平成二十一年(2005年)九月二十日に開始したブログの累計記事が、現在10,219通目です(後で数えなくていいように)。
昨日は5,827歩でした。今の時期はこのぐらいでいいですね。
お天道様、今日もどんなことがあっても良か日にしますけん観とってください
外交の失敗
トランプが広島・長崎への原爆投下を「あの攻撃が戦争を終わらせた点で本質的に同じだった」と述べました。これに対し日本政府はコメントを避けました。では、私から二つ。
❶今、安倍元首相がご存命だったらトランプはこのコメントは出していません。世界政治において、どんなに悪いことしても自分を正当化することは当たり前のことです。でも、安倍さんがご存命ならコメントの内容を変えていたでしょう。
❷私がこのブログでトランプが大統領に当選してからずっと書いてきたことは「トランプと一緒に戦え」でした。その外交戦略が絶対に必要でした。その流れの中で我が国の日本独自の道を作ることができました。それは支那共産党やロシアや北朝鮮に対するものすごいパワーになったはずです。私だって大東亜戦争時のアメリカのあの戦時国際法違反ジェノサイドは絶対に許すことができません。それに、今でも、日本のことを世界で一番嫌いなのはアメリカです。ただしこれまで両国は共産主義と対峙するためには日米同盟で対抗するしかなかったのです。その時日本は実質世界一の経済大国でした。敗戦国日本は同盟を組んでもアメリカにメチャクチャやられましました。でも、日本の宰相たちはそんな状況でもなんとか「孤高」を貫こうとして四苦八苦していました。だから日米同盟が続きました。
今の日本は自分たちの外交の失敗が今回のトランプの発言であることに気づかず、そして、コメントを避けました(避けるのは仕方がないがコメントの中身ではなく、広島・長崎に対する抗議ぐらいはできたはず。本当の外交関係を作っていたら)。トランプの大統領当選から、今回の石破のG7不参加、そして、トランプの発言。これはまさに外交の失敗です。明治の男たちならあの国力にどのくらい差があるか正確に知ることさえできないロシアに対してこんな弱腰な対応はしませんでした。小村寿太郎も榎本武揚も陸奥宗光も。そして、大東亜戦争前に政局で外交官を外されていた天才外交官 石井菊次郎のアメリカへの対峙の仕方も。
今、経済力がどんどん落ちています。国家経済を6割を支える民間消費経済を政治・官僚は、無視し、自分たちの政局や利権団体を守ることしかしません。こんな体たらくでどうやって「孤高」を作ろうとできるのでしょうか?
このままいけば、トランプは日米同盟を解消するでしょう。なぜならば今の日本に同盟を組むメリットはアメリカには何もないからです。今回のトランプの発言はそれを意味します。そんなことになったら日本は、「支那共産党」「ロシア」「アメリカ」「北朝鮮」「韓国」という軍事力が世界で一番集まっているこの極東で「孤高」ではなく「孤立」してしまいます。
「経済成長第一に」を訴えに訴えていて、それだけの知見もある高市早苗しか真に日本を救える人間はいないでしょう。昔、イギリスが本当にダメになりそうな時にサッチャーが登場したように。
このままでは、日本未来昔話が本当のことになりそうです。
では、今日は、平成二十一年(2009年)十二月二十一日の記事です。当時のそのまま書きます。
引き続き、おばあちゃんとまさる君(10歳)は、「永住外国人への地方参政権付与法案(以下、参政権問題)」を話し合います。
「まさる、昨日は、どうして、各党とも、この問題に熱心な人が多かったかということろで終わったね」
「うん」
「情けない話だけど、自民党、民主党、公明党は、自分の支持基盤を強くするために、参政権問題を訴えた人が多かったんだよ」
「うん」
「情けない話だけど、自民党、民主党、公明党は、自分の支持基盤を強くするために、参政権問題を訴えた人が多かったんだよ」
「それだけ? なんか情けないね。国がつぶれるはずだよ」
「そうだね。もし、この法案が通ってしまったら、この法案を拒否した政党には、在日の人たちは投票しないからね。それだけなんだよ」
「国がつぶれるはずさ」
「共産党は、もっとひどいけどね」
「なあに?」
「国籍を一切なくして、同じ土壌でいいじゃないか。地球はひとつじゃないか。という考え方を『コスモポリタン』というんだけど、そのコスモポリタンの究極が『コミンテルン』と呼ばれるものなの」
「コミンテルン?」
「そうよ、かつて共産主義者というのは、世界から国境をなくそう。そのためには、武力革命でもいい、と言っていたの。中国が大東亜戦争後、侵略したチベットや新彊ウイグル自治区などは、まさにその典型なの」
「えっ、中国って侵略国家なの?」
「そうだよ」
「なのに、日本を侵略国家って言っていたの?」
「それが、外交ってものさ。話を戻すね。そうやって、共産主義は武力によって自分たちの都合のよい世界を作ろうとしたやからなんだよ。でも、他国にはそれを強制しながら、自国には他の侵入を許さないんだよ」
「なんか、政治って怖いね」
「そうだよ。だから、国民一人ひとりがしっかりと勉強して、そして、国防をしっかりとする必要があるんだよ。「力なき正義は国際社会では正義にあらず」なんだよ。」
「そうだね」
「共産党はね、武力では無理だと思ったので、政治の主体を『国民』から『住民』『市民』におきなおすことで、国家意識の希薄化を図ろうとしたの」
「ほんとに怖いね。よくわかった。でも、おばあちゃん、共産党のやり方は別にして、地方参政権がなぜ、国家にまで影響を及ぼすの?」
「ほんとうにいつもよい質問をするね。じゃあ、それは明日教えてあげよう」
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