成十七年(2005年)九月二十日に開始したブログの累計記事が、現在10,257通目です(後で数えなくていいように)。
このインタビュー記事を読んでくださると、私の今の仕事がよくわかります。
知的財産を守るということ:中小企業の知的財産戦略❹
https://batonz.jp/partner_adviser/keieisenryakushitsu/
(すみません、このURLのアドレスを長い間書きましが得ていました。修正しました)
Latent Value:レイテント ヴァリュー(leɪtənt vælju) 知的財産が持つ将来的な可能性(潜在価値)
これまで中小企業が知的財産を守る重要性を述べてまいりました。これはものすごい競争だからです。今日は、少し頭を休めて他国、特にアメリカが敗戦国日本に対して、また、日本の特許庁の無知に対してどのように我が国の知的財産を奪った言ったかをご披露しましょう。
知的財産の保護とはこれぐらい大切なのです。国家の財産です。
❶ビデオからステルス性能まで生み出したフェライトは昭和五年にTDK創姶者の武井武氏が発明しました。オランダのフイリップス社がこれに興味を持ちサン プルを求めてきました。武井さんが親切にサンプルを送ると、同社、サンプルを分解し、理論を突き止めて世界に特許を申請しました。我が國の敗戦後、GHQの命令で日本はフィリップス社の特許を飲まされました。武井武の名は消し去られました。さすがに同社はノーベル賞までは言い出しませんでしたが、それを見た物理理学者ルイ・ネールが武井理論を自分名で出してノーベル賞を受賞しました。
❷ 慶應義塾大学医学部の小林六造は猫の胃から螺旋菌を見つけました。あの強い胃酸の中に菌がいます。大いなる発見です。小林氏はさらにその菌をウサギに接種してみました。ウサギは胃潰瘍を起こしました。小林氏はそれを「ヘリコバクタ菌」と命名しました。オーストラリアのバリー・マーシャルはその螺旋菌を自らの胃に接種しました。胃潰瘍が起きました。胃がんのもと、ピロリ菌の発見です。バリーはノーベル賞を受賞しました。でも、小林六造の名と業績を語ること はありませんでした。
❸岩手の農学者稲塚博士が創った小麦に「農林10号」というものがあります。アメリカの小麦の100倍の効果を出す小麦です。アメリカは、農林10号にメキシコ種を掛け合わせ、飢餓に悩むパキスタンに送ったところ、収穫量は三倍になったそうです。アメリカの手柄になっています。これは「奇跡の緑革命」と呼ばれ、これを持っていったボーローグという泥棒は、ノーベル平和賞を受賞しています。
果たしてそうでしょうか? 今、米軍が使っているレーダーは、日本人八木秀次博士の指向性アンテナがなかったらできませんでした。まあ、ここで、日本の愚かな特許庁が、他国の為に大活躍をします。当時の特許庁は、「あれは、意味がわからないから不受理にした」でした。アメリカはだから、そのまま持っていってしまったのです。
❽日本が戦争に負けると、アメリカからエーベル軍団というべき知的財産窃盗団がやってきました。日本の小さな酒屋が製造し陸海軍に納入していた中村菌製剤の製法からその酵母菌までもっていってしまいました。戦場でのキズにとても効くのです。
❾大和などの戦艦の艦首喫水線下につけた球根上の突起をバルバスバウといいます。これは、波の抵抗を半減する帝国海軍が生み出した超すぐれものです。これも、持っていってしまいました。今は、米国が特許を持ちます。
❿最近では、西沢潤一博士の光ファイバー理論を失敬した米国籍支那人がノーベル賞を受賞しています。
日本人はもっと海外に出ろという意見がありました。出ることはいいでしょう。見聞を深めるために。でも、その前に、過去は、これだけすごい日本がどうしてできたのかをよく検証し、教育を変えることが先です。そんなにホイホイ海外に行けない時代に国内でもこれだけの成果を私たちの先輩はあげていたのです。たくさんアメリカに盗まれましたが。
❷ 慶應義塾大学医学部の小林六造は猫の胃から螺旋菌を見つけました。あの強い胃酸の中に菌がいます。大いなる発見です。小林氏はさらにその菌をウサギに接種してみました。ウサギは胃潰瘍を起こしました。小林氏はそれを「ヘリコバクタ菌」と命名しました。オーストラリアのバリー・マーシャルはその螺旋菌を自らの胃に接種しました。胃潰瘍が起きました。胃がんのもと、ピロリ菌の発見です。バリーはノーベル賞を受賞しました。でも、小林六造の名と業績を語ること はありませんでした。
❸岩手の農学者稲塚博士が創った小麦に「農林10号」というものがあります。アメリカの小麦の100倍の効果を出す小麦です。アメリカは、農林10号にメキシコ種を掛け合わせ、飢餓に悩むパキスタンに送ったところ、収穫量は三倍になったそうです。アメリカの手柄になっています。これは「奇跡の緑革命」と呼ばれ、これを持っていったボーローグという泥棒は、ノーベル平和賞を受賞しています。
❹第一回のノーベル医学賞はジフテリアの血清療法に与えられました。北里柴三郎が破傷風に次いで手掛けた血清療法の第二弾で、ドイツ人エミール・べーリングと共同研究の形で発表されました。しかし受賞はべーリングだけです。北里柴三郎は有色人種だつたので受賞から外されました。
❺高峰譲吉が副腎皮質ホルモンを世界で初めて結晶化し、アドレナリンと名付けました。しかし日本人はここでも無視されました。それをいいことに米国のジョン・エーベルは「高峰が私の発見を盗んだ」と言い出しました。米医学会もそれに乗ってエーベルの名付けた「エピネフリン」を正式の名にしました。不思議なことに日本の役所も敗戦後、米國名に倣つているのです。米國人、J・アクセルロッドはアドレナリンを脳伝達物質として理論づけノーベル賞を取りました。高峰譲吉の名も業績も消されてしまいました。
❻鈴木梅太郎は第一次大戰前、オリザニンを発見しました。人類を脚氣から解放した大偉業です。でも、これまた米国人のC・フンクがビタミンと言い換えて発表しました。まず日本人の名付けた名を消し、次に業績も「コメ糠に脚氣の治癒効果がある」と予言したオランダ人C・エイクマンがノーベル賞を受賞しました。
❼ 奴隷商人を祖父に持つフランクリン・ルーズベルトは人種差別の権化でした。「日本人の頭蓋骨は白人に比べて二千年遅れている」と周囲に語り、「戦後は野蛮な日本人を四つの島に閉じ込めて次第に衰えさせる」と放言していました。
❺高峰譲吉が副腎皮質ホルモンを世界で初めて結晶化し、アドレナリンと名付けました。しかし日本人はここでも無視されました。それをいいことに米国のジョン・エーベルは「高峰が私の発見を盗んだ」と言い出しました。米医学会もそれに乗ってエーベルの名付けた「エピネフリン」を正式の名にしました。不思議なことに日本の役所も敗戦後、米國名に倣つているのです。米國人、J・アクセルロッドはアドレナリンを脳伝達物質として理論づけノーベル賞を取りました。高峰譲吉の名も業績も消されてしまいました。
❻鈴木梅太郎は第一次大戰前、オリザニンを発見しました。人類を脚氣から解放した大偉業です。でも、これまた米国人のC・フンクがビタミンと言い換えて発表しました。まず日本人の名付けた名を消し、次に業績も「コメ糠に脚氣の治癒効果がある」と予言したオランダ人C・エイクマンがノーベル賞を受賞しました。
❼ 奴隷商人を祖父に持つフランクリン・ルーズベルトは人種差別の権化でした。「日本人の頭蓋骨は白人に比べて二千年遅れている」と周囲に語り、「戦後は野蛮な日本人を四つの島に閉じ込めて次第に衰えさせる」と放言していました。
果たしてそうでしょうか? 今、米軍が使っているレーダーは、日本人八木秀次博士の指向性アンテナがなかったらできませんでした。まあ、ここで、日本の愚かな特許庁が、他国の為に大活躍をします。当時の特許庁は、「あれは、意味がわからないから不受理にした」でした。アメリカはだから、そのまま持っていってしまったのです。
❽日本が戦争に負けると、アメリカからエーベル軍団というべき知的財産窃盗団がやってきました。日本の小さな酒屋が製造し陸海軍に納入していた中村菌製剤の製法からその酵母菌までもっていってしまいました。戦場でのキズにとても効くのです。
❾大和などの戦艦の艦首喫水線下につけた球根上の突起をバルバスバウといいます。これは、波の抵抗を半減する帝国海軍が生み出した超すぐれものです。これも、持っていってしまいました。今は、米国が特許を持ちます。
❿最近では、西沢潤一博士の光ファイバー理論を失敬した米国籍支那人がノーベル賞を受賞しています。
日本人はもっと海外に出ろという意見がありました。出ることはいいでしょう。見聞を深めるために。でも、その前に、過去は、これだけすごい日本がどうしてできたのかをよく検証し、教育を変えることが先です。そんなにホイホイ海外に行けない時代に国内でもこれだけの成果を私たちの先輩はあげていたのです。たくさんアメリカに盗まれましたが。
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