平成二十一年（2005年）九月二十日に開始したブログ累計記事 現在１０097通目です（後で数えなくていいように）
このホームページをお読みになると私の今の仕事がよくわかります。
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昨日の歩数はくさ、10,119歩/６０分ったい。今日は雨、上がった歩くばい。それまでゆったり仕事をするったい（と言う気持ちで。少し焦っているばい笑）。
お天道様 今日も良か一日ば送るけん観とってください
1.貧者の一灯（随分話をはしょっています）
日本では、貧しい人を貧者とはいわんばってん、それは許しちゃりやい。貧しいかどうかは自分で判断する言葉やけんね。インドの話ばってん、良か話やけん聞いちゃりやい。
釈尊の説法を聞きたいか「難舵：なだ」げな言う女性がいたったい。ばってん、彼女にはお金がなかったとって。ある時、難舵が熱心に釈尊の話を聞きたかげな言葉ばきいた、老婆はくさ、難舵の熱意にほだされて自分もまずしかとくせに、なけなしのお金を渡したったい。まだ、間に合うげな思ってくさ、難舵は釈尊が来とる場所に向かったと。その場所に近づいた時くさ、油屋のあったけん、灯明を釈尊に捧げるための油を買い求めたったい。すると、油屋の主人は（難舵が老婆からもらったお金を見て）、「それでは金額が足りんけん油ば売れんばい」、と言うとって。だけん難舵は、言ったと「足りん分は私のこの黒髪ば切るけん、それで足しにしちゃらんね（難舵は見事なまでの長い髪やったと）」げな言ったったい。油屋の主人がくさ「そげなお金を何に使うとね」と聞いてきたったい。
「お釈迦様にどうしても一灯を布施したいのです。どうか......」
油屋の親父はくさ、「そうか、釈尊の。それでは足りない分は俺のお布施にするったい」げな言ったったい。なかなか良か親父ばい。
難舵はくさ、恭しくその油ばいただいてお礼をして釈尊が説法をしとる精舎に向かっとって。そこは王様の家ったい。難舵は無心で駆けたったい。
次の朝くさ、精舎では目連（もくれん：釈尊の高弟）がくさ、灯明の後始末ばしとったとって。灯明は王様が贅をつくしたけんすごい数やったとって。目連が日ば決して回ったとに一灯だけどげんしてもこげんしても消えん火が消えん灯明があったったい。だけん「あの灯明だけ消えんとです」げな釈尊に言ったったい。
「あれは素晴らしか心の灯明やけん、どげんしてもこげんしても消えんばい。海よりも広か大きか広済（こうさい）の心から布施された灯明やけん」 つづけていいんしゃったとって。「布施は心掛けったい」げな・
「長者の灯明より貧者の一灯」げな言う言葉ができたと。
心きよし 無心のお布施 困難に 出逢へど出逢へど その火は消えぬ
2.民のかまど（これもかなりはしょっています）
仁徳天皇は高台に登って国を見渡されたとって。すると、民家のかまどの煙が上がっとらんめいが。これはいかん、民が貧しいったい。と思われて苦しんだと。３年間無税にしたと。三年経ってくさ、后が「もうよかろう。無税は」げなおっしゃったったい。ばてん仁徳天皇はくさ、「まだ全部の家から煙ば立ち上っとらん。もう一年ばい」げなおっしゃったとって。もう仁徳天皇と后の生活は金のなかけんくさ、ぼろぼろったい。一年経ってようやく全戸から煙が元気よくたちの登ったとって。
民はくさこれに感謝して仁徳天皇が亡くなった時、無償で御陵づくりに力を発揮したったい。だけん、仁徳天皇陵は世界一大きくなったと。
まさに経世済民ばい。
それに比べて・・・やめとくばい。今日は良か話の順番ばい。
３．博多にわか
「なしてや。なしてや。仁徳天皇はそげんすごいとや。お腹ばすかんやったとかいな」
「そうったい、民のことが、すいとったけん」
おそ松様です。
徳孤 ならず 必ず隣あり（論語）
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