平成二十一年(2005年)九月二十日に開始したブログ累計記事 現在10065通目です(後で数えなくていいように)
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さあ、いよいよ最終回。まとめますね。
繰り返し述べますが、我が日本の「国体」は「しらす」なのです。これが我國の憲法(歴史・文化・文明・慣習等)です。だから憲法を文章化した憲法「典」は、「しらす」の内容でなければ憲法「典」にならないのです。そういう意味では日本国憲法「典」はすべてではありませんが多くの条文は憲法違反なのです。憲法「典」改正の論議はここから始めなければまたぞろ改正する憲法「典」が今の日本国憲法「典」のように憲法違反だらけの内容になってしまいます。
千年以上続いている会社は日本に7社あります。欧州でも「国」という概念ができたのは300年から500年であるのに、我國では「企業レベル」で千年が実現しています。世界最古の企業は「金剛組」です。西暦578年創業です。西暦聖徳太子の四天王寺を建てた会社です。世界で二番目に古い企業は、山梨県西山温泉にある慶雲閣です。創業705年です。世界最古の旅館です。
日本で千年続いている企業のほとんどが、我が日本の歴史に沿っています。たとえば先ほどの金剛組の社是は、聖徳太子の十七条憲法を元にしています。
つまり我國国体「しらす」は「許す」と言うこと。そして許すためには、国民(臣)のことをよく知らなければならないのです。一千年以上続いている老舗は、本能としてそれを知っているのです。常に我が日本と自社の歴史を見つめながら経営しています。
皇室はそのことを何万年前から知っています。今もそれに挑戦しています。ただ、全ての権力を手放した皇室は、戦いでそれを臣に知らしめるのではなく、自らの在り方・生き方でしゃべらずに臣に「魅せて」ています。
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です。こんな素晴らしい国体をを私たちはいただいています。天皇陛下、天皇陛下と叫ぶだけで、中身は共産主義者の右翼なとは、国体 しらす などまったく理解していません。だって気に食わないとすぐに騒いで、街宣車で怒鳴りまくる、およそ「許す」と言うことなどない奴らですから。
では、最終回です。超訳「大祓詞(おおはらへのことば)」をまとめましょう。おそらく、現存する中で一番わかりやすいものです。
超訳 大祓詞
そのために(ここからが今日)、国中にいる、うしはくをしている神たちを繰り返し説きました。どうしても説けない時には平定もしました。
四方の国の中と日高見国を安心できる国だと定め、そこに大きな柱を立てて、高天原の木などを祀って天孫(瓊瓊杵尊:ににぎのみこと)の住む屋敷を作って、神の霊魂や尊厳を天つ神と国つ神が一緒に隠れて神の威厳をもって、安らかに過ごせる場所で「しらす」を実現することを誓いました。
そして、そこにいる天つ神、国つ神ちがこれからいろいろ罪を重ねるであろう罪穢れを知るようにしました。
そうすると岩・樹木・草木・魂(霊)にいたるまで静かに収まったので今までいた土地を出て、さらに しらす 実現の障害となるものを取り除き、天孫降臨をなさいました。
天つ神と国つ神が聞いたいろいろな罪穢を古(いにしえ)からの神聖な神事を以てして、天つ金木という神道の秘術で祓い、罪穢の償いとして出したたくさんの品物を置いて天つ菅麻で身体の汚れを取り除き。八針で、罪穢を払う神事を行い、さあ、この大祓詞を祝詞を読みなさい」(前半をはり)。
後半「天つ神(あまつかみ)は、天の磐門(あめのいはと;天照大神がお隠れになったところ)を押し開いて
天の八重雲(あめのやへぐも:天に二重にも三重にもなってる雲)をかき分けてよく聞こえるようにしてからみんながやったことをきちんと聞きます。国つ神は高い山、低い山に登って、立ち込める雲や霧をかき分けて民のことを聞こうとします。
こうやって聞かせてもらったら、「大丈夫罪という罪をなくすからね」と言いながら、それを瀬織津比賣(せおりつひめ)に送って禊いでもらおうとします。
織津比賣(せおりつひめ)という神の元に落ちてきた私たちがやった悪事を、瀬織津比賣が大海原に持っていってくれるのです。そうすると、大海原にいる速開都比賣(はやあきつひめ)の神が全部飲んでくれるのです。その飲んだものを、氣吹戸主(いぶきのぬし)という神が根の国底の国、つまり、地獄に息で放ってくれるのです。そうすると、速佐須良来比賣(はやさすらひめ)という神がすべてなしにしてくれるんです。
だから、日本の祝詞は最後に祓ひた給へ清めたまえと言ってこの四女神にご挨拶するのです。ありがとうって。」
どうです。最近でいちばんの大作です。また毎日、大祓詞を暗誦するうちにさらに超訳ができるかもしれません。その時は、また書きますね。
許す国 ために知ること しらすのこと 心血注ぎ 国創りたまふ
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