博多弁じじいの独り言13:医療の闇(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)四月十一日 金曜日)

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平成二十一年(2005年)九月二十日に開始したブログ累計記事 現在10016通目です(後で数えなくていいように)

このホームページジをお読みになると私の今の仕事がよくわかります。
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  本日から、ここで実績報告ばするばい。スケジュール管理はごっつい(とても)うまくいっとるばい。あとは、新しい外にでる仕事ば増えた時にこのやり方を自分がでける(できる)かどうかたい。
  歩数は7,896歩/60分やけん、133歩/分ったい。どげんや(どうですか)? よかろうが。ばってんくさ、大股で早歩きばすると、最初の30分はよかけんどくさ、それ超えたらふらふらになろうが。昨日はそれでも頑張ったと。そうしたらくさ、家に帰ってきたらくさ、足がガクガクしようが。かみさんが「何を家の中でふらふら歩いているの?」と聞くばってん、その言葉に耳を貸す余裕は俺にはなかったたい。

 だいたい、かみさんはくさ、家の中のせんまい(狭い)廊下ですれ違っても、避けようとせんでバンバン俺を突き飛ばしながら歩こうが。やおいかんめいが(どうもならない)。あの付き合っとる時の可憐な乙女ばどこに行ったとや。女は強かばい。

  昔、俺の親友の販売店の社長がうまいことばスピーチで言い寄った。

「うちのかみさんは、新婚の時はフルサービスだったんです。一年経つとそれがセミセルフになったんです。3年経つとセルフサービスです。新郎、それを肝に銘じておくように」げな。

 うまかごと言うばい。

  本題に入るばい。いっぺんで見るとくさ、仕事の時間がなくなるけん、休憩時間にちょぼちょぼ(少しずつ)、TVerのドラマば観よるとて。なかなか名言が出てくるシーンもあろうが。この10日間ぐらいに分けてくさ「病院の治し方」げないう、小泉純一郎やなかった、この人は元総理大臣ったい。息子の小泉孝太郎が主演ばしとるドラマば観よったと。
  俺も医療コンサルの経験はくさ、何件かあるばってん、よーでけとる(よくできている)は、このドラマは。

  クリニックはまだよかばってん、病院経営げな言うとは難しいった。

  まず、病床数が少なかったらくさ、経営が難しくなるったい。ベッド数が100床〜200床ぐらいの病院は非効率でやおいかん(どうにもならない)めいが。おれが交通事故で入院しとった兵庫医大病院は963床ばい。昔、俺がコンサルしとったある病院は100床ったい。

 まずは、病床稼働率(ベッド数に対する入退院の稼働率)がくさ、80%切ると、病院経営は苦しくなるったい。病床稼働率はくさ、冬はインフルエンザとかあるけん、バーっげな、上がるったい。ばってん、夏はさっきの100床ぐらいの病院やったら60%台になることもあるったい。俺が入院しよった岐阜ハートセンターとかくさは、専門病院やけん、90床ばってんそのぐらいの病床数でもいけると。総合病院とかはきつかろうね。

 それに、看護師配置基準というとがあると。何人の患者さんにくさ、一人の看護師がつくげないう基準ったい。

  一般の病院で一番しんどいとが「7対1」ったい。七人の患者さんを一人の看護師で「看る」ったい。何やできそうやんかと思うかもしれんばってん、これに急性期病院(意味はまた後日)とかくさ、救急救命病院とかになってくるとくさ、ICUとかSCUとかHCUとかが必要になるったい。聞き慣れん言葉やろう?

  ICUは特定集中治療室ったい。SCUは脳卒中ケアユニットったい。HCUが高度治療室ば言われてくさ、ICUと一般病棟の中間ったい。救急医療に携わる中小規模の急性期病院なんかではあると。まあ総合病院やね。
 
 看護師基準はICUがなんと2対1ったい。救急医療とか病院とか急性期病院で採用されとると。SCUは3対1ったい。脳神経外科の病院で採用されとる。

 HCUが4対1たい。

 看護師には「臨床看護師」「病棟看護師」「手術看護師(オペ看)」とかいろいろあってくさ、総合病院げなになるとICUとかHCUの看護し基準とミックスステたとえば7対1とかにせんといけんめいが。看護師さんは大変ばい。やおいかんと思っとると。

 厚生労働省に申請してある看護師基準をくさ、守ってなかったら監査の時に指摘をうけてくさ、それが改善されんと、まずは、診療報酬ば大きく減らされると。例えば、7対1基準の病院が実際は10対1にとかになっとったらくさ、ダメったい。だけん監査が入る前にはくさ、病院の事務局は、しっちゃかめっちゃか(バタバタ)やろうが。

 そうやね。「博多弁じじい親父の独り言」シリーズは当面、宝徳ジジイが、医療業界の闇を暴いたろうかね。TVのプロデューサはなんでかしらんばってん医療モンのドラマがすきやけん、みんなもTVで医療モンがわかりやすくなるばい。

 この「病院の治し方」のドラマはくさ、それがよお、表現されとるとって。
 
 ここは、松本にある24時間体制の相澤病院がモデルかいな? そのスピードスケートの俺が大好きな小平奈緒さんのスポンサーで、「神様のカルテ」げな小説のモデル病院にもなったすごか病院ったい。それにくさ、神様のカルテのTVドラマは、昔から一番好きな女優の清野菜名がでとろうが。たまらんちゃん。

 そういえばくさ、宇佐美の親父さんがくさ、函館で瀕死の怪我(頭蓋骨を割った)を追った時に見舞いに行ったらくさ(もちろんICU)俺にこげん言うったい「宝徳なあ、この病院の看護師はだいたい、二人のローテーションで俺を看てるぞ」と言ったりくさ、後日退院してから話しばしとる時にくさ、一般病棟の看護師基準(こんなことばは親父さんは知らんばってん)を7対1と当てとったとて。この時にはくさ俺はまだコンサルになる前やけん言葉すらしらんやったばってん、コンサルになってくさ、苦労して覚えたことをくさ、一瞬で見抜いとったったい。すごか〜。親父さんの頭は、歩くAIやね。いやAI以上や。

 ほならまた医療の闇のことば書くけんね。

医療にある 価値観観ると そこにある  病人をみず 病気見る世界

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このページは、宝徳 健が2025年4月11日 00:35に書いたブログ記事です。

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