平成十七年(2005年)九月二十日に開始したブログの累計記事が、現在10,300通目です(後で数えなくていいように)。
このインタビュー記事を読んでくださると、私の今の仕事がよくわかります。
https://batonz.jp/partner_adviser/keieisenryakushitsu/
私は福岡出身なので、大学で上京するまで、ほとんど蕎麦を食べたことがありませんでした。博多はうどん文化です。ラーメンよりうどんです。
上京して、確か淡路町の「まつや」さんで、蕎麦を食べた時、「おいしい」と思いました。食べ終わると店員さんが「蕎麦湯です」と置かれた時に「蕎麦湯っておいくらですか?」と尋ねて笑われた経験があります。田舎者ですね〜🫣。
就職してから赴任地郡山で食べた時もその美味しさに驚きました。以来、蕎麦ファンです。大阪の瓢亭も美味しいなあ。
でも、ずっと、ざるそばは、もりそばに海苔を乗っけただけなのになんであんなに価格差があるの?とずっと思っていました。この前あるところに載っていましたので紹介します。
江戸時代には、今のもりそばのようなものしかなかったようです。今と違って、茹で蒸したもので非常安価な軽食だったみたいです。そう言えば、鬼平犯科帳で長谷川平蔵がよく入るのも蕎麦屋です。お酒も飲みます。なんでも江戸時代の居酒屋の中心はそばやだったとか。だからタネ(つまみ)が豊富なんですね。出光興産株式会社本社勤務の時は、15時ぐらいになると、「ちょっと出てくる」と言って帝劇ビルの地下にある「藪蕎麦」に行きました。最初は、蕎麦がきと天ぷらと熱燗。終わったらざるを食べてから事務所に戻りました。もちろん当時は内緒です。
閑話休題。蕎麦打ち技術が発達すると、江戸時代の中期には、ゆでそばが誕生します。その元祖が、「江戸・深川の伊勢屋」です、茹でた蕎麦を当時主流だった皿やせいろではなく、たけざるに持って提供したそうです。大人気だっとか。
それに対して「ざるそば」が登場したのは明治時代以降だそうです。当時高級だったみりんと使うなど、つゆもりそばとは違うものをは違うものに改良されたそうです。目的? 単価アップです。高級品志向です。メニューの変更です。海苔も乗せました。
なので高級なのが「ざるそば」で、それまでのものを「もりそば」と言ったような(知らんけど:関西弁笑)
じゃあ、今は? 普通の、もりそばに乗り乗っけただけじゃん!一部高級店では、ざるそばは、そばや汁にこだわったり本わさびを使ったりして差別化を図っているそうです。
進化する 我が国の知恵 刻々と うまいものを 食べたい気持ちで
コメントする