五・一五事件(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)五月十五日 木曜日)2

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 昭和七年(1932年)五月十五日に、五・一五事件が起こりました。表向きには海軍青年将校による犬飼毅首相の暗殺になっています。この表向きの理由は、今だ日本に蔓延る(はびこる)共産主義左翼勢力とそれを支持するメディアの責任です。真因は、経済です。経世済民(けいせいさいみん:世を治め民の苦しみを救うこと=政治)です。

 経済とは国の身体や健康状態そのものなんです。経済=国の身体が健康そのものだから、政治・法律・軍事力・福祉・教育等々ができます。

 病んでいる状態ではそれができないのです。

 日露戦争がで世界が驚愕するような大勝利を治め、これまた信じられないぐらいの平和な社会が訪れ五大国にまでなった我國日本です。そこにみんな甘えてしまいました。官僚が軍部も含めて官僚化してしまいました。必要のない軍事費予算を海軍と陸軍が無意味な競争をして大蔵省接待を始め、世界で最も優秀な兵士たちと世界最強の帝國陸海軍とそして、世界で類を見ない立憲君主国 大日本帝国を潰してしまいました。メディアはそれを煽りました。国防費がGDPを占める割合は考えられないぐらい高くなりました。当然ながら国内経済は停滞します。

 その経済の停滞が続いていることに対して、朝鮮半島には国家予算の二割を注ぎ込み、同半島の近代化を進めました。満州・台湾を国防上の重要な地域として経営しました。

  それでも、権利をすべて手放している、立憲君主 昭和天皇陛下は、口を挟むことができません。

 兵や士官の多くは、地方の次男坊・三男坊です。家は困窮しています。その理由がわかりません。官僚化した軍部に派閥ができます。今の我國の利権集団みたいなものです。

 彼らが自分の利権を守るために起こしたのが五・一五事件です。

 歴史をきちんと知りましょうね。でないとこんなことになるのです。そして昭和十一年(1936年)の二・ニ六事件へと続きます。また書きます。

真実と 真理と事実 知らざれば 不幸な歴史が 撒き散らされる

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このページは、宝徳 健が2025年5月15日 02:52に書いたブログ記事です。

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