平成十七年(2005年)九月二十日に開始したブログの累計記事が、現在10,289通目です(後で数えなくていいように)。
このインタビュー記事を読んでくださると、私の今の仕事がよくわかります。
https://batonz.jp/partner_adviser/keieisenryakushitsu/
人間は自分が予想もしない素敵なことや綺麗なものなどと接すると、感動涙が出てくるものですね。
笑みたたへ 永き修行の 弥勒像 五十六億 七千万年
最初に観たのはいつだったっけなあ。出光興産株式会社大阪支店に転勤してきたときですから、平成十三年です。家族で、法隆寺を体験しに行きました。世界最古の木造建築のお寺です。もちろん作ったのは、聖徳太子です。
その近くに、奥様が祀られた中宮寺があります。そこに弥勒菩薩たいらっしゃいます。
仏教の経典にもありますが、弥勒菩薩は現在、兜率天(とそつてん)という天上で修行を積んでおられ、その遠い未来に人間界に下生(げしょう)し、弥勒菩薩から弥勒如来になっ(つまり悟りを開いて)私たちを救いに来るという人気様です。
いつ降りてくるの? って? 釈尊入滅後五十六億七千年後です。考えられないぐらい永い修行です。
書いた和歌は、そのときに詠んだものです。
初めて弥勒菩薩を観た時は、しばらく動けませんでした。その美しさに、涙が出てきました。その厳かさに。この世で一番美しい美術像です。正式名称は
弥勒菩薩半跏思惟像
です。半跏思惟像(はんかしゆいぞう、またははんかしいぞう)というのはは、仏像の一つの形式で、「半跏」と「思惟」の二つの特徴的な姿勢を持っています。
半跏(はんか)の姿勢:多くの場合、左足を垂らし、右足を左膝の上に置いています。台座に腰掛け、片方の足を垂らし、もう一方の足をその垂らした足の膝の上に組む座り方を指します。
思惟(しゆい)の姿勢:頬に片手を添え、物思いにふけるようなポーズをとっています。一般的には右手を曲げて、その指先を軽く頬に触れています。
この「半跏」と「思惟」の姿勢が組み合わさることで、人間の生老病死といった苦悩について深く思索している様子を表しています。悟りを開く前の釈迦が人生の真理について考えている姿や、未来に衆生を救済するとされる弥勒菩薩が思索にふける姿を表すことが多いのです。
(中宮寺ホームページより)
たたずむと あふれるような 慈悲深い 無限大量 弥勒の姿
いつでも行きたい場所です。
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