順読み超訳 大祓詞:しらす(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)五月八日 木曜日)

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  昨日の振り返りをします。一切の権力を手放した天皇陛下は、国のため、国民のために祭祀を行うことがお仕事なんです。いつもいつも毎日毎日、「安国と平らけくしろしめしているか」と自己を反省して四柱の神に「祓ひ給へ、清め給へ」と祈っていらっしゃるのです。

 どうやってそうするかということを今日、解説します。明日で一通りの大祓詞の超訳を締めますね。明日、それを最初からそれを一気通貫で整理します。これは私たち日本人にとってかけがえのないものなんです。

※キーワード
❶天つ宮事(あまつみやごと)
 いにしえの太古に宮中の神祇官(じんぎかん)に口伝で伝えられていた神聖な神事。奈良時代には完成していた儀式です。国の政策決定をするときやさまざまな吉凶をみたり6月、12月の晦日に国中でおきた罪や穢れを祓い清める時にも執り行われていました。陛下は今もこれをやられています。正月の三が日は陛下は寝ないそうです。

❷天つ金木(あまつかなぎ)
  古来より日本に伝わる占術です。かつては天皇陛下のみが扱うことを許されていた古神道秘術です。神聖な意味を持つ「天つ」と堅い木を指す「金木」を合わせた言葉で祓いや占いに用いられる道具。

❸千座の置座(ちくおらのおきくら)
 祓えの時に罪の償いとして出す多くの品物

❹天つ菅麻(あまつすがそ)
  祓えのときに、身体の汚れなどを取り除くために撒き散らしたもの

❺八針
 人形に託された罪穢を祓うために、綿を切り裂く行為
「天つ神と国つ神が聞いたいろいろな罪穢(つみけがれ)を古(いにしえ)からの神聖な神事を以てして、天つ金木という神道の秘術で祓い、罪穢の償いとして出したたくさんの品物を置いて天つ菅麻で身体の汚れを取り除き。八針で、罪穢を払う信じを行い、この大祓詞を祝詞を読みなさい」

 この大祓詞は最初逆読みで超訳をしました。

我國は、1万年以上前からの太古の昔から、
許す国

 でした。そして、その許す行為をするために、みんなの言うことを聴いて祓うという

しらす

という行為を陛下はずっとずっとやって、うしはく(支配する・所有する)との戦いをしてきたのです。決して「しらす」の永い永い年月にも忘れずに。

 うしはくとの戦いを「許す国 しらす」を持って、武も権力ももちいず、戦い続けていらっしゃるのが天皇陛下なのです。

 明日は一気通貫で、日本の国の国体を見て参ります。明日で大祓詞はいったん締めます。

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このページは、宝徳 健が2025年5月 8日 03:21に書いたブログ記事です。

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