千夜一夜物語1(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)五月十八日 日曜日)2

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  息子が小さい時は、私が早く帰ったときや出張で泊まりではないときは、必ず、お風呂に一緒に入ること、一緒に寝ること、寝る時に、面白い話をすることせがんできました。いろいろな話をしました。中でも、古記事とギリシャ神話と千夜一夜物語が大好きでした。ランキング1位は、千夜一夜物語でした。私が話していても面白い。なぜ、千夜一夜物語というかということと、40というイスラムの数値にとても興味を示していました。前にもブログに書いたのですが、シリーズで再掲しますね。

 千夜一夜物語=アラビアン・ナイトです。シンドバッドとかアラジンと魔法のランプなどがそうです。もちろんエッチな表現は除いて話しました(アラビアンナイトは、かなりエッチです)笑笑。
   物語に入る前に、アラビアンナイトの背景を。

 ササン朝ペルシャ(今のイラン)にシャーリャルという勇猛な王様がいました。弟がいて、名前がシャー・ザマン。この弟もある国を治めていました。


 二人はしばらく会う機会がなかったのですが、あるとき、弟王は兄王の国を訪ねました。弟王は、出かけたのですが、兄王へのお土産を置き忘れてきたのを思い出して、一度もどりました。

 す・す・するとどうでしょうか。后が黒人奴隷とエッチをしているではないですか。弟王は二人を殺してしまいます。


 その後、兄王を訪ねたのですが、何もする気になりません。兄王は心配です。ところが、数日後、弟王は、兄王の后の不義を目撃します。この后も黒人奴隷と戯れています。


 外出先から帰ってきた兄王に弟王は真実を伝えます。兄王は信じません。そこで、二人で旅に出るふりをして、ひそかに戻ってみるとやっぱりやっているではありませんか。

 ふたりは何を信じていいか分からず、旅に出ます。旅先で、魔人とその情婦に出会います。この女も、魔人の目を盗んで、自分たちと交わろうとします。「女はこんなものか」と憤りを感じます。

 ふたりはそれぞれの国に帰ります。そして兄王シャーリャルは、「この大地の上に一人として貞淑な女などいない。女とはこの世に生かしておく必要がない生き物だ」と宣言し、宮殿の女をことごとく殺してしまいます。

 そしてその夜から、街の処女をひとりずつ呼び寄せ、夜伽をした後、朝になったらその女を殺すようになりました。ついに街中から処女がいなくなりました。しかたなく、ある大臣が娘のシャーラザッドを差し出しました。

 シャーラザッドは、妹と共に王の寝所に行きました。そして、王に物語を語ります。その話の面白さに、王はシャーラザッドを殺すことができませんでした。そして、とうとう物語りは千と一夜も続きます。ですから、千夜一夜物語といいます。

 結果的には、王は自分のしてきたことを反省し、シャーラザッドを后として迎えます。

 では、次回からシャーラザッドの面白い話を紹介していきます。

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このページは、宝徳 健が2025年5月18日 02:09に書いたブログ記事です。

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