修行じじいのAI純情8(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)六月四日 水曜日)4

| コメント(0) | トラックバック(0)
平成二十一年(2005年)九月二十日に開始したブログ累計記事 現在10144通目です(後で数えなくていいように)
このホームページをお読みになると私の今の仕事がよくわかります。
https://batonz.jp/partner_adviser/keieisenr


  昨日の記事の中の専門用語の解説からでした。少しずつやりましょうね。ホワイトハッカーを目指す私には最適な学習事項です。まず、生成AIを悪用する攻撃①です。
  • フィッシング詐欺の高度化:
    • 生成AIを使って、より自然で説得力のあるフィッシングメールやメッセージを大量に生成します。
    • 特定の個人や組織に合わせた、パーソナライズされたフィッシングメールを作成することで、だまされやすさを高めます。
 生成AIのお得意事項です。これは私たちみんなに関係があります。前者は、メールなどには十分注意。私たち昭和の人間は連絡をもらったら返さなきゃというのが身に染み付いています。うちの息子なんかは登録された番号以外には出ません。あとで、検索してその電話が関係あるところにしかしません。また、これも登録されていないメールは見ないどころか開けません。

これはオレオレ詐欺なんかに活用されたたたまりませんね。

  • マルウェア・ランサムウェアの生成:
    • 生成AIにマルウェアやランサムウェアのコードを作成させ、悪意のあるソフトウェアの開発を効率化します。
    • 新たな種類のマルウェアを生み出す可能性も指摘されています。
 この言葉を知らない人がいるかもしれないので。マルウエア

マルウェア (Malware) 

「Malicious Software(悪意のあるソフトウェア)」の略です。コンピュータやシステムに損害を与えたり、

不正な操作を行ったりすることを目的としたソフトウェア全般を指します。

非常に広範な概念であり、その目的や機能によって様々な種類に分類されます。

マルウェアの種類と特徴の例:

  • ウイルス (Virus): 他のプログラムに寄生し、自己増殖して感染を広げるマルウェアです。人間が感染するウイルスと似た働きをすることから名付けられました。
  • ワーム (Worm): 単体で動作し、ネットワークを通じて自己増殖しながら他のコンピュータに感染を広げるマルウェアです。
  • トロイの木馬 (Trojan Horse): 有用なソフトウェアやファイルに見せかけてユーザーにダウンロード・実行させ、その裏で悪意のある活動を行うマルウェアです。自己増殖はしませんが、バックドアの作成、情報窃取、遠隔操作など様々な目的で使用されます。
  • スパイウェア (Spyware): ユーザーの同意なしにコンピュータに侵入し、個人情報、閲覧履歴、キー入力などの情報を収集して外部に送信するマルウェアです。
  • アドウェア (Adware): 不正な広告を表示したり、偽の警告を出したりしてユーザーを騙し、不要なソフトウェアのダウンロードや金銭の支払いを促すマルウェアです。
  • ボット (Bot): 攻撃者によって遠隔操作されるプログラムで、感染したコンピュータを「ボット」として乗っ取り、DDoS攻撃の踏み台にしたり、スパムメールの送信などに悪用したりします。

ランサムウェア (Ransomware) とは

ランサムウェア (Ransomware) は、マルウェアの一種であり、特に「身代金 (ransom) 」を要求することを目的とした悪意のあるソフトウェアです。感染すると、以下のような被害を引き起こします。

  • データの暗号化: コンピュータ内のファイルやデータを勝手に暗号化し、ユーザーがアクセスできないようにします。復元するためには「復号鍵」が必要となり、攻撃者はその鍵と引き換えに金銭(多くは仮想通貨)を要求します。
  • 画面ロック: コンピュータの画面をロックし、操作を不可能にします。「身代金を支払えばロックを解除する」というメッセージが表示されます。暗号化型に比べると、データ自体は暗号化されていないため、復旧できる可能性は高いとされています。

 明日は事例を交えてマルウエア、ランサムウエアへの対策などを解説します。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/10033

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2025年6月 4日 09:19に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「博多弁じじいのつれづれなるままに:標準語編(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)六月四日 水曜日)3」です。

次のブログ記事は「天安門事件三十六年(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)六月四日火曜日)5」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。