平成二十一年(2005年)九月二十日に開始したブログ累計記事 現在10138通目です(後で数えなくていいように)
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今回の合意の経緯は、2024年の財政検証で過去30年間と同じ程度の「経済状況(パワーワード①)」が続いた場合、2,057年の基礎年金(国民年金「保険」)の給付水準が三割ほど低下することがわかりました。その対応として政府は厚生年金の積立金(会社勤め・公務員が積み立てたお金)を流用して基礎年金(国民年金「保険」)を底上げしようとしました。つまりサラリーマンの金を個人事業主に流用しようとしたのです。
バカですよね。これって、うちの家の米が足りないから、あんたのところの米をこっちによこせと言っています。これ近々選挙がなかったらこの案が採用されていました。ところが七月に参議院議員選挙があります。さすがにサラリーマンの反発が予想されるので、政府内で見送られました。
もし選挙がなかったとしたら、次に財源確保のために政府は何を考えたと思います?
サラリーマンの妻の専業主婦(第3号被保険者)を廃止し基礎年金保険料を払ってもらうというやり方です。私のかみさんも専業主婦です。彼女は完璧に家事をします、23年住んだこの賃貸マンションは今でもピカピカです。恐らくこのマンションを出ることがあっても大家さんは、経年劣化も含めて我が家に退去精算費用は請求はできないでしょう。それぐらいピカピカです。彼女の「専業主婦という事業は」は明らかに報酬を稼げる内容です。私は働く身として私はその報酬を生活費として彼女に喜んで渡しているだけです。恐らくダスキンであったらこの掃除技術だけで30万円/月はとります。それに炊事洗濯などが付加されます。
どれだけ私が稼ぐことに対して家で力を尽くしてくれているかどうかわかりません、その努力を無にするなど、とても考えられません。子供が小さい時など、その負荷もすごいものがありました。先日、スーパーに買い物にいく時、三人の赤ちゃんが同時に乗れるベビーカーを押している若いお母さんがいました。話掛け祖父の私は、「三つ子ですか?」と聞きました。最高の笑顔で「はい」と答えてくれました。「大変ですね」と聞くと彼女は少しはにんでうなづきました。私は3つ子が乗るベビーカーを初めてみました。主婦とは偉大なんです。みんなプロなんです。こんなことを政府がしたら専業主婦の反乱が起きます。
以前、七人の秘書というTVドラマがありました。木村文乃さん、菜々緒さんなどの私の好きな女性がたくさん出ていました。彼女たちは、毎回ドラマの最後に必ずこのセリフを言います。「秘書舐めんなよ」と。今回、第三号被保険者控除を廃止したら、主婦たちからこんなセリフが聞こえそうです「専業主婦舐めんなよ!!!」。
何においても物事を解決しようとすると何から手をつけなければならないかわかりますか? 「原因(パワーワード②)」からです。原因から対策を打つことを「根治療法(パワーワード③)」と言います。結果に対して対策を打つのを対症療法と言います。パッチ当てです。結果に対して対策を打つと人によって結果が違うので、対策が無数になります。また、意見も多数出ます。金もかかり国家予算は膨らんでしまいます。
根治療法はそれが防げます。なのに、今回も政府は対症療法に終始しました。令和の米騒動でもそうです。一時的に備蓄米の放出をするのは良いでしょう(遅すぎましたが)。でも、根本原因は「農政族の存在(ボスは森山(幹事長))」と「JAの流通網に対する利権」です。彼らが金を取るために米高となり、そして、流通を握る者は全てを支配できることを知っています。彼がが金を取りたいから減反政策になります。そして米を作っている農家はちっとも幸せになりません。それどころが廃業している農家のなんと多いことか。この利権を破壊するという「原因が(パワーワード②」に対する根治療法(パワーワード③」がなされないと米高では解消されないでしょう。では、今論じている今の年金問題の「原因」「根治療法」ってなんですか?
パワーワード①をご覧ください。政府も官僚も何が真因(真の原因)かわかっているのです。「経済状況」です。少子化や高齢化で我國はもう経済成長しないというパラダイムが財務省の官僚に染み付いています。なら、戦後の復興はどうだ。戦争というのは優秀な人間から死んでいきます。それでも日本は高度経済成長を成し遂げました。これがなかったら日本は共産主義化していたかもしれません。
それを救ったのが我國史上最高の総理大臣 池田勇人という人でした。ある意味彼も我が国の英雄です。さあ、明日は、池田勇人さんが何をしたか、そして物価高でも国民が悠々と生きていられる経済政策とは何か。さらに、今の愚かな政府と財務省が真因に気づいているのにそれに手をつけない(つければ大丈夫なのことに気づいていない。やる能力がない)ことを話しましょう。簡単な話です。
無数にある 結果に対策 打つでなく 世を守るため ほどこすは何か
人間の あらゆることの 解決は 結果ではなく 根治療法
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