瑙珊瑚琥珀真珠等宝いぐこんごんるりしゃこめのうさんごこはくしんじゅとほう入於大海にゅうおだい

 もし、百千万億の主従ありて金銀・瑠璃・硨磲・碼碯・珊瑚・琥珀・真珠等の宝を求むるをもって大海に入らんに

 さあ、次はなんと続くでしょう。
 今日から穀雨 末候 牡丹華です。ぼたんはなさく 読みます。

 牡丹の花が咲く頃です。牡丹は支那では「花の王」と呼ばれています。日本でも「高貴」や「王者の風格」といった花言葉を持っています。


 とにかく美しい華です。「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は藤の花」と、人間の美を花の美しさに例えています。その中にボ牡丹が入っています。

 


 さて、いろいろなところで牡丹という言葉が使われています。牡丹鍋もそうですね。猪の肉を皿に並べると綺麗な牡丹の華のようにみえます。

 それにうまいよな〜。しばらく食べていません。食いたいな〜(爆笑)。
 マスメディアに為替介入せよとか女性天皇賛成とか記事が上がっています。

 メディアには共産主義左翼リベラルがたくさんいます。だから日本が潰れるような記事を書きます。


 為替介入?なんでこんな記事を書くの? まあ、いいか。

 女性天皇? 女性天皇はいいでしょう。でも、メディアうやNHKや池上彰は、90%本当のことを言って不勉強な「主権者國民」を騙し、最後の10%で國民を騙します。

 だから女性天皇が、いつしか女系天皇に変わっても國民はそれにきづきません。気をつけてください。

 共産主義左翼リベラルの常套手段です。
 円安がえらい騒ぎになっています。結果からすればそうでしょう。昨日、書きましたが、「円安」という結果に対策を打つ、為替操作はだめだと申し上げました。

 対策は「原因」に打たないと、結果だけに対策を打つと、いつまでもその「原因」が残ってしまいます。政府の政策は結果に対するポピュリズム(大衆迎合主義)では、絶対にダメです。

 二宮尊徳翁の言葉です。
遠くを図る者は富み、近くを図る者は貧す

 その対策として、産経新聞の田村秀男さんが面白い記事を書いていました(4月26日)。彼はもと日本経済新聞です。

 それがリパトリ減税です。リパトリとはリパトリエーションの略で、「本国に帰還する」と言う意味ですが、金融分野では「海外にある資金を國内に戻す」と言う使われ方をします。日本では期間投資家が、決算に備え、毎年2月〜3月にかけてリパトリを頻繁に行う傾向がありあます。海外で運用している外貨建て資産を売って、円に交換することが活発になり、円買いドル売りで円高要因になります。
  健が仲の良い不良一派に勉強を教えたら彼らの吸収力はすごく、ぐんぐんと成績を上げて行った。するとあの腐れ切った当時の福教組の先生と呼ばれた人たちは、それが面白くないのだ。生徒が成績を上げ得てもそれを喜ばないほど、当時の職員室は腐れ切っていた。

 ある先生と呼ばれる人が言った。「お前らカンニングでもしとっちゃないや?」。不良たちは「俺たちの今までの素行がそげなことを言わしたっちゃんね。それでも、悔しいなあ」と言った。健は、ブチギレた。職員室に言って、その先生らしき人にくってかかった。「彼らが勉強している場をみとるでしょうもん。なしてそげなことを言うとですか?それが教師の発言か! 他の先生方もなしてその発言を容認しとか。生徒が心ば入れ替えて勉強を始めたのを否定するというとですか? 取り消してください!」と。取り消されることは残念ながらなかった。

 不良たちには、「お前ら、これまでつっぱって生きてきたっちゃろうが。こげんことで自分自身をダメしたらいかんばい。勉強は続けるばい」と言ってまわった。

 つまり、健の「札付きの悪」とは「当時の福教組にとって、都合が悪い「悪」だった」のだ。でも、健は悔いていない。

 そして、健の内申書はとても厳しいものになり、高校受験に失敗した。

 後日、健の中学3年生の時の担任Sと姉が電車の中で偶然あった。その時にSが姉 一美に言った。「おお、久しぶりやな。今、お前の弟はどげんしよっとか?」。人見は答えた「弟は、今、慶應義塾大学に行っています」。この時のSの発言である。「見栄ばはらんでよか。嘘ば言わんでよか。あいつが慶応やらいけるわけがなかろうが。」 その夜、一美がぷんぷん起こって電話で状況を教えてくれた。担任のSのことを健はすっかり忘れていた。 このことが健を中学浪人させたが、健は、人生で一番勉強に集中できたときであると今でも思っている。この自信が今回のホワイトハッカー挑戦に向かわせた要因の一つであることは事実である。
 今日も明治大帝の御製を紹介します。

よもの波 みなはらからと 思ふ世に など波風の たちさわぐらむ


 いかに明治大帝が平和を愛していらしゃったかがわかる一首です。有名な歌ですね。日露戦争は國力が10倍以上違うロシアとの戦いでした。できればやりたくありませんでした。しかし、樺太と朝鮮半島の両方から攻められたら、國防がかなわなくなり、我國は潰れていたでしょう。なので、朝鮮半島の支配をもくろむロシアに対抗せざるを得ませんでした。それでも、戦争に反対をされていた明治大帝は、何度もそれをできればそししたいと考えていました。

  軍事的に言うと、ロシアの準備が整うと朝鮮半島支配されて負けてしまいます。なので、最後の決断を軍部が進言した時に詠まれた歌です。

  時代は降って、日米開戦を話し合う昭和の午前会議のときです。この戦争もはっきり申し上げてアメリカの外交政策の責任で起きます。しかし、敗戦にしてしまったのは官僚化された軍部です。山本五十六などはその際たるものです。

 閑話休題。その午前会議の席上でも立憲君主は、口を出してはだめです。立憲君主制どの君主ができることは、勧告や相談等のみです。

 なので、昭和天皇は、明治天皇のこの和歌をお読みになりました。つまり、暗にもう一度考え直すことはできないのか?とさとしたのです。

 戦争の國力比較としては、日露戦争のときにの何分の一です。それに我國には世界最強の帝国陸海軍がありました。明治の男たちだったら、アメリカまで攻め込む愚策などとらなかったでしょうし、敗戦にも導いていないでしょう。

 特に海軍のあの愚策はとらなかったでしょう。官僚とは怖いものです。國を潰します。今の日本は似ていませんか? 財務省・日銀・内閣法制局などが、國を潰しにかかっています。メディアも國民も気づいていません。


【今日の拙首です】
今の世の 男たちでは 戦えぬ 滅亡防いだ 明治の戦い
 円安や物価だけで、政府・日銀が為替操作に入ろうとしていました。それに基づいて、全国の「ミクロ経済学者」や「ミクロエコノミスト」が、同意の意志を述べました。もう、目も当てられません。今の円高は、支那共産党の経済政策ミスで、世界のお金が日本に回っているだけです。その証拠に、アメリカが少し金利を触るだけで日本に影響が出ているだけです。

 為替操作は絶対にダメです。一時的な効果しか見込まれないのと、諸外国を利するだけだからです。

 今はインフレですが、「コスト・プッシュインフレーション」です。戦争でものの値段が上がっているだけです。デフレは脱却していません。ここで金融緩和のストップや利上げをやってしまうと、また、手振れに戻ります。それをいわかいミクロ経済学者、ミクロエコノミスト、政府・財務省は、またぞろ、日本を10年間以上貧しい国にするつもりか。その責任は誰がとるのか。

  繰り返し述べます。経済成長を志向すればいいのです。コスト・プッシュインフレーションの「結果」である。円安は物価高を所得で吸収できるように。

 どうやって?ですって? このブログにも「日本のようになるな」の記事を書いていますので、ぜひ、お読みください。

 さあ、風見鶏の植田総裁はどうするか。みものです。
   健は長い長いGWに突入した。健のGWの目標は緊急かつ重要な仕事、士魂商才創り、そして、基本情報技術者試験勉強」ある。そして、 連休明けには基本情報技術者試験に合格するという覚悟を持った。よほどスケジュール整理しながらやらないと無理だ。難関はプラミングである。健は大学生の時に、計量経済学を専攻していたため、プログラミングはどうしても必要だった。しかし、皆目理解できていなかった。


  二十二歳の時に理解できていないことが、六十五歳で理解できるのだろうか?とも、考えたが、今更そんなことを考えてもしかたがない。GW初日に、令和五年度のA科目30問に取り組んでみる。

 受験でも、國家資格でもなんでも、まずは過去問を知ることだ。そして、対策と自分なりの勉強の仕方を身につける。いくら勉強を重ねてもこの「自分なりの勉強の仕方」をみつけそれを徹底絵的にやるしかないのだ。

 必要なのは、「勉強だけ」ではない。「学習」である。「まず学ぶこと」そして、「習慣:強い意志を揺らがないように何度も何度も同じことを繰り返して学ぶ」こと、そして、それは「自分なりに見つけた学習方法で」である。

 実は健は、中学浪人をしている。
 明治大帝はご生涯でなんと10万首の和歌を読まれました。あの國難に卓越したそして一才の権限を封印しながら國をリードした明治大帝です。和歌というのが國創りに欠かせないものだということがわかります。

おごそかに たもたらざめや 神代より うけつぎきたる うらやすの國

國民の うへやすかれと 思うのみ 我が世にたへぬ 思ひなりけり

 萬世1系天子としての御自覚をもつ御心がよくわかります。明日も紹介して参ります。


【私の拙首です】
おおいなる その御心にこそ 導かれ 悠久の時の 國を給はふ
 「サチのお寺ご飯」という漫画があります。これ少女漫画かなあ?「かねもりあやみ」さんという作者です。全部で13巻あるようです。なごやテレビでもドラマでやっているのですね。

サチのお寺ごはん 1 | かねもりあやみ/久住昌之/青江覚峰 | 無料漫画(マンガ)ならコミックシーモア


 サチの名前は「臼井 幸」です。幸せが薄いと人に揶揄われますが、とても前向きに生きています。サチ自身はお寺の人ではないのですが、近くにお寺があって、そこの住職さんに精進料理をいろいろ教わっています。この漫画がまた面白い!

 いろいろな料理の勉強にもなります。

 住職の源導(げんどう)が本当はサチがすきなのに、我慢しているところも面白い。日本の漫画はいいですね〜。漫画家の勉強にはすごいものがあるんでしょうね。尊敬します。
 引き続き久坂玄瑞の歌を紹介します。

ふるさとの 花さへ見えずに 豊浦の 新防人(にいさきもり)と われは来にけり

 先の大戦の敗戦前に紫電改というとても優秀な戦闘機がありました。帝国海軍松山基地にいた父は、グラマンをバタバタ落とす紫電改の優秀さを何度も観ていたそうです。指揮官は源田実だったと聞いています。源田サーカスといわれ戦闘機を魔法のように扱う一帯だったようです。

 先日四国 愛媛県の南海放送にこんな記事がありました。
 大東亜戦争という言葉を自衛隊隊員が使ったということで、物議を醸し出していますが、おかしな話です。 あれは、GHQが日本の敗戦後、日本に落ち度がないとわかると困るので、あえて「太平洋戦争」と付けた名前です。

 事実は、太平洋戦争という名前はなかった。歴史は、正しく伝える必要があります。挑戦のファンタジーや支那共産党のプロパガンダのような歴史。欧米の嘘八百の暴力のような歴史。欧州中世の言葉に「正しい歴史を知っている。それだけで殺す十分な理由になる」というのがあります。

 こんなのはいただけません。では、どうすればいいか。

 本当は大東亜戦争だが、敗戦國の日本はその名前を使うことができないんだ。隠さずに伝えると、子供たちは正しい歴史を知ることができます。そして、将来、必ず、あの戦争は大東亜戦争という言葉を使えるようになります。全くいつまで事実を隠そうとするのか。

 健は今、基本情報技術者の試験に取り組んでいる。基本情報技術者の試験は、科目Aと科目Bに分かれる。

 科目Aは、60問 90分1000点満点中600点が合格ラインである。シラバス(試験における知識・技術の細目は以下の通りである。

【テクノロジー系】1.基礎理論 2.コンピュータシステム 3.技術要素 4.開発技術
【マネジメント系】5.プロジェクトマネジメント 6.サービスマネジメント
【ストラテジ系】 7.システム戦略 8.経営戦略 9.企業と法務

 科目Bは、20問 100分 1000点満点中600点が合格ラインである。シラバスは
 【アルゴリズムとプロがミング分野(16問)】
 ・プログラミング全般に関わること
 ・プログラムの処理の基本に関わること(型、変数、配列、代入、算術演算、論理演算
  選択処理、繰り返し処理、手続き・関数の呼び出し など)
 ・データ構造及びアルゴリズムに関すること(再帰、スタック、キュー、木構造、グラフ
  連結リスト、整列、文字列処理 など)
 ・プログラミング諸分野への適用通知に関すること(数理、データサイエンス、AIなどの分野
  を題材としたプログラム など)
【情報セキュリティ分野(4問)】
 情報セキュリティの確保に関すること

 健にとっては科目Bの壁が高い。特に、プログラムミングのところであろう。

 今の子供は、小学校からプログラミングを習い始めるが、健が、情報技術に初めて触れたのは、31歳(平成元年)からである。

 Windowsができたのが38歳(平成8年)である。

 このギャップたるや物理的・時間的には如何ともしようがないが、それを、精神的にはできないと判断はしたくないのが健の性格である。とにかくやる!と、健は、繰り返し繰り返し言い聞かせている。いつまでの純情を忘れない男でいたい。純情とは「すなおで邪心のない心。利益・策略を離れて、いちずに寄せる人情・愛情。」である。

 昨日に引き続き、久坂玄瑞の歌を紹介します。

いくそたび くりかへしつつ 我が君の みことし読めば 涙こぼるも

 今日から二十四節気は 穀雨です。地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養が溜め込まれ、元気に育つよう、お天道様が恵みの雨を降らしてくれる時期です。

 そして、七十二候は穀雨 初候 葭始生です。あしはじめてしょうず と読みます。

 我國の別名である豊葦原の瑞穂の國が本来の姿を表し始めます。水辺の葭が芽吹き始め、山や野や水辺にも春の声が聞こえます。葭は、昔から屋根やすだれにつかわれ正解には欠かせないものでした。

 躑躅(つつじ)が綺麗な時期ですね〜。花がどんどん美しくなる季節がやってきます。嬉しいなあ。

 穀雨のころの和菓子は。
「ごげな難関を本当に乗り越えられるか」

と、健は考えた。決して最初からお気楽に考えたわけではない。

 「世に優れた事績を遺した人々は常にこれを通り抜けてきたではないか」とも考えた。

 敬愛する出光興産株式会社の創業者 故出光佐三店主は、敗戦後まもない頃、イランに石油をとりに行った。製油所を持たない出光興産は、たった一隻のタンカー日章丸をイギリスの軍艦に拿捕されれば、倒産以外の道しかない。迷いに迷った。石清水八幡宮に詣り、弓矢を買い求めた。矢を日章丸に例えたのだ。「矢は放たれた」と佐三店主は思った。やれるだけのことはやったのだとも。優れた事績を遺す方々は、みな最後は楽天的になっている。そうでないと決断できないのだ。

 決断とは、一つのことを決めることではない。他の決断要素を捨てることなのだ。明治大帝しかり、昭和天皇しかり、いにしえの北条時宗しかり。

 今回の、ホワイトハッカー挑戦への決断は、過去の英雄に比べたら大したことではないが、それでも、コンサルの現業をやりながら、学習の時間を取る決断をするのは、かなり重いものがある。

 「え〜い、失敗することには耐えられるが、挑戦しないことには耐えられない」

 健は、汎子の教えを思い出した。「(自分に)負けてはならない」と。汎子は「勝ちなさい」とは決して言わなかった。なら「挑戦しないと言う選択肢ないな」。健は思った。

 「そういえばお袋、俺が小さい時に喧嘩で負けてくると『もういちどやってきなさい。お母さんはそんな弱い子を産んだ覚えはありません』」と言ったなあ。身体が弱かった健には酷な命令である。この時も汎子は「勝ってから帰れ」とは言わなかった。おかげで健は、小中学校で喧嘩で負けて帰ってきても「喧嘩で負けた」とはいわなかった(いえなかった?)。

 顔中腫らして帰ってきても汎子は何も言わなかった。姉の一美が「どうしたの」と聞いても「階段で転んだ」と答えた。そんなはずはないのだが、我が家はこれで喧嘩の話は終わりだった。一度、一つ年上の学年番長に逆らったときに、トイレに連れて行かれ20人ぐらいに取り囲まれて、ボコボコにされた(なぐるのは番長一人)。あれは怖かった、土下座して謝った。もう今日は生きて帰れないかもしれないと人生のうち何度も起きたことのひとつではあったが。

 その時も数週間、顔の腫れはひかなかった。体中の痛さもそうである。心の中では汎子も心配で心配でしかたがなかったが、それは絶対に口に出さなかった。男の子を育てるというのは、こういうことなのだ。令和の時代とまったく異なる。なら昭和でいい。

 後に一美に男の子(健の甥)が生まれた。その時に、汎子が、一美に言った言葉が「男の子はねその日のうちに生きて帰ってくればそれでいいのよ」であった。

 つまり、一美に「覚悟を持って育てなさい」という汎子のメッセージであった。
次の文です。このブログは私の観音経暗誦のために書いていますので、お読みいただかなくても大丈夫です。


若為大水所漂稱其名号即得淺處
にゃくいだいすしょひょうしょうごみょうごうそくろくせんじょ)

若し大水に漂わされんに、其の名号を称せば即ち浅き処を得ん。

 水の難への功徳です。とえ大海大水の中で溺れ漂よったとしても、観世音菩薩の名号を称へれば、種々の方便によって即ち浅き処に救い出されるのです。

  繰り返します仏教の素人が言う言葉ではないかもしれませんが、仏教は自分の中に宇宙があるという内観を求めます。欧米の宗教のように、そとにいる神に身を委ねません。
 
 なので、観世音菩薩も、自分の中に実はいるんです。それに気づけば七難も避けられると教えます。決して、他にたよれということではありません。東洋の仏教の勝ちですね。

 宗教ではありませんが神道はその宗教さえいらなくしています。すごい!
  昨日に続いて、久坂玄瑞の歌を紹介します。

 けふもまた 知られぬ露の いのちもて 千歳を照らす 月を見るかな

  観音経の次の文です。

若有持是観世音菩薩名者設入大火火不能焼由是菩薩威神力故
にゃくうじぜかんぜおんぼさみょうしせつにゅうだいかかふのしょうゆぜぼさいじんりっこ


若し是の観世音菩薩の名を持つことあらん者は、設い大火に入るとも火も焼くこと能わず、是の菩薩の威神力によるが故に


 
この文は火の難から救われることを書いています。

 人もし観世音菩薩の名前を受持念称する時は、たとえ燃え盛る火の中に入るほどの苦しみ怒りくるうようなことがあっても、その火で焼かれることはありません。これは観世音菩薩の大慈大悲の神力が働くからです。

 繰り返しますが、仏教は、西洋の宗教のように誰かが救ってくれるというものではありません。誰かが救ってくれると思うと救われなかった時にその誰かの責任にしてしまいます。

 仏教は、自分の中に宇宙があると教えます。だから内観せよと。今回の教えも、観世音菩薩という自分の中に本来存在しているものを見つけたらということになります。

 令和六年四月号の専門 編集後記です。
 今日から何回かに分けて久坂玄瑞(くさかげんすい)の和歌を紹介します。

 久坂は吉田松陰の門下生で、弟子の中では最も愛されていました。とても優秀だったそうです。木戸孝允(桂小五郎)などは、明治維新後「久坂が生きていたら、私などは足元にもおよばないだろう」と語っています。

 でも二十五歳という若さで蛤御門の変で流弾を受けて自決しました。


ほととぎす 血になく声は 有明の 月よりほかに 聞くものぞなき

 すさまじい歌ですね。久坂に歌には常に緊張感があります。幕末は、まだ、二十代の男たちが命をかけた戦いをします。その緊張感のなせる業なのでしょう。こういう緊張感の歌を紹介していきます。

【今日の私の和歌】
國難に 命おしまず 若人が 進める我國 素晴らしき國

2.結論と現在の日本の失敗要因

 結論から申し上げると、失敗の要因は「主権者國民の責任です」。政治家や官僚やそのポチであるメディアに騙され、騙されるがままに政治家を選びます。よく「この國は一体どうなるのですか?」と聞かれます。まず「この國」と第三者発言をしている段階で「主権放棄」です。社会主義政策を取ると、だまっていてももらえるお金が増えるため、主権者と言われている國民は努力をしなくなります。

 

 そういうふうに官僚や政府に飼い慣らされているのが今の「主権者國民」です。貯金のない人が結婚しようと思うでしょうか?子供を作ろうと思うでしょうか?子供の教育費用はどうするのでしょうか?企業はこの混沌としたリスク環境のなかでそれを乗り越える投資資金をどうするのでしょうか? 國家百年の計といわれる教育はどうするのでしょか? それらを否定する、GHQが1週間でつくった憲法「典」をどうしようとしているのでしょうか? 北朝鮮に同朋が拉致されても軍を派遣して奪い返すことすらしません。ソ連が亡くなった時に北方領土を奪い返す最大のチェンスが巡ってきたのに、奪い返せ!と政府に言いもしません。こんなことなら天皇陛下に大政奉還したらいい。

閑話休題。政治が経済に対して唯一できることは、マクロ経済の三つの市場を活性化して「民の活力を強める環境を整備する」ことです。社会主義のような環境をどんどんつくることではありません。

 

城山三郎の大ベストセラーに「官僚たちの夏」という本があります。「経済を民間だけに任せていられない。我々官僚の出番だ」と旧通産省の役人が池田勇人がモデルの首相に楯突く本です。実際は、池田勇人が官僚を押さえ込みます。

 

 子供の頃、どんどん生活環境が変わりました。男たちは必死になって金を稼ぎ、優秀な女性は世に出て活躍し、家庭に入る女性は必死に子供を育てました。「洗濯機・冷蔵庫・テレビ」が家庭の三種の神器と言われ、どんどん身の回りの生活が豊かになりました。その後も「カー、クーラー、カラーテレビ」が新三種の神器と呼ばれました。ほんとうに活力がある國でした。「Japan as No.1」という本をアメリカ人が書きました。少子化だから経済成長ができないなどというメディアの宣伝に乗せられないで、もうそろそろ目を覚ましませんか?マクロ経済を学んでみませんか? MMTなどという共産主義左翼リベラルの嘘に騙されないように。

 汎子も敗戦の日には毎年、子供達に引き揚げの苦しさ伝えた。不思議とそれが楽しそうなのだ。佳男も汎子も血液型はO型である。よって自然と子供3人はO型になる。つまり親子全員がO型なのだ。O型とは、陽気で朗らかな性格である。時として人生や仕事にぬけができるのがO型の欠点ではあるが、そんなことは気にしない。過ぎ去ったことを全て楽しい思い出にしてしまう。

 引き揚げの話は壮絶であった。日本に帰れると聞いて、お金まで渡して手続きをしたが、途中で朝鮮人に騙されたことがわかった。その時、祖父 二が朝鮮人に拳銃を突きつけたのだ。子供達が泣いていると、祖父は「泣くな!」と叫んだ。支那人や朝鮮人と相対するときは、絶対、弱みを見せてはいけない。両民族とも他国から征服され支配を受けてきた歴史なので、強いものにはとことんへつらうが、弱いものはとことん蹂躙する性質を持っている。

 それに加えて敗戦国で、軍事力がなくなると国民はこういう目を見る。

 汎子は、その時の父の姿をみて「お父さんはなんと強いんだろう」と思った。

 他の引き揚げの記憶は後に譲るとして、この時の経験から汎子は「負けてはならない」と強く思うようになった。

 伯父や叔母たちは、健に「お母さんはあんたに厳しかったね〜」というが、健は優しい汎子の姿しか覚えていない。確かに、二人以外の誰かがいるときは、日本の男としての姿を求められたが。汎子が、男子としての健を育てる上で必ず言っていた言葉がある。「負けてはダメです」。勝ちなさいとは一言も言われたことがなかった。

 その教えが、幼少の頃から身体が弱かった健ではあるが、意志と根性といじっぱりを健に植え付ける原動力となった。そして時として無謀な目標に向かうのであった。

 健が今回ホワイトハッカーに挑戦するのも汎子の教えによるものであった。
 御製とは、製(ぎょせい)とは天皇陛下の詩歌や絵画などの作品のことで、特に和歌を指して使われる言葉です。昭和天皇はそのご生涯に1萬首もの和歌をお詠みになられていて、そのうち900首ほどが公開されてゐます。

あらたまの 年を迎へて いやますは 民をあはれむ こころなりけり

 昭和天皇がまだ摂政の時代に正月の宮中歌会はじめで詠まれた御製です(大正十三年)。

 前の年に關東大震災がありました。

 廣き野を 流れゆけども 最上川 海に入るまで にごらざりけり

 雄大な歌です。陛下御自身が御政道で濁らないぞと決意されてゐます。大正十五年の御製です。まだ昭和天皇が摂政をやられている頃でしょうか?

ふる雪に こころきよめて 安らけき 世をこそ祈れ 神のひろまに

 昭和六年の御製です。天子樣の主なお仕事は祭事です。私たちの伺いしれないところでいつも私たち臣民を慈しんでくださっています。これ以上の幸せはないですね。

 こころをすっきりさせたかったので天子樣に甘えてしまひました。古今東西、統治していただく方を天子樣とお呼びできるのは我が國しかありません。

【今日の和歌です】
天道の 古(いにしへ)からの その動き  人は迷えど 天はその時
  国際投資アナリストのOさんが「知らないのは日本人だけでは、実は日本の評価は「世界一」、世界のマネーが日本に向かってくるぞ」という記事を書いていました。

 記事を読んだんですが、一体何を言いたいか皆目見当がつきません。日本は世界最大の債権国家なんていうことはもうずっと前からわかっています。世界のマネーが日本に向かうってそのこと? それならストックのことで、今の日本に足りないのはフローです。たまたま株価が上がっているのは、虫の息の支那共産党経済から日本に資金が移動しているだけです。訳がわからん。

 それにもましてわからないのが4月15日の朝日デジタルです。安倍さんを暗殺した山上という男を「銃撃事件」と書いてあります。あれこそテロだろ?テロとかけよ。さすが朝日といいたい。

 言論の自由と嘘の自由は違うだろう。
 昨日の産経新聞にこんな記事が載っていました。
「刑事判決を実質無意味にする」 死刑囚2人の訴え、大阪地裁が退ける 当日告知巡る訴訟」

 要は死刑囚が、当日に死刑と言われるのがたまらない」と訴えていたのです。さすがに裁判所は否定しましたが、こんなのありか。

 以前は、二日前に告知していたのですが、死刑囚の精神が乱れるので当日にしているという事実は別にして。これが基本的人権の恐ろしさです。

 ものすごく誤解されていますが、基本的人権とは「人を殺していい権利です」。流石にそれはいけないので法律で禁止されていますが、でも、その権利があるために、弁護士はこんなバカなことをします。

 京都アニメーションの事件もそうですよね。あれだけ多くの人をあれだけ残忍に殺していながら、この基本的人権があるために、弁護士は、「責任の能力」から入って、極悪被告人を無罪にしようとしています。

 安倍さん暗殺事件でも、朝日新聞などは、この基本的人権をたてに銃撃事件て、日トロ殺す権利を無実化しようとしていま。

 第日本帝国憲法では、「人権」という言葉がありませんでした。これを多くの法曹界等の人間は、だから第日本帝国憲法は未熟だと言います。

 我國には、「人権」なんていう、欧州の宗教裁判の後腐れみたいな言葉はありませんでした。必要ないんです。なので、明治の男たちが「欧米の皆さん、私たちは人権なんていう言葉つかwなくても十分國が成り立つんです」という思いを込めました。

 弁護士さんよ。そんなことも知らないのか。
弁護士が國体を破壊する狂気になってどうする!
 前号で、マクロ経済には3つのマクロ市場があると申し上げました。

    財市場(モノの市場)

    貨幣市場(お金の市場)

    労働市場(労働力お市場)

現代ではこれに情報市場が加わるのかもしれませんが、これらの市場が、大きく、太く、速く、自由に動けばその國の経済は活性化します。当たり前のことですよね? 今は、税金吸い上げて資金の動きを抑え、天下の悪法労働法規が労働の自由化を妨げて、財市場では、1日に3つぐらいの様々な官僚規制ができていて、これら市場の動きを小さく、細く、遅く、不自由にしています。なので、30年間も國富(名目GDP)が伸びていません。トランプが大統領の時1対2ルールというのを官僚に守らせました。官僚が1つ規制を作ったら2つ既存の規制を廃止するというものです。こういうのを政治主導というのだよ。旧民主党諸君。トランプはプラス減税をしました。

 

池田勇人も、民の活力を高める自由主義の政策を採ったのです。政府は減税と規制緩和で民の活力を高め、民間が自由に商売ができる仕組みを整えました。あとは國民の活力に任せるという自由主義経済です。今の日本の社会主義経済政策とは対極をなします。

 

逆に、政府は新幹線や高速道路などの誰もが使う公共物を建設しました(敗戦後で民間にお金がなかったので)。今の日本政府のように間違っても成長計画を作成したり、儲けを指導する、賃金を無理やり上げさせる、成長産業を絞って投資するとなどといった、まさに愚かな徳川吉宗や松平定信や水野忠邦のような政策はしなかったのです。

 

池田勇人は、10年で所得を倍増すると國民に宣言してそれを見事に達成しました。10年で倍ということは年7%の経済成長が必要です。最初の頃は、冗談と受け取られ大爆笑されたようです。

   ある時、母 汎子の兄 舜一が我が家を訪ねてきた。

 祖父は大したものである。昔の大人は古典をしっかり学んでいる。我が家は、朝鮮半島からの引き揚げ者である。母の実家 秋武家は、朝鮮からの引き揚げ者である。長女の名前は、堯子(たかこ)。堯は支那の理想の皇帝である。その存在も消しながら民を幸せにするそんざいだ。
それにちなんで堯子。長男は舜一。舜はその後継。

 その下の母 汎子の「汎」の字には「ひろくてかぎりがない」の意味がある。下の雅子の「雅」は「気品を感じる美しさ」、末っ子の「洋子」の洋は、「限りなく広い様」とう意味だ。キラキラメールを凌駕する。

 堯子は、朝鮮から引き上げてくるときに朝鮮の地で亡くなった。汎子の話によると怒ったことがない限りなく優しい人だった。赤い血をたくさんはいて。亡くなる最後に「りんごが食べたい」と生涯でたった一つのわがままを言った。汎子が朝鮮人に化けて頭に籠を乗せて買いにいった。12歳の少女が当時一人で出かけることは、どんなにかリスクがあることか。

 堯子は、汎子が買ってきてくれたりんごをたった一口、口に含んだ。「ああ、おいしい。みんなごめんね、汚い血をたくさん掬ってくれて。さようなら」と言って命を落とした。朝鮮の土は凍っている。そこをこじ開けて埋葬した。いまだに、堯子は朝鮮に眠る。

 秋武の祖母 アヤは、毎年、敗戦の日になると、仏壇に向かって泣いていた。汎子は、その話を毎年、子供達に話して聞かせた。引揚の凄まじい、朝鮮人とロシア人の日本人に対する行いを含めて。その様子は「ヨーコ物語」「続ヨーコ物語」に書かれている。長く、米国の教科書として採用されてきたが、アメリカの朝鮮系国民の反対で廃止された。敗戦国とは結局、国際社会の中では真実まで消される扱いを受けるのである。

 さて、このような根っこでそだった健は、身体が弱かったものの・・・(つづく)
 道元は、「倉にすむねずみが腹をすかしており、田をたがやす牛が腹いっぱい草を食べたことにがない」といいます。

 倉にすむねずみは穀物を積んだ中にいるが必ずしも腹いっぱいでいるわけでもなく、田を耕す牛が草の中にいても、草を食べなければ腹をへらしているということでもある。人も子の通りである。人みな仏道の中にいながら、それを自覚しないために、仏道にかなった生活ができないのである。自ら仏道の真っただ中にいる気が付かず、ほかに悟りがあると思って、願い求める心がある間は、一生安楽に生きることはできないのである。

 仏道に深くいたっている人の行いというものは、善行につけ、悪行につけ、それぞれ考えがあってやっているものである。他の人がおしはかることのできないももである。みな、恵信僧都は、ある日、庭先で草を食べている鹿を人に命じて打ちたたいて追い払わせた。

 そこにいた人が、「あなたさまは、慈悲の心がないようです。なぜ、庭先の草を惜しんで畜生を苦しめるのですか?」と尋ねた。

 僧都は、「私がもしこの鹿を打たなかったら、この鹿は人を怖がらなくなり、悪人に安心して近づいて、殺されるにちがいありません。だから、打つのです」を言われた。

  鹿を打つのは、みかけは慈悲がないようであるが、心の内の道理は、慈悲の溢れていることはこの通りある。

 さて、仏道に励むことを「辨道 べんどう」と紹介しました。
ど素人高齢者の挑戦

 今日から、私が75歳でホワイトハッカになるまでの3,416日(本日4月15日も含む)。

 なんと私がホワイトハッカーになるまでには、こんな関門が待ち構えています。

 ひぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

 情報システムど素人の高齢者の私は、まず、基本情報技術者試験(FE)と情報セキュリティマジメント試験を通り抜け、次にITパスポート試験と応用情報技術者試験を通り抜ける必要があります。その後、その上の赤い幾つかの試験に合格し、最後に「情報処理安全確保支援士試験」んび合格し、そして、ホワイトハッカーの入門試験とも言える「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)に合格してやっとホワイトハッカーのスタートです。それに私の最終目的はCETというアメリカの資格です。これを約3,400日でやる。プラス他の中小零細企業を取り巻くリスク対応能力を磨く・・・・・。

 面白いじゃん。やってやろうじゃん😭。まあ、私は、小さい時から喧嘩を売ったことはありませんが、売られた喧嘩は買わなかったことがありません。どんなに負けても(誰も喧嘩を売ってないっつうの)。

 さあ、このいじっぱりの寳德は、どこからできてきたのでしょうか?
対日銀完勝

2.成功要因②

 池田勇人は日銀を抑え込んだのです。日銀は金融緩和大反対の官僚たちです。池田勇人と小渕恵三以来、故安倍晋三元首相(以下、安倍晋三)が黒田さんを日銀操作に送り込むまで、日銀は金融緩和(お金を刷ること)に反対しました。

池田勇人の時代も同じです。日銀は「利上げをすれば勝ち、利下げをすれば負け」という価値しかない愚か者の集まりです。自分たちは物価の番人とのたまっていますが、デフレで物価が下がっても知らんぷりです。日本銀行は國家経済・國民生活がどうなろうが、金利を上げたがるのです。なぜかって? 謎です。これを「日銀理論」と言います。なので、一度総裁が決まったら総理大臣でも解任できない日銀法改正は我國の喫緊の課題です。日銀は「銀行の銀行」で、金利さえ上げておけば銀行は原価割れしません。こういうのを殿様商売と言います。

 

 池田勇人の時代も日銀は金利を上げたかったのです。そして、池田勇人にも何度も利上げ要請がありました。日銀は「独立を認めるように法改正をしろ」と池田勇人に言いましたが、池田勇人は一蹴します。日銀がもっているのは「金融政策の独立」であって「日銀の独立」ではありません。メディアはこれについても間違っています。「日銀は独立している(今の日銀法はそういう悪法になっているが)」と主張します。池田勇人は日銀から恨まれます。

 

 池田勇人は、安倍晋三が黒田総裁を送り込んだように、山際正道を日銀に送り込みました。池田勇人の大蔵省時代の同期です。「日本銀行百年史」では、悪魔のように描かれています。

 

山際総裁の後に池田勇人が送り込んだのは宇佐美総裁です。三菱銀行出身です。つまり、日銀の子会社から総裁が出されたのです。日銀の完敗です。日銀にとっては、腹わたが煮えくり返る出来事です。

 

つまり、総理大臣が景気をよくし、長期政権を築きたければ、日銀を抑え込んでまともな政策をやらせることが重要なのです。

 観音経の次の分文です。

受諸苦悩聞是観世音菩薩じゅしょくのもんぜかんぜおんぼさつ一心稱名いっしんしょうみょう観世音菩薩即時観其音聲皆得解脱かんぜおんぼさそくじかんごおんじょうかいとくげだつ 

 諸の苦悩を受けんに是の観世音菩薩を聴きて一心に名を称せば、観世音菩薩即時に其の音声を感じて皆解脱することをせしめん。

 私は若い頃、坐禅を組んだり、お経を読んだり、仏を信じたりしたら悟ると知り、「そんなばかなことがあるか」と思いました。あるとき、何回もお経を読んでいると、仏教で言うところの悟りとは、仏に助けてもらうのでは無く、自分自身の仏性に気づくことだと感じました。

 般若心経でいうところの「無」ですね。

 でも、これがなかなかできない。でも、できるかどうかよりやるかどうかですものね。自分のいかに無にできるかどうか。これが私が毎朝、般若心経を暗誦する理由です。

 観音経も暗記して暗誦できるようになります。
 道元は、こう言います。「世間で言う言葉に、『私は黄金を売っているのに、人々が黄金を手に入れないのは、人が買わないからだ』というのがある。仏祖も道もこれを同じである。道を惜しんで与えないのではない、常に与えているのであるが、人がそれを手に入れないのである。私が仏道を得るということは、生まれつきのするどいとか鈍いとかによるものではない。誰でもめいめい法を悟るということは、生まれつき鋭いとか鈍いとなによるものではない。誰でもめいめい法を悟ることができるのである。ひたすら努力してやまないか、なまけているかによって、道を得るのに速い、遅いがある。またその努力するか、なまけるかの遠いは、志しが徹底するかしないかにかかるものである。志が徹底しないのは、無常と言うことをよく考えていないからである。われわれの身体は刻々に片はしから死んでいっている。どこまでいっても少しの一体な状態を保ってはいない。生きているわずかな間に、特をむなしく過ごしてはならない」

 とても、胸が痛くなります。その通りですね。

 仏道に励むことを「辨道 べんどう」と紹介しました。



 ずっと、昔に書いた記事を紹介します。

 日経ビジネスを読んでいたら、蕎麦の話がのっ ていました。またうんちくが増えると女房に言われるかもしれませんが、覚えておきたいので書きます。
  今日から、私が75歳にホワイトハッカになるまでの3,417日(本日4月14日も含む)の純情物語を描いてまいります。

 さあ、3,417日の珍道中をお楽しみください。心のつぶやきは博多弁になることをお許しください。
 観音経では、観世音菩薩の御利益や功徳について詳しく解かれています。具体的には観世音菩薩には、七難を避ける力があると言われています。

<七難>
  1. 火の難(火による苦しみ)
  2. 水の難(水による苦しみ)
  3. 羅刹の難(悪鬼による苦しみ)
  4. 刀杖の難(武器による苦しみ)
  5. 鬼の難(悪霊による苦しみ)
  6. 枷鎖の難(縛られる苦しみ)
  7. 怨賊の難(犯罪者による苦しみ)

 さて、四つめの分です。
池田勇人登場 敗戦後の円/ドル交換レート

 池田勇人(第60代内閣総理大臣 首相在任期間:昭和35(1960)7月~昭和39年(1964年)11月)が、日本を世界一豊かな國にしました。かつて日本は「一億総中流社会」を実現しました。資本主義の國として理想の姿ですが、それさえもメディアは否定しました。「ワーカホリック(仕事中毒)」とか「日本人の家はうさぎ小屋」だといって。先鋒を切ったのがいうまでもなく國賊 朝日新聞です。

 

1.成功要因①

 池田勇人は、日本の経済力を熟知し、何をどうしたらいいかがわかっていて、それを全部実行できた強い総理大臣でした。我國は、敗戦國です。親会社のようになったアメリカは、乗っ取った子会社 日本を潰すつもりでGHQ(占領軍)という愚かな連中を経営陣として送り込んできました。GHQの社長であるダグラス・マッカーサーなどは米國では何も相手にされない人間です。池田勇人は、そんな理不尽極まりないGHQの要求を飲みながら、1ドル=360円の固定相場だけは認めてくれるよう懇願します。だいたい1ドル=300円ぐらいが適正だったのをなんとか認めさせました(これがアメリカの好意でなったというメディアばかりです)。1億ドルものを海外に売って300億円になるのと360億円になるのとでは、儲けが60億円の差になります。売れば売るほど儲かります。

 

 ちなみに教育勅語が廃止されるとき日本側は「これは危険な思想ではなく、立派な日本人を育てるための道徳だ」と懇願したら「じゃあ廃止しよう」となりました。立派な日本人など邪魔なだけだったのです。この為替レートでも、他の交渉要因で抵抗していたら認められていなかったかもしれません。一点突破でこのレートを池田勇人は通しました。当時は金本位制です。政府の発行する通貨は金と交換できます。なので、政府は金の保有量に合わせてお金刷ります。金の保有量に合わせてアメリカがお金を刷ると、1ドル=360円で固定されているので、円もまた刷らなければなりません。360円分紙幣を刷るのと、300円分するのとでは、まったく違います。貨幣供給量の増加というマクロ政策です(金融緩和)。さあ、ここに抵抗勢力が出てきます。日銀です。

 今日から七十二候は 晴明 末候 虹始見です。にじはじめてあらはる と読みます。

 日が長くなりましたね〜。いつも夕飯の時に部屋のカーテンを閉めるのは私の仕事と(いつのまにか)なっていました。18時ぐらいです。でも、つい最近までは、もう暗くなっていたのですが、今は、まだ明るい。閉めるのにはばかれることさえあります。

 この時期は、春の雨が多い頃です。空気が潤うから雨上がりに虹が見えやすくなります。今年はまだ見ていませんが、初代神武天皇を祀っている橿原神宮あたりの葛城では、よく見られました(最近言っていませんが)。葛城にかかる虹は、ほんとうに大きく、見事に葛城山とのコントラストをなしています。

葛城の 山映える夕 人々の 心とらへる 七色の蛇

 虹って、なんで虫編なんだろう?と小さな時からずっと疑問に思っていました。空に大きくかかる蛇に見立てているんですって。
 我が家はそうではありませんが、私たちの子供の頃に「鍵っ子」という言葉が流行りました。まだ、昭和三十年代から四十年代の日本が貧しい頃です。親が共働きをするので、家にいなくて、家の鍵を持っている子供のことです。我が家も父が入院したりして貧しかったのですが母が内職をしていました。絶対に家を空けて働きには出ませんでした。「お母さんは、いったいいつ寝ているんだろう」と子供心に思っていました。

 「貧しい」のが「原因」でした。しばらくこの言葉を聞いてなかったのですが、最近またこの言葉が出てきましたね。

 そうです、政府や官僚の愚策により「貧しくなって」しまったのです。今の世の中だったら、母はどうするだろうか?内職なんてあまりありませんが、頭の良い人なので、リモートワークを見つけるかしれませんね。

 誤解を恐れずに言います。何回考えても「こども食堂」というのがどうしてもわからない。いくら貧しくても(やっている方を非難しているのではありません。いく人です)。私の母だったら絶対に行かせません。

 子供の頃、一度、家事を手伝おうとしたら「お母さんに恥をかかせないで!」と偉く怒られました。私が大人になって母の病気が進んでとても辛そうに家事をしていたので、手伝おうとすると、「あなたは男でしょう!これは私の仕事!あなたには男としてもっとやるべきことがあるはず!」とまた、怒られました。

 もう就職して家を出ていた時、母の病気がいよいよ悪くなりました。会社帰りに夜ご飯を作りにいきました。その時はもう怒りませんでしたが、私の作った貧相な料理をもう食べられなくなっているのに必死に全部食べてくれて、父に「ほうら健たつくったの全部食べたよ」と言ってくれました。なつかしいなあ。寳德汎子(ひろこ)享年62歳のあまりにも短い一生でした。
 先日ネットのニュースをみていたらこんな記事がありました。

子どもが保護者に無断でオンラインゲームに高額課金したとの相談が全国の消費生活センターなどに相次いでいる。半数は小学生で、100万円以上課金していた事例もあった。国民生活センターは子どもにスマートフォンを使わせる際は、アップルやグーグルのアカウントに接続したままにしないよう呼び掛けている。」

 親が子供のことを國の機関に相談? 

 もし私の親や私だったら、一発ぶん殴ります笑。親が子供をコントロールできない。異常です。

鬱陶しさ 不合理がない 子の世界 崩れのは 家庭の価値観
 ホワイトハッカーになる道はかなり険しいのです。例えば「CEH(Certified Ethical Hacker)」に合格するにはお金もかかるし一筋縄ではとてもじゃないけど合格しません。

「ITストラテジスト」や「プロジェクトマネージャ」などがある「高度情報処理技術者」です。情報処理技術者試験は経済産業省が認定する国家試験もかなり難関です。

 IT会社などに属していない私は、基礎的な試験や研修(基本情報技術者・情報セキュリティマネジメント・CBT・ITパスポートなど)を受けまくり基礎知識を得てから、専門学校に行くしかありません。そして何度も落ちながら、高度情報処理技術者・HECをクリアすることになるでしょう。75歳までにというあと10年という時間はそんなに長くなさそうです。

(第一段階)
「基本情報処理技術者、情報セキュリティマネジメント、CBT、ITパスポート」等で基礎知識を身につける。お金を貯めていく。

(第二段階)
研修やネットワーク構築を重ね、専門学校に行く。お金を使いながらお金を貯めていく

(第三段階)
高度処理技術者試験はCETを受けまくり何度も落ちる。お金も貯める

(第四段階)
合格!!

(第五段階)
実務

(第六段階)
 民間中小企業役白書フリーダムの上梓

ひっっっっっっっっえーーーーー。楽しいや。

75歳まであと3,418日(本日4月13日含む)

 道元は、こう伝えます。海の中に龍門という所があり、そこは波がしきりに打ち寄せる所です。いろいろな魚がこの波の所を過ぎるとみんな龍になります。それで龍門と言います。

 この龍門と言う所は他の所と、波が違っているけではない。水も同じく塩辛い水です。

 けれども不思議な力によって、魚がここを通ると必ず龍になるのです。魚はそのままの姿でたちどころに龍になるのです。

 「達磨門下禅僧の儀式も、これによって理解するがよい。場所も他の所と同じようなところであるが、修行の道場に入ると必ず仏となり租となるのである。食物も普通の人と同じように食べて飢えをしのぎ、衣服も普通の人と同じように着て寒さを防ぐことに変わりがないのである。」

 道元は、でも仏道に従うことで、たちまち、禅僧となると説きます。これには続きがあります。

 さて、前回、仏道に励むことを「辨道」と紹介しました。
 何年連続人口減とか、日本の危機だとかメディアはのたまいますが、それはすべて「結果」です。いつも言っているように「結果」に焦点を挙げて、それをなんとかしろというのはナンセンスです。

 ターゲットを当てるのは「原因」です。世の中に情けない男たちができていのの「結果」です。

 「原因」は、すべて「経済成長」なんです。なんでそれがわからないか。

 あとで出てくるかもしれませんが弊社月刊誌士魂商才第百二十六号(令和六年四月号)専門編の記事からです。

 ういうふうに官僚や政府に飼い慣らされているのが今の「主権者國民」です。貯金のない人が結婚しようと思うでしょうか?子供を作ろうと思うでしょうか?子供の教育費用はどうするのでしょうか?企業はこの混沌としたリスク環境のなかでそれを乗り越える投資資金をどうするのでしょうか? 國家百年の計といわれる教育はどうするのでしょか? それらを否定する、GHQが1週間でつくった憲法「典」をどうしようとしているのでしょうか? 北朝鮮に同朋が拉致されても軍を派遣して奪い返すことすらしません。ソ連が亡くなった時に北方領土を奪い返す最大のチェンスが巡ってきたのに、奪い返せ!と政府に言いもしません。こんなことなら天皇陛下に大政奉還したらいい。


 情けないですよね。
 「これぞ経世済民」というタイトルで故池田勇人元総理大臣(以下、池田勇人と書くことをお許しください)の経済政策を紹介し、そこのどのくらい邪魔をする人がいたかを紹介します。「経世済民」とは経済学の語源であり、つまり経済学とは世を救うものだということです。

 

 経済とは國の身体そのものです。身体が強く大きければ、それに合わせて服を買います。自分のできることできないことが決まってきます。つまり経済が國の身体そのもので、法律や防衛や福祉や外交などは、衣服や道具でしかないのです。明治の男たちはこれに気づきました。だから「富国強兵」という政策を打ち立て國家を守りました。というか、そうしないと國が潰れてしまうということに気づいたのです。今の日本でこれに気づいて愚痴を言わずに手を打っている人はどのくらいいるでしょうか?

 

 戦前、我國には共産主義が跋扈(ばっこ:のさばること)しました。経済政策を失敗して貧しくなるとこうなります。敗戦後にも、我國には共産主義革命が起きる危機がありました。もし、池田勇人がいなければその可能性がありました。國民は、貧しいといろいろな思想に走ろうとしますが、経済を成長させるとそんな馬鹿げた思想などにかぶれるよりも働いてどんどん伸びる給料をもらった方が得をすると判断します。これが経世済民です。江戸時代にも昭和にも平成にも令和にもこのマクロ経済がわかっているリーダーは、萩原重秀、田沼意次、池田勇人、小渕恵三(人気がなかったけど良い総理だったの。早逝したのが惜しまれます)、安倍晋三しかいませんでした。あとは、みんな緊縮財政か、インフレ時にインフレ政策をとる愚か者か、結果としてのミクロ経済に対策を打つ者ばかりです。さあ池田勇人をシリーズで解き明かしましょう。

  なぜ、このブログにホワイトハッカーの記事を書くか。この年で挑戦しますので、ホワイトハッカーとなるための強烈な目的(自身のコンセプト)が欲しいからです。学校の勉強でもそうですが、できるやつはこの目的を持ち目標を定めた上で知識に走るのではなく、自身の勉強方法を定めます。それさえあれば知識は後からついてきます。

 たくさん「知識だけ」の勉強をしてもこの目的と目標と自身の確立をやらない人は、いくら知識を詰め込んでも、その知識が役に立たないものとなってしまいます。勉強ももちろんやっていますが、75歳までに実現するための強烈な目的が欲しい。
閑話休題。

 2番目の必要知識は、IT関連の法律・法令に関する知識です。例えば「改正個人情報保護法」「マイナンバー法」「サイバーセキュリティ基本法」「電子署名及び認証業務に関する法律」などです。

 ホワイトハッカーはこうした情報セキュリティに関する法律や法令を把握し、そして、常に最新の情報を学び続けることが重要です。

 独立行政法人IPA(情報処理推進機構:Information-technlogy Promotion Agency,Japan)という機関があります。そこが発行している本があります。

IPA news 最新号の表紙


 今これを、何度も読んでITの世界に慣れ親しみとして目的を創ろうとしています。

 さあ、75歳まで3,419日(本日4月12日を含む)です!



 道元は、「仏道では『命を惜しんではいけない、命を惜しまずそまつにしてはいけない』」と教えます。

 調子が悪ければ、お灸の一か所もすえ、病状に合わせて薬の一種類など服用することは、仏道を行じる邪魔にもなりませんが、仏道を行じるのをやめてまで、病気を第一に考えて、病気がなおってから修行をしようと思うのは、仏道の妨げ出てあるとします。

 道具を揃えてから仏道をしようとかもだめだと。そんなものはなくとも仏道は行じることができるとも。

 行住坐臥(ぎょうじゅうざが)ですね。武道の最高境地です。
※行住坐臥:普段の生活で行う最も基本的な動作のこと。そこに訓練が発揮できなければ意味をなさない。行:歩く、住:止まる、坐:座る、臥寝る

 さて、道元は、宋では、天童山景徳禅寺の門をくぐっています。栄西も参学したことのある禅寺です。

 今日は昭憲皇太后のご命日です。明治天皇の皇后です。明治天皇との間にはお子様はなしませんでしたが、すごい功績を遺されています。


昭憲皇太后
1849年5月9日生まれです。

 昭憲皇太后の遺した功績にEmpress Sohken Fund があります。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000152757.pdf
をぜひお読みください。ただ海外ではとても高い評価を受け、そして、多くの子どもたちがこのファンドで助かっているのに、日本人のほとんどが知らないことが悲しい。
 まずは「情報セキュリティに関する知識」です。

 申し上げるまでもなく、ホワイトハッカーとはIT関連におけるプロフェッショナルです。コンピュータネットワーク、セキュリティなどの高度な知識はもちろん、プログラミング言語に精通している必要があります。「HTML」「CSS」、「JavaScripy」といったWeb関連言語は当然として、CMSの構築に欠かせない「PHP」やサーバサイドプログラムを得意とする「Ruby、または統計解析や機械学習で用いられる「Python」などの知識も必要です。

 これが今の私にとって最も難関です。でも、新しいことを習得しようとするとものすごいストレスが繰り返しやってきますが、それを乗り越えられた時には数百倍の喜びを味わうことができます(これを楽しいと言います。何も努力しないことを楽と言います)。つづく

 75歳まであと3,419日(本日4月11日含む)
 石頭希遷(せきとうきせん)禅師は、『參同契 さんどうけい』で、「光陰をむなしくすごしてはならない」と言っています。

 道元は、これを受けて。病気を治そうと苦心している間に病気はなおらないで、かえって容態が進み、苦痛がいよいよひどくなると、痛みの軽い内に仏道を行じないて、前年なことをしたと思う。病気と言うのは、治療しても治ることもあり、治らないこともあり、悪化することもある。

と言っています。

 白隠禅師も「健康法と逸話」や「夜船閑話」で同じようなことろ仰っています。まだピンときませんが。きっとそうなんですね。私の読書量が足りない。

 さて、道元が十六歳の建保三年(1215年)七月に、栄西が示寂(しじゃく 菩薩や有徳の僧の死)しています。栄西が開山した建仁寺は、京都に生まれた最初の禅宗寺院です。


 サイバー攻撃のようなセキュリティインシデントへの迅速な対応もホワイトハッカーです。セキュリティ管理は、サイバー攻撃からの保護に重点がおかれがちですが、インシデント発生時にいかに迅速に対応し手が打てるかがとても大切です。

 セキュリティインシデント発生を想定した環境を整備するのもホワイトハッカーの重要なポイントです。

 さて、どうやったらホワイトハッカーになれるか、そのためにはどんなことを学習する必要があるかを明日から書いてまいります。

 新しいことを知ったり乗り越えたりすることは、ものすごいストレスに襲われることです。でも、必ず乗り越えて見せます。

 75歳まであと3,420日。
 道元は、仏道を学ぶ人は、後日を待って仏道修行をしようと思ってはならない。ただ、今日今を取り逃がさずに、その日その日、その時を努力すべきである。と言っています。

 ウッとなりますね(笑)。〇〇がうまくいったら△△をしようとか考えますものね。それとか、病気が治ったらこれをしようとか。病気がない人なんていません。昔から。それでも仏道修行を昔の人は、病気にかかわらず行いました。

 道元はこうも言います。人間と言うものは大事件が身に迫ると小事は忘れているものである。仏道こそ大事と思い、この命あるうちに極めつくそうと思って、その日その日、その時を無駄には過ごすまいと思うべきである。

 宇佐美の親父さんがそうでした。そして言われました「宝徳なあ。いつも同じようにやれ。良い時にたくさん下調子が悪い時にやらないということではだめだ。いつも同じようにやれ」。達人ですね。

 さて、叡山に答えがないことを知った道元は、時々山を下ります。師を求めて諸法を歩きました。
  観音経三つ目の文です。


世尊観世音菩薩以何因縁名観世音(ぜおんかんせおんぼさいがいんねんみょうかんぜおん)

世尊、観世音菩薩は何の因縁を以てか観世音と名くる。

 お釈迦様、観世音菩薩はどのような因縁があって、「観世音」と名前がつけられているのでしょうか。

 観世音という名前の由来が次回以降わかります。

 玄奘三蔵法師は、観自在菩薩と呼んでいます。般若心経も観自在菩薩です。この違いは何か。つづく

  ホワイトハッカーの目的は、情報資産の保護です。目標は情報セキュリティであり、手段(業務)はセキュリティ環境の整備です。


 ERPシステムやWebアプリケーション、あるいはECサイトなど脆弱性診断や改修作業などを実施します。

※ERP(Enterprise Resources Planning):期間系情報システム(企業の基本となる経営資源:ヒト・モノ・カネ・情報を適切に分配し有効活用する情報システム)

 マルウェアや不正アクセスといった外部からの攻撃はもちろん、内部の人間による不正行為や意図的な情報流出が発生していないかどうかなど、あらゆる観点からセキュリティ環境を整備していきます。それにもとづくクライアントに問題の報告や提案を行います。

※マルウェア:コンピュータやその利用者に被害をもたらすことを目的とした悪意のあるソフトウェア。マルウェアには様々な種類があります。

 明日は、サイバー攻撃時の対応を書きます。
 道元は、仏道を学ぶ心得として、まずもとからのとらわれた気持ちをすっかり投げ捨てるがよいと言っています。

 作法に従って姿勢を整えると、心もそれにつれて正しくなります。戒律に定められた行を守ると、心もそれにつれて改まります。初めから道心がなくても自分の道に逆らっても仏道を捨てずに学んでいると、しまいには本当の道心が起こるとも。

 たしかにそうですね。それはおかしいと思うという言葉がよく出てきます。おかしいと思っている自分がおかしいんですね。経営においてもその会社にはその会社の理念があります。その理念にぶつくさ言っても何にもならないですね。

 さて、道元の比叡山入山より三年前に慈円が詠んだ歌です。
 今日からに七十二候は晴明 次候 鴻雁来 こうがんきたる(またはこうがんかえる)です。

 燕(はるにやってくる)と入れ替わりに雁が北國に帰っていきます。雁は春になるとシベリアなどに帰って子供を産み、また秋になると日本にやってきます。

 それと二十四節気の晴明は四月四日ごろから始まります。晴明とは「清浄明潔」を略したもので春の陽気の中、万物が清らかで生き生きしている時期という意味です。古代支那では、桐の花が咲き始め、雨が降った後に虹が見えるという時期とも言われていました。


 さてと晴明の頃の和菓子は?
  今日、四月八日は釈尊(お釈迦様)の誕生日です。
 ホワイトハッカーとブラックハッカーはIT分野のプロフェッショナルという共通点以外は敵対がその位置付けとなります。ブラックハッカーは個人や組織のコンピュータネットワークに不正に侵入したり、個人情報を騙し取ったりなと、なんのためにやっているかわからないような悪意を仕掛けます。

 ブラックハッカーの手口は「Dos攻撃(ネットワーク上に分散した復讐のコンピュータから大量のトラフィックを送信する)」や、総当たり攻撃によってパッスワードを解析する「ブルーとフォースアタック」などです。

※トラフィック(インターネット上等のコンピュータの通信回線において一定時間内にネットワークに転送されるデータ量)


 その他にも「クロスサイトスクリプティング」による個人情報の搾取や「OSコマンドの実行」など、Webアプリケーション特有の脆弱性をついたサイバー攻撃も増加傾向にあります。なので、個人や個々の会社でサーバーを持つようなことをしたらシステムが止まってしまいます。ですから、今、みなさんはクラウドを使います。


 次回はセキュリティ対策を書きます。
 道元が十三歳になった時(建暦二年 1212年)正月二十五日(現行歴三月七日)、法然(浄土宗の創始者)が亡くなっています。

 出家する覚悟をした少年道元は建暦三年公円(慈円の弟子)を戒師として剃髪、得度しました。そしてこの歌を詠みました。

谿(たに)にひびき 峰に鳴く猿 たえだえに ただ此の経を 説くとこそ聞

 此の経は法華経です。十三歳ですよ。すごいですね。

 比叡山では、学生(がくしょう)と呼ばれる僧侶を目指す得度者は、遮那業(しゃなごう)という天台密教か止観業(しかんごう)という天台の顕教かを、」いずれかを習得する過程を専攻します。道元は止観業に進みました。

 そして、法華経を読み込んだことで、大乗の実教が、正法・像法・末法の三時を区分することなく、いかなる時代も修行をすれば悟りを開くことができるという教えを知りました。その時、詠まれた歌です。

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり

 悟りを開くって日々の当たり前のことをしっかりと見つめることなんですね。

つづく

【本日の私の和歌】
毎日の  立てた計画 やらぬとき 今この歳にして 弱さを感じる 
 原因と結果という考え方があります。結果に対策を当ててもそれは対症療法です。結果が気にいる気に入らないは、人によって違います。例えば東日本大震災の時に、「隣の街は補助金をたくさんもらっているがうちの街はそれほどもらっていない」などというものです。そんなことを國民が叫んでいてはお金がいくらあっても足りません。

 同じく賃上げや株価などは結果であり、賃上げ対策を政府は懸命にやっていますが、ナンセンス極まりない。

 経済成長というマクロ(原因)にターゲットを当てて、結果的に賃金が増えるのが政府のやるべき姿です。

 今、株価が上がっています(この数日間は下がっているが)。バブルを超えたとかなんだとかメディアが騒いでいます。

 本当に景気が拡大して上がっているならいいのですが、財務省・日銀の愚策が「原因」で30年間経済成長していないのです(メディアはそれをアベノミクスや黒田さんに責任にしていますが)。

 株価が上がっていることがあたかも経済成長が実現したかのような財務省のポチのようなことをメディアが言っていますが、株価は、支那共産党に流れている金が日本に流れ始めたのでしかありません。

 それに浮かれて大企業が賃上げをしていますが大丈夫ですか? 中小零細企業の人手不足が進むしかないことがわかりませんか? なんかチグハグです。

 経済とは、「経済在民」です。國の体力作りです。賃金、株価、政治、法律、防衛力、福祉などはその結果に過ぎません。経済成長という「原因」に対策を講じ、その「結果」としてそれらのミクロ(結果)が変わってくることを主権者國民がわからないと・・・。國民はそれを知る必要があります。

 國民主権というものを結果ではなく原因にするための努力をする必要があります。

  では、ホワイトハッカーとは何でしょうか?ホワイトハッカーとは、コンピュータやプログラムの知識や技術を良い目的のために使う人のことをいいます。
 ハッカーはホワイトハッカーとブラックハッカーに分けられて、ブラックハッカーはホワイトハッカーと逆でその目的が悪意に満ちています。

 経営には経営資源というかけがえのないものがあります。

①ヒト(組織のビジネスモデル)
②モノ(俗にいう経営資源。流通関係全般のビジネスモデル)
③カネ(キャッシュフローをいかに潤沢にするかのビジネスモデ)
④情報(内部・外部の情報を把握しそれを活用するビジネスモデル)

です。これら「4つの事業のビジネスモデル」を守るためにの「経営」が、ほとんどの中小零細企業で脆弱です。経営者の正常化バイアスのために。企業の使命は「ゴーイングコンサーン(継続企業)」です。何があってもその事業をなんらかの形で後世に引き継いで意叶えければなりません。

 そして、④情報のビジネスモデルを守ることを「サイバーセキュリティ」と呼んでいます。

 今、中小企業サイバーセキュリティは喫緊の課題になっています。これをなんとかして守っていくのが私が、ホワイトハッカーの能力を身につけるという目的です。

 かなり無謀なことはわかっています。でも、七十五歳までに必ず身につけます。

 次回は、ブラックハッカーの手口について書きます。
 道元に寄り添った弟子の懐弉(えじょう)に『正法現蔵随聞記』という著作があります。これ面白いんですよね~。道元の人間性を知る入門書です。








 さて、朔日、ホワイトハッカーになる宣言をしました。私がそのことを無謀だと思っていたら最初から目標に向かって走らなくなります。日々、意識を強めていきます。

 さてハッカーとはなんでしょうか?相手のシステムに侵入する悪い人と思われていますが、本当は、そうではありません。本来は、コンピュータネットワークやコンピュータプログラムに卓越した知見を持つ人物をいいます。

 また、ハッキングという言葉も、情報の摂取やデータの改竄といった意味で使われやすいのですが、これも本来はコンピュータプログラムやシステムを構築・解析する行いを指します。


 では、ホワイトハッカーという言葉がなぜ出てきたのか。明日、書きます。
 道元は、四十八歳の時に、執権北条氏より時の招きを受けて東下しました。鎌倉の人々を前に何回かの説法をしています。道元のこの歌はこの時に詠んだものと思われています。

 一説に道元は、政権に対する忠義を捨てるように、時頼を諭したと言われています。

 今の、政治家に教えてあげたいですね。

 道元は、鎌倉武士たちをひとつ洗脳できないものであろうかと考えました。なので、慈円の今様を援用しながら、これこそが日本の神髄だと、説法を聴聞する人々に一首をつきつけました。

 自然と相和して共生して四季折々の移り行きに美と生きがいを見出す。それこそがわが国の伝統である。

 だから川端康成も「美しい日本の渡し」と題したストックホルムでの講演で、そのことを力説したのですね。欧米の皆さん、わかりますかって。

【今日の私の和歌】
堂々と 欧米支那とも 渡り合ふ 日本人がいた 近い時代に

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