白書検討❺(皇紀二千六百八十五年 令和七年(2025年)六月十三日金曜日)

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このインビュー記事をお読みくださると私の今の仕事がよくわかります
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 昨日から、2025年度中小企業・小規模企業白書における「中小企業・小規模事業者の動向」については、以下に点が挙げられいます。これを検証しています。中小企業診断士の一次試験はマークシート方式なので大丈夫だとは思いますが、この検証内容を試験の解答に選んではダメですよ笑。白書は今、何の科目になるんだろう。とにかく正解は白書の内容に沿って書いてください。一方、診断士の卵として、経済学、特にマクロ経済学ををこの検証からきちんと学び、企業にとって、今や政府が外部環境における脅威なんだというとを認識して合格したら支援にあたってください。キャッシュフローマネジメントをしっかりやってお金が外部に逃げにくい経営の構築をしてください。白書をそのまま読むよりもこの検証で白書の内容を学習した方が覚えやすいでしょ笑?今日は二番目の賃上げと人手不足です。

  • 経済状況の厳しさ: 円安・物価高の継続、そして30年ぶりの金利上昇が中小企業・小規模事業者の利益を下押しするリスクとなっています。特に、輸出よりも輸入の比率が高く、借入金への依存度が高い企業にとって、厳しい状況が続いています。
  • 賃上げと人手不足: 2024年の春季労使交渉では約30年ぶりの高い賃上げ率を達成しましたが、大企業との差は拡大しています。中小企業の労働分配率は既に8割に近く、さらなる賃上げの余力は厳しい状況です。しかし、人手不足は依然として深刻であり、人材確保のために業績改善を伴わない賃上げも増加しています。特に「現業職」(販売従業者、サービス職業従業者、建設作業者など)の人手不足が顕著です。
  • 経営戦略の転換: 物価、金利、人件費の上昇と構造的な人手不足に直面しているため、従来のコストカット戦略は限界を迎えています。付加価値や労働生産性を高める経営への転換が求められており、積極的な設備投資・デジタル化、そして適切な価格設定・価格転嫁の推進が重要視されています。
  • 労働生産性の伸び悩み: 労働生産性(一人当たり付加価値額)については、中小企業は伸び悩んでおり、大企業との差が拡大傾向にあります。
  • 倒産・休廃業の増加: 足元では倒産・休廃業が増加傾向にあります。
  もう一度白書のポイントを書いておきますね。
賃上げと人手不足: 2024年の春季労使交渉では約30年ぶりの高い賃上げ率を達成しましたが、大企業との差は拡大しています。中小企業の労働分配率は既に8割に近く、さらなる賃上げの余力は厳しい状況です。しかし、人手不足は依然として深刻であり、人材確保のために業績改善を伴わない賃上げも増加しています。特に「現業職」(販売従業者、サービス職業従業者、建設作業者など)の人手不足が顕著です」

  これも「結果」を現状報告として書いてあります。

1.労使交渉
 GHQ(進駐軍とはアメリカが自分たちを正当化するためにつけた名前です。本来は占領軍)のアメリカでは全く当てにもされない人間たちがその愚かさで日本をグタグタに送り込まれがケーディス率いる民政局が共産主義を日本に押し付けました。労働政策がまさにそうです。我が日本には、「労働(はたらかせられている)」「労働というのは悪だ」という価値観は日本にはありませんでした。全て欧米支那ロシアの価値観です。

 経済が疲弊すると人間は共産主義的な考え方をするようになります。

 マルクスが書いた資本論にある共産主義の唯一の価値観「労働価値説」です。石破や立憲共産党を見ればわかりますよね。最近は経団連も労働価値説からの発想をしています。目も当てられません。この敗戦後の貧しい時から日本を救ったのが池田勇人元総理大臣の所得倍増計画です。彼がいなければどうなっていたかを考えるとゾッとします。国民はくだらない共産主義に染まるのに時間が奪われるなら、どんどん上がっていく給料のためにうんと働いた方がいいと考えました。なので日本では共産主義が亜流になっています。

石破や立憲共産党は、労働価値説で賃金を上げれば消費が増えると考えています。信じられないぐらい「自分では気づいていない」共産主義者です。緊縮財政(プライマリーバランス本位制)をこのまま続けると我が日本は、国民が疲弊し共産主義の道に入っていくかもしれません。怖くて仕方がありません。

  これに加えて、GHQの中の民間情報教育局 (Civil Information and Education Section - CIE)が、日本人に対し「敗戦前の日本は全て悪だった」という「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム (War Guilt Information Program - WGIP)」という情報戦略を日本人に押し付け、それが何と敗戦後80年経っても多くの日本人のものを考えるベースになっています。この本をお読みください。ぞっとします。今でも売っているのかな? 眞相箱を泳い下さい。中古市場には出回っていますが、一般の本で検索しても出てきません。もうそうなってしまったのですね。言論封じです。あと江藤淳先生の「閉ざされた言語空間」これも名著です。弊社蔵書からです。



 それと賃金アップはほとんどの補助金で必須項目となりつつあります。補助金でさえ、共産主義化しています。政府に企業の賃金を決めてもらう必要はない。こんなことをすれば日本人はどうなるか?自分で稼ぐという考え方を持つようになり必要以上に働かなくなります。

2.人手不足
人手不足は自然と起きたものではありません。経済が伸びないから、それこそみんさんが大好きな言葉「労働」を「しなければならないから」です。政府はまた失われた30年を繰り返そうとしています。石破というのは国会討論を聞いていると信じられないぐらい愚かですね。私たちは今、私たちが味わっている共産主義社会を遺してはなりません。とにかく国家というのは経世済民という言葉にあるように経済なんです。人間で言うと身体そのものである経済が立ち直らないと法律も防衛も福祉も教育も何もできないのです。それば今の「自分たちでは共産主義と気づいていない」共産主義者の政府が愚かな政策を取ります。

3.山尾志桜里
 私は彼女を好きでも何でもありません。ただ民主主義の原理原則から申し上げると、彼女が選挙に出ることは自由で、当選するかどうかは国民が判断することです。メディアとか政敵ではない。今回の事件は

真実を報道するそれが民主主義を守る唯一の手段である

というのがマスメディアのコンセプトでありながら、メディアが率先して民主主義の原理原則を破ました。そのくせ、中央官庁の役人の言うことはヘイコラ聞いているのがメディアです。

 こんなことでは中小企業白書・小規模企業白書をそのままスルーで報道なんかしていたら、政府の考え方は決して変わりません。

「いったいこの白書に書いてあるポイントは何んだ」とメディアが叫べよ。

 私の夢は「民間中小企業白書フリーダム」の上梓です。この日本社会から利権団体を追い出し、若者たちに楽市楽座の社会を遺すことです。

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このページは、宝徳 健が2025年6月13日 00:40に書いたブログ記事です。

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