平成二十一年(2005年)九月二十日に開始したブログの累計記事が、現在10,1823通目です(後で数えなくていいように)。このインタビュー記事を読んでくださると、私の今の仕事がよくわかります。
かつて明治期から昭和の初期までは、日本には綺羅星のごとく輝いていた外交の時代がありました。榎本武揚はアイヌの女性がロシア人に陵辱された時に、ロシアに「お前らはそれで先進国と威張っているのか」とねじ込み千島樺太交換条約を飲ませました。陸奥宗光は不平等条約を改正させました。小村寿太郎はロシアかどこかの国が日本をこき下ろした時にただ一言「議論にも値しない」と一笑に付して黙らせました。そしてこうも言いました。「嘘をついてはならない。外交官という者は、どうせ一生に一度は、すばらしい嘘をつかねばならないから、普段に嘘があると、効き目がなくなる」
軍部が官僚化する中、石井菊次郎は世界が認める外交官でした。彼が上梓した「外交随想」「外交余録」は日本人なら一度は読みたい本です。彼の傑出した功績は「石井・ランシング協定」を結んだことです。政局で外交の舞台から姿を消さなくなってしまいました、もし彼がそのまま外交に当たっていたら大東亜戦争は起きていなかったかもしれません。今の日本で石破が総理になったのもそうですが、政局というのは一つ間違えると国が潰れてしまいます。
※石井・ランシング協定:1917年(大正6年)に日本の特命全権大使・石井菊次郎とアメリカ合衆国国務長官ロバート・ランシングの間で締結された、中国における権益に関する協定。日米間の中国を巡る対立を一時的に緩和し、日本の中国における一定の権益をアメリカに承認させた点で意義があった。
これに比べたら小さなことですが、国連かどこかが調べた「男女平等ランキング」で、日本はかなり下位だという記事がありました。これをメディアはなんの検証もせず、平気で載せていました。
国柄によって文化文明があります。アングロサクソンが作ったスタンダードなどどうでもいい話です。小村寿太郎なら言うでしょう。「議論にも値しない」と。なぜ、こんなランキングなどあるか。彼らは悔しくて仕方がないのです。我國だけ、世界で唯一れ獅子が連続した人間社会の奇跡の国なのが。どうもアングロサクソンは魔女裁判が好きなようです笑。
それに本来の日本語には「男女差別」「男女平等」などという言葉はありません。
旧約聖書のユダヤ教から始まり、キリスト教の新約聖書、イスラム教のコーランが生まれました。そのまえに、ペルシャのゾロアスター経があります。すべてこのゾロアスター教の焼き直しです。
旧約聖書の創世記にイブはアダムの肋骨から生まれました。また宗教とは女性にモテない男が作りました。だから凄まじい男女差別がありました(今でも根底にそれは眠っている)。日本は、千年前から女性が小説を書き、和歌を読んでいます、千年前に欧州や支那やロシアでこんなことをしたらその女性は殺されています。だから欧米は必死になってこの男女差別を隠そうとします。
人間を守り正しく道びくはずのカトリック教会主義が自分たちの利権を守るためだけに、宗教戦争をお越し、欧州を暗黒の時代に陥れました。魔女裁判もやりました。その長い時を乗り越えるのに必死でした。政教分離と言いますが、政治と宗教の分離というのは、日本の司法・メディアの解釈の間違いです。政治と教会の分離です。それに神道は宗教ではありません。協議経典がどこにも見当たりません。司法が「政教分離」の判決をするの愚かな行為です。
子供の頃、「ウーマンリブ」という言葉が流行りました。なんのことかさっぱりわからず、ただ「訳のわからない女性が騒いでいるだけ」と思いました。日本の家庭では、「お母さん」の持っている権威は凄まじいものがありました。婦道を女性たちがほころに思ってきました。「おばあちゃんちに行く」と言っても「おじいちゃんちに行く」とは、子供たちはなかなか言ってくれません笑。
神話というのは「祖先の遺言」です。イザナギノミコトは自分の身体と、イザナミノミコトの身体をみて、「あなたと私の体の構造は同じだが一つだけ違うところがある。私の身体にはひつだけ出っ張っているところがあるが、あなたの身体にはひとつだけ引っ込んでいるところがある」ここを合わせて子作りをしようと言います。つまり、「男女は区別されている」と明確に言っているのです。だからずっと男女差別などありませんでした。なので、男女平等という言葉もありません。
日本の女性はかしこいので、男の使い方をよく知っていたのです。男はケツを叩かないと成長しないことを。なので、自分たちが一歩引きました。不動です。馬鹿な男たちはそれを調子に乗って、悪いことをしたのも認めます。
だからといってジェンダーフリーはダメです。あれは国を潰します。個人的にはどうぞ。でもマイノリティがマジョリティになると国はおかしくなります。
女性が男性に女性を求めるのもどうかと思います。これをやると男が育ちにくくなり。結果として女性が損をします。
さて、話を戻します。世界で一番素敵なわが國が、キリスト教徒の魔女裁判に付き合う必要なない。
私は「お母さんと一緒」が大好きです。文句があるか。
このぐらい外交官やメディアが言え!
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