平成二十一年(2005年)九月二十日に開始したブログの累計記事が、現在10,1823通目です(後で数えなくていいように)。
このインタビュー記事を読んでくださると、私の今の仕事がよくわかります。
私が大学生の時です。NHKが「あの時世界は」という磯村尚徳というキャスターの番組をやっていました。その番組に内容を本にしたものが同じ題名で本になりました。
何巻目かは忘れましたが、「シオニズム」という言葉に初めて出逢いました。
※シオニズム:ユダヤ人が故郷であるパレスチナに民族国家を再建しようとする思想・運動
つまり、ユダヤ人が旧約聖書の時代に帰って、この土地は元々俺たちのものだと言い始めたのです。社会にユダヤ人が多くいるアメリカもこの運動を支援します。そしてイスラエルが建国されました。私は、こんなことがあっていいのか」と思いました。ヤクザが「この土地は千年前は俺のシマだったから今返せ」と同じことですよね。
それからイスラエルとアラブの争いが始まりました。特に、イスラエルとイスラエルに領土を奪われたパレスチナは。
では、今回のイスラエルとイランの戦いには、プレイヤーがまだたくさんいます。ハマスとは? ヒズボラは? フーシー派(イエメン)は? シリアのアサド政権は?・・・。枚挙に暇がありません。
遠いから俺たちには関係ない? と思っていますか? 冗談じゃない。原油・石油価格が跳ね上がりますよ。物価がさらに高騰しますよ。今の石破ではこの外交に対峙するのは無理ですよ。今の国会でこの問題がメインで取り上げられていますか?外交だけではなく、この経済対策を講じるには石破では無理です。政治も経済もぐっちゃぐちゃになります。支那共産党もプーチンも金正恩も笑っています。日本が崩れるのを見て。アメリカが悩みます。日米同盟どうするかなっと。日米同盟がくずれると第一次列島線と台湾が支那共産党の支配下にはいります。そうなると米国は日本と組んでいる意味がまったくありません。アメリカば日米同盟を解消して支那共産党と組むでしょう。
閑話休題。イランはなぜハマスとではなくイランと戦うのでしょう。
1.資金問題
シオニズムが起きた時にはこの後どうなるんだろうと思いましたが、今回のイスラエルとハマスの戦闘は完全にハマスが悪い。はますが先にしかけています。それにパレスチナの民を軍事基地の地下に押し込めたりしています。卑怯千番!!! 完全に戦時国際法違反です。
イスラエルは対抗するしかないのに、世界のメディアはどこもイスラエルを非難します。全くメディアは腐っていますね。どの国も。
では、なぜイスラエルがイランを叩くのか。元々は、アラブではない誇り高きペルシャ民族ですが、今は、イスラム教の牙城になっています。なので、アラブの盟主になりたくて仕方がありません。フセインがいたころはイラクがそれを抑えていたのですが、アメリカがあのでっち上げで殺さなくていい、イラクをイスラム教のくびきから解放したフセインを殺してしまいました。アメリカは戦うといつもミスを犯します。
盟主にになりたいイランはハマスをはじめ、ヒズボラ、 フーシー派(イエメン)は、シリアのアサド政権に資金援助しています。これらが参戦し始めています。この国々のことを「(アメリカへの)抵抗の枢軸」と言います。そのお金の出どころの大半は、アメリカです。
そのアメリカはオバマからバイデン(狂人大統領ではなく間抜け大統領)の頃にかけて、イランとの関係修復のためにアメリカからイランに渡っていたお金です。さすがにトランプはやめていますが。
イスラエルとしたらやってられないですよね。味方のアメリカに実質後ろから銃で撃たれるのですから。
アラブ対イスラエルは落ち着いています。なので、今は、イスラエル対イラン(抵抗の枢軸)です。もっともこれで終わるようなシンプルな構図ではありませんが。だいたいはこうです。
これにバルカン半島問題が関わってくるともっと複雑になります。いずれ書きますね。
日本のメディアと外務省はは中東についての真の理解が不足しています。
もし日本がドラえもん型であれば、アメリカでは限界が起きている今の世界平和にきっちり対応できるでしょう。
哀しきかな メディアが報じる 中東は まず100% 誤っている
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