理念・目的・コンセプトの威力❶:アルティメイト・クラッシュ(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)九月十六日)3

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起点力 共感力と 期待力が コンセプトの持つ 基本の姿


   2005年〜2013年に清宮克幸監督が早稲田大学ラグビー部を率いました。清宮監督就任前の早稲田大学ラグビー部は、15年ぐらい大学選手権で優勝していなかったので「負け犬根性」が染み付いていました。負け犬根性とは、口では大学選手権で優勝!といっても、本気でそれを実現しようとはしない場がのことです。人間は、結果が出た時に、「心の中に本当に思っていた目標がわかる」と言います。

 そこで名将清宮監督は「アルティメイト・クラッシュ」というコンセプトをチームに与えます。「アルティメイト・クラッシュ」と「徹底的に破壊尽くす」という味です。これがリーダーに絶対に必要な最初の仕事です。よくリーダーが組織の方針を決める時「みんなの意見を聞いてから」と言いますが、それは、ただ単に逃げているだけです。リーダーの専権事項であり絶対条件です。それをやらない人がただの指示命令のマネジメントをやります。
 この「アルティメイト・クラッシュ」は、早稲田大学ラギビー部を(確か)15年ぶりに大学選手権優勝に導きました。

 でも、就任3年目に清原監督はコンセプトを「レイズアップ」に変えてしまいます。清原監督本人にしてこのコンセプト変更は失敗と言わしめています。レイズアップとは「一段階上に行く」という意味です。

 コンセプトには、3つの力が必要です。

起点力(気転力):チームスタッフの気持ちを変える分岐点にする力
共感力:これなら心を一つにできる(on the same page:同じ絵を観る)が実現できると思わせる力
期待力:チーム全員が同じ目的を達成できるということを「視る」力

の三つが必要です。

 「アルティメイト・クラッシュ」はこの力を持っていたのですが、「レイズアップ」ではもたなかったのです。

 このコンセプチュアルスキルをもたないリーダーは、一人一人を指示命令でマネジメントする「マネジメンター」に変身して、わざわざ面倒なただの上司になります。既存力の共感力も期待力もスタッフに与えません。うまく行かない時に主語をスタッフにして責任転嫁します。

 さて、では、理念と目的とコンセプトはどう違うでしょうか?

 それを次回説明しましょう。

敷島の 大和心を 人問はば 佐久間大尉の 遺書を示さん

 戦場では無能なリーダーは無意味に人を殺してしまいます。できるだけ死の確率が低いリーダーについて行きたがります。優れたリーダーなら死をも立派に共に全うしようとします。佐久間大尉や樋口季一郎将軍のように。

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このページは、宝徳 健が2025年9月16日 00:46に書いたブログ記事です。

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