平成二十一年(2005年)九月二十日に開始したブログ累計記事 現在10061通目です(後で数えなくていいように)
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大祓詞の文章をそのまま載せるのではなく、超訳をしています。
1万年以上前から「国体しらす」と「うしはく」の戦いは敵だけではありませんでした。皇室内にも国民にもいます。何年も何年もできれば武を使うことなく、工夫に工夫を重ねてしらすの道を探りました。今でも、口に出されませんがそうです。
国民がこの本当の日本の歴史=憲法を知らずして、どうしてこの素晴らしい目的を持っている国をよくできるでしょうか?
今日は、その「工夫に工夫を重ねて」の大祓詞(おおはらえのことば)のところを解説します。ちょっと言葉が難しくなるかもしれませんが、「ああ、そんなもんか〜」というぐらいの感じで結構です。
※最初は、専門用語の整理
❶下つ磐根(したついはね)に宮柱に太敷き立て(みやばしらふとしきたて)
国つ神の国に、天つ神を宿す太い柱を建て。そうすればあらゆる罪、穢れは消滅する
❷高天原に千木高知りて
山の神に、木を伐り出すお祀りをして(木の根や枝葉を祀ること)
❸天の御影(あめのみかげ)
空の影を意味する。神や霊魂を姿を現す
❹日の御影(ひのみかげ)
太陽の影。神さまの威厳や尊厳
❺隠りまして
隠れている状態。天つ神と国つ神が一緒に隠れていて、神の威厳が際立っている様子
実際に超訳には、この言葉は書きませんが。大祓詞を理解する上ではとても大切な言葉です。
四方の国の中と日高見国を安心できる国だと定め、そこに大きな柱を立てて、高天原に木などを祀って天孫(瓊瓊杵尊:ににぎのみこと)の住む屋敷を作って、神の霊魂や尊厳を天つ神と国つ神が一緒に隠れて神の威厳をもって、安らかに過ごせる場所で「しらす」を実現することを誓いました」
「そして、そこにいる天つ神、国つ神ちがこれからいろいろ罪を重ねるであろう」
続けて書いた方がわかりやすいのですが、今日はここまでにしておきます。
なぜなら大祓詞前半の終盤に書いてあるこのキーワードがとても重要になるからです。
一切の権力を手放した天皇陛下は、国のため、国民のために祭祀を行うことがお仕事なんです。いつもいつも毎日毎日、「安国と平らけくしろしめしているか」と自己を反省して四柱の神に「祓ひ給へ、清め給へ」と祈っていらっしゃるのです。
どうやってそうするかということを明日、解説します。明日で一通りの大祓詞の超訳を締めますね。明後日、それを最初からそれを一気通貫で整理します。これは私たち日本人にとってかけがえのないものなんです。
永く永く 一万年の 昔から しらすの国の 変はらぬあり方
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